驚きの美容効果があるそら豆のおすすめ調理方法と食べ合わせさらに効果がアップする簡単レシピを紹介します。
お出かけの時こ、紫外線対策は忘れずにしないと大変なことになってしまいます。
特に女性は無防備ではいられません。
初夏に旬を迎えるそら豆を美味しく食べて、キレイになれるこんな嬉しいことはありませんね。
そら豆の驚きの美容効果
そら豆の旬は初夏です。
さやが天に向かって育っていくので、「空豆(そらまめ)」と呼ばれるようになったと言われています。
そら豆の栄養成分
そら豆の主成分はでんぷんとタンパク質です。
その他にビタミンやミネラルをたくさん含んでいて、栄養のバランスが良い野菜です。
■血液の材料になるたんぱく質や鉄分
■血液を作るために必要になる銅
■ミネラル分の吸収を高めるビタミン\(\mathrm{C}\)
これらの栄養成分がたくさん含まれているので、動物性たんぱく質と合わせて摂ることでさらに大きな効果が期待できます。
その中でも特に、ビタミン\(\,\mathrm{B_1}\)、ビタミン\(\,\mathrm{B_2}\)、亜鉛が多く含まれているので、美容面でも驚きの効果を発揮するのです。
美容効果
●新陳代謝を高め肌・髪・爪を健康に保つ
そら豆に多く含まれるビタミン\(\,\mathrm{B_2}\)は、「成長のビタミン」と言われていて、皮膚・毛髪・爪などの成長を促進します。
老化の原因となる体内の過酸化物質をスムーズに分解してくれるので、お肌のシミ・シワ・白髪などを予防します。
●肌荒れを改善
そら豆は、豆類の中でも亜鉛を多く含んでいます。
亜鉛が不足すると湿疹やにきびなどの肌荒れの原因になります。
栄養がピークになる旬の時期にそら豆を頻繁に食べることで、肌荒れを改善し年齢を感じさせない健康な肌を作れます。
●顔や手足のむくみをスッキリ
そら豆には利尿効果があるので、体内の滞った水分をスッキリ排出します。
胃腸の働きを整えてお酒を分解する効能もあるので、飲みすぎによる二日酔いやむくみの改善にも効果があります。
●ダイエット効果
そら豆は、糖質をエネルギーに変えるビタミン\(\,\mathrm{B_1}\,\)と脂質の代謝に関わるビタミン\(\,\mathrm{B_2}\,\)が豊富です。
これらのビタミンB群は炭水化物や脂肪分を効率よく代謝して、体内に蓄積された体脂肪を分解する働きがあります。
●その他の効果
・特に女性に多い、血液が薄くなった状態から起こる貧血にも、そら豆は貧血を予防する効果があります。
・そら豆には、腸内の老廃物を体外へ排出する食物繊維が豊富に含まれているので、便秘の解消する効果があります。
(特に出始めの頃のそら豆はさやが柔らかく皮ごと食べられるので、より多くの食物繊維が摂れます。)
夏を乗り切るための野菜はまだまだあります。
⇒ ゴーヤ茶の嬉しい効能 ダイエットに効果ある?簡単な自宅での作り方!
参考にしてください。、
そら豆 おすすめの調理方法
そら豆の調理方法は、さやから出して塩ゆでするのが一般的ですよね。
この方法は、ゆでることで栄養成分が流れ出てしまうので、
「蒸す」「揚げる」などの調理方法で下ごしらえをすることをおすすめします。
茹でそら豆
1. さやからだして豆の皮に切り込みを入れます。
2. 塩を一つまみ入れたお湯で2~3分ゆでましょう。
3. ゆで汁には、ビタミン\(\,\mathrm{B_1}\,\)やビタミン\(\,\mathrm{B_2}\,\)などの水溶性ビタミンが溶け出しているので、ゆで汁は捨てずにスープなどに再利用しましょう。
焼きそら豆
1. さやごと魚焼きグリルやオーブントースターで7~8分焼きます。
2. この時さやは焦げますが、中のそら豆はふっくら柔らかく焼きあがります。
3. 醤油や塩などのお好みの味でいただきましょう。
揚げそら豆
揚げると栄養素が逃げることなく旨みがそら豆にギュッと凝縮されて特に美味しいです。
1. さやからだして豆の皮に切り込みを入れます。(揚げたときの爆発を防ぐため)
2. 180℃くらいの油で皮に焦げ目がつくくらいカリッと揚げます。
3.そら豆が熱いうちに、塩やフレーバーソルトなどを振りかけていただきましょう。
※そら豆は新鮮なものほど甘味が強く旨みが濃厚なので、保存せずにすぐに調理するのがおすすめです。
そら豆の食べ合わせ簡単レシピ
そら豆と色々な食材を食べ合わせることで、さらに効果をアップさせることができます。
美肌効果・貧血防止
そら豆 + 鶏肉・豚肉・卵・チーズ
ここでは、そら豆にチーズを合わせたレシピを紹介しますね。
≪そら豆と新玉ねぎのチーズ焼き≫
【材料】
・そら豆(適量)
・新玉ねぎ(小1個)
・マヨネーズ(大さじ1)
・コショウ(少々)
・とろけるチーズ(適量)
【手順】
(1) そら豆は軽く塩ゆでしておく。
(2) 新玉ねぎ(普通の玉ねぎでもOK)は薄切りにする。
(3) フライパンを熱して、マヨネーズを入れて新玉ねぎを炒め、コショウをふりしんなりするまで炒める。
(4) 耐熱皿に炒めた玉ねぎを敷き、塩茹でしておいたそら豆をのせたら、とろけるチーズをのせてオーブントースターでチーズがお好みになるまで焼いて完成。
※食べる時
・醤油をかけると和風になります。
・タバスコをかけると洋風になります。
むくみ解消効果
そら豆 + ゴーヤ・キュウリ・冬瓜・かぼちゃ
合わせるそれぞれの野菜を知っておくとよいですよ!
⇒ 冬瓜の栄養と種や皮の効果をひきだすレシピ 冷凍も出来る保存方法も紹介
⇒ かぼちゃの栄養とカロリー 皮にも栄養ある?効果アップの食べ方は?
ここでは、そら豆にゴーヤを合わせたレシピを紹介しますね。
≪そら豆入りゴーヤチャンプル≫
【材料】
・ゴーヤ(大1本)
・豚バラ(100g)
・木綿豆腐(1丁)
・そら豆(10~15粒)
・卵(2個)
・塩 ニガウリ用(適量)
・胡麻油(大さじ2)
・砂糖(大さじ1)
・みりん(大さじ1)
・オイスターソース(大さじ2~3)
・塩コショウ(少々)
・かつおぶし(適量)
【手順】
(1) ゴーヤをスライスして塩で軽くもみ、熱湯をかけて苦みを取り水気を取っておきます。
(2) そら豆は塩ゆでして皮をむきます。
(3) 豆腐をレンジで3分ほどチンして水気を切り、適当な大きさに手でにちぎります。
(4) フライパンに胡麻油を入れて豆腐に焼き色がつくまで焼きます。
(5) 豚肉を炒めて火が通ったらゴーヤとそら豆を入れてサッと炒めるます。
(6) 砂糖とみりんを入れて溶き卵を流し入れ、軽く混ぜながら火を通します。
(7) オイスターソースを加えて塩コショウして味をととのえます。
(8) 器に盛りかつおぶしかけて盛りつけ完成です。
⇒ ゴーヤのグリーンカーテンの作り方 プランターの支柱(ネット)や摘心のやり方
家庭でゴーヤ作りに挑戦してみませんか!
便秘解消効果
そら豆 + 牛乳・白菜・りんご・大根
大きな白菜の保存方法を知っておくと便利ですよ。
参考にしてください。
⇒ 白菜の保存で冷蔵庫に入らない時はどうする?冷蔵と冷凍の保存方法
ここでは、そら豆に牛乳を合わせたレシピを紹介しますね。
≪そら豆のミルクスープ≫
【材料】
・そら豆(16粒程度)
・人参(1本)
・玉ねぎ(中半分)
・牛乳(140cc)
・水(300cc)
・コンソメキューブ(半分)
・スライスハム(2~3枚)
・塩コショウ(少々)
・バターまたはマーガリン(小さじ1と1/2)
・片栗粉(小さじ2)
・オリーブ油(適量)
【手順】
(1) 鍋に、水300ccとコンソメを入れて沸騰させます。
(2) フライパンで、にんじん(1/4)・玉ねぎ(1/4)をみじん切りにしてオリーブ油でいためます。
(3) (1)の鍋に、残りのにんじん・玉ねぎ・ハムをスライスして入れます。
この時、(2)のフライパンで炒めた、にんじんと玉ねぎも一緒に入れてください。
(4) そら豆の1/2は軽くゆでて、残りの1/2はみじん切りにして(3)の鍋に入れます。
(5)(3)の鍋に牛乳を入れて、さらにバターと片栗粉入れとろみをつけます。
(6) 塩コショウで味をととのえたら完成。
まとめ
そら豆の驚きの効果にびっくりですよね。
簡単にシンプルに調理できるのでおすすめです。
さらに、食べ合わせを考えて調理するのも楽しいでしょう。
今が旬のそら豆をたくさん食べて今年の夏は紫外線に負けないようにしましょう。
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枝豆もかなり良いですよ。