お正月準備はいつから始めたらいいのか、理想的なスケジュールの立て方と準備するものについてお伝えします。
12月に入ると、年賀状書き・お歳暮の準備・冬至・クリスマス・大掃除と大忙しの毎日です。
お正月を心穏やかに笑顔で過ごすためにも、スケジュールを立ててお正月準備を進めて行きましょう。
お正月準備はいつから始める?
12月は、年賀状書き・お歳暮の準備・冬至・クリスマス・大掃除そしてお正月準備と盛りだくさんですが、どれもおろそかにできない1ヶ月間ですよね。
その中でもお正月準備は、新年をより良い年にするためにとても重要になります。
理想的なお正月準備の始め時期を紹介しますね。
やはり良い年を迎えるためのお正月準備は、「正月事始め」と呼ばれる12月13日辺りから徐々に始めましょう。
「クリスマスが終わったら一気にやれば大丈夫よ。」なーんて軽く考えていませんか?
その考えはちょっと甘いかもしれません。
25日を過ぎればお正月まであと1週間しかありません。
はっきり言って、1週間で新しい年を迎えるためのお正月準備をすべて間に合わせるのは到底無理ですよ。
昔は、12月13日(地域によっては12月8日)を「正月事始め」として正月の準備を始めたんです。
現代でもこの「正月事始め」の時期には、お寺や神社の「すすはらい」の様子がテレビのニュースで毎年流れているのは皆さんご存知でしょう。
お正月準備の理想的なスケジュールの立て方
何をするにも、ただ闇雲に事を進めてもうまくいきませんよね。
まずはしっかりスケジュールを立ててから始める事で、やり残しやうっかり忘れなどを防ぐことができます。
また、年末ぎりぎりにアタフタしたりバタバタすることもなくなりますよ。
スケジュールを立てるときのポイント
■12月に入ったら、スケジュール表をなるべく早い時期に作りましょう。
遅くとも「正月事始め」の12月13日までには完成させましょう。
■少し余裕をもったスケジュールにしましょう。
ハードなスケジュールにしてしまうとストレスがたまり、気持ち良く仕事が進みません。
たとえスケジュール通りに進まなくても後日やることができるような余裕があるスケジュールが良いのです。
クリスマスという大きなイベント前は、あえてお正月準備は入れないようにしましょう。
クリスマスの準備はそれだけに集中しましょう。
焦ったりイライラしたくないですもんね。
心置きなくクリスマスを楽しみましょう。
⇒
クリスマスツリーは手際よく飾り付けをしませたいですよね。
参考にしてくださいね。
お正月準備の主な項目
お正月準備の主な項目はそれぞれの家庭で違いはあると思いますが、一般的なものを紹介しますので、あなたの家庭で必要なものだけをピックアップしてくださいね。
・年賀状の作成と投函
・お歳暮の手配
・おせちの食材の買い出し
・大掃除
・お年賀や手土産の準備
・お正月飾りやお年玉袋の用意
・おせち作り
・餅つき(餅をつく方)
・病院(薬を出してもらう)
・銀行(新券に交換)
・ペットのトリミング予約 など
年賀状の作成と投函
年賀はがきは早めに用意しておきましょう。
11月に入ると発売開始されますよ。
⇒ 年賀状の余りは交換して有効活用 手数料は?そのまま使える?
昨年の書き損じのはがきをしっかりチェックして枚数を決めましょう。
⇒ 年賀状をやめたいと思うきっかけ 減らす方法とやめるタイミングは?
年賀状の枚数を減らしたいなら、出す出さないの分別を始めてみるのもいいのではないでしょうか。
自分で作成する場合は、プリンターのインクの予備を忘れずに準備しましょう。
途中でインク切れになってしまうと、せっかく始めた年賀状作成が中断してしまいますからね。
元旦に届くためには12月25日までに投函しましょう。
ぜひ、クリスマス前には済ませいたいですね。
お歳暮の手配
お歳暮は12月上旬~25日あたりに届くよう手配しましょう。
⇒ お歳暮の時期はいつからいつまで?間に合わない時の対処方法と贈る範囲
誰に送ったらいいのか、贈る範囲も毎年チェックしましょう。
おせちの食材の買い出し
おせちの食材の買い出しは、ほとんどの人が年末に一気に済ませたいと思うようですが、それはとても大変ですよ。
買い出しだけでへとへとになる可能性が大きいですからね。
日持ちする食材や調味料や乾物、瓶詰めやお酒のような生鮮食材以外の食材は早めに調達しておきましょう。
28日頃に残りの生鮮食材を買うだけにしておくことがベストなんです。
⇒ おせち料理を食べる理由と種類やそのいわれ&重箱に詰める意味と詰め方
買い出しの日にちを何回かに分けることで、余計なものを買ってしまうことが多々あります。
買い忘れをしないようにショッピングリストを作ることが重要です。
しっかり最終チェックしましょう。
大掃除
大掃除をはじめる前に不要なものは処分してしまいましょう。
身のまわりのものを整理することで、大掃除はかなりしやすくなりますよ。
粗大ごみがある場合は早めに手配をしましょう。
⇒ 年末大掃除はいつから始める?効率よく進めるには計画表と順番が重要
28日にお正月の飾り物を飾ることを目標にお掃除を終わらせるようにしましょう。
お年賀や手土産の準備
忙しさのあまりついつい忘れてしまいそうになるのが、年始の挨拶に持参する手土産です。
昔と違いお店が開いているとはいえ、新年早々バタバタしたくないですよね。
おすすめは、クリスマスプレゼントを買いにいく際に一緒に買ってしまうです。
時間の節約できますよ。
とはいえ、日持ちのしないお菓子などは早目に購入はできないので、賞味期限の確認は忘れないでくださいね。
【私の場合】
私は数年前まで30日にお年賀や手土産を用意していたので、お店も道路もメチャクチャ混んでいて家に帰る頃にはぐったり状態でした。
クリスマスプレゼントの購入時期も混んではいますが、1度で済ませることで気持ちに余裕ができます。
これは本当におすすめですので是非とも試してください。
お正月飾りの用意
鏡餅やお正月飾り、飾り花などは28日までに飾ることができるように早めに準備しましょうね。
※鏡餅やお正月飾りの飾り付けは、お正月の準備の最後の仕上げとしましょう。
⇒ 正月飾りと正月花の種類と意味 喪中や忌中の時はどうする?
正月花が部屋の中にあるだけで雰囲気は一気に新年になりますよ。
おせち作り
お正月まで逆算しながら、料理の内容を考え準備を始めていきましょう。
28日を目安に始めるのが良いでしょう。
⇒ お正月のお屠蘇とはどんな飲み物?作法や作り方とノンアルコールにするには
おせち作りが落ち着いたらお屠蘇の準備もはじめてみませんか。
今年の最後の日となる大晦日をゆっくり過ごせるように頑張りましょうね!
お正月に準備するもの
良いお正月を迎えるために準備するものは次の通りです。
しめ縄・門松・鏡餅・飾り花
しめ縄・門松・鏡餅・飾り花は、年神様を迎え入れる準備に欠かせないお飾りです。
飾るのは年末であっても早めに準備しておきましょう。
クリスマスが終わる頃になると品薄になってしまいあなたの好みなものは売り切れという可能性もありますよ。
飾る日は28日までがベストです。
一般的に言われている「二重苦」や「苦待つ(9の末日)」の29日は飾るのを避けたいですね。
また、31日は「一夜飾り」となってしまい、神様に失礼であると言われています。
28日に間に合わないくて年末ぎりぎりになってしまった場合は30日に飾りましょう。
⇒ 正月飾り飾る日や飾る場所と片付ける時期や処分方法 来年使ってもいい?
片付ける時期や処分方法はこちらで紹介しています。
年越しそば
大みそかにいただく年越しそばには、「人生を細く長く生きられるように。」という願いが込められています。
また、そばは切れやすいことから、「今年の苦労を絶ち切る」という願いも込められているのです。
⇒ 年越しそばの由来と意味や食べる時間帯は?温かい冷たいどっちがいい?
おせち料理
お正月に来客予定のある場合は、お客様へお出しするおせち料理も必要になります。
料理が苦手で憂鬱なんて、悩まなくても大丈夫です。
出来上がったおせち料理を上手に利用して、年末から年始にかけて乗り切りましょう。
お年玉用の新札・ぽち袋
以外に忘れやすいのがぽち袋です。
お年玉には新札を使いたいですよね。
⇒ お年玉に新札を使う理由と折り方に決まりはある?入手方法で銀行以外には?
年末が近づくにつれ、銀行は大変込み合います。
早めに新札に交換してもらい、ぽち袋と一緒にしっかり準備をしておきましょう。
まとめ
毎年、年末になるとあわただしくお正月の準備をしていた方も今年はもうこれで大丈夫ですね。
早めに余裕のあるスケジュールを立てて、お正月準備を進めていきましょう。
大晦日にはしみじみと除夜の鐘を聞きながら過ごし新年を迎えましょう。