白菜丸ごと冷蔵庫に保存できない時の常温保存と冷蔵,冷凍の保存方法

白菜を丸ごと冷蔵庫に保存できない時の常温保存方法とカットした後の冷蔵や冷凍の保存方法についてお伝えします。

お鍋の食材で欠かせない白菜はどんなスープにも合う万能野菜でダントツの人気ですが、1玉を一度に使い切るなんて絶対に無理なのでここで保存方法をしっかり覚えてくださいね。

白菜を丸ごと冷蔵庫に保存できない時の常温保存方法

空気が急に冷たくなってくると、晩御飯は「お鍋」っていう家庭は多いですよね。
このお鍋で大活躍する冬野菜の代表選手は「白菜」ですが、どんなスープにも合う万能野菜なのでダントツの人気者です。

最近のスーパーの店頭には通常カットしてある白菜が並んでいますが、道の駅などの地場野菜を扱う店舗では、昔のように丸ごと大きなままの白菜が売られています。
また家庭菜園で採れた新鮮で美味しそうな白菜を頂いたなんてこともあるでしょう。

そんな丸ごと大きな白菜を手にした時に悩むのがどうやって保存したらいいのかですよね・・・
白菜はボリュームがあるので、丸ごと冷蔵庫に入らないという事態が起こります。

このような場合は冷蔵庫に入れるという選択は捨て去り、常温で保存するということに頭を切り替えてください。

秋冬(11~2月頃)常温保存が可能

秋冬(11~2月頃)に出回っている白菜であれば、常温保存が可能ですよ。

しかし、常温と言っても人それぞれ抱くイメージは異なるので、具体的にどのように保存したらいいのか常温保存の目安となる温度と常温での保存方法を紹介します。

常温保存の目安となる温度

5℃~10℃くらいの場所に保存しましょう。

ということはやはり、暖房の効いたキッチンではアウトですね。
外に出しておくのがベストです。

常温保存の方法

さすがに白菜を丸ごとそのまま外に出すわけにはいきません。

白菜を新聞紙に包んで根の部分を下にし立てて保存してください。
この包んで立てることが白菜を傷みにくくするコツなんです。

新聞紙に包むとき、外側の葉っぱはそのままで新聞紙に包みます。
1番外側の葉っぱがしおれていてもそのままで取りのぞいたりせず、乾燥防止に役立てるのです。

●白菜の葉っぱを外側から使っていく場合
芯の部分に切り込みを入れ、そこに濡らした新聞紙やキッチンペーパーを挟んで全体をラップに包んで保存します。
この保存方法なら、1か月程度の長期保存も可能です。

【さらに美味しく食べるには】
一手間かけてみましょう。
白菜を丸ごと丸1日~2日、天気のいい日に天日干しにしましょう。

もちろん外側の葉は乾燥してしまいますが、そのままの状態で新聞紙に包んで立てて保存すると甘みが増して、さらに美味しく食べることが出来ますよ。

3~10月頃

3~10月頃は常温保存できません。
常温保存できるのは11~2月頃の時期だけです。

3~10月頃にスーパーなどに出回っている白菜は傷みやすいので、使う分だけカットしてある白菜を購入しましょう。

白菜 冷蔵庫での保存方法

3~10月頃や暖房が常に効いているような場所では常温保存は難しいですよね。

またスーパーなどでよく見られる1/2・1/4にカットしてラップに包んで売られている白菜の場合は、季節に関係なくカットしてある断面からどうしても傷みやすくなります。
この場合も常温での保存には向いていません。

このように常温保存できない場合は次のように冷蔵庫に入れて保存しましょう。

【保存期間】
カットしてある場合は1~2週間くらいしか保存ができません。
早めに消費しちゃいましょう。

●冷蔵保存のポイント
カットしてあっても、白菜は新聞紙に包んで立てて冷蔵庫にいれましょう。
また、葉っぱが変色してきたらその部分は早めに切り取って捨てましょう。

調理後に冷蔵庫で保存

生のままでなく調理後に冷蔵庫で保存するのもおすすめです。

ソーセージやベーコンと一緒に、冷蔵庫に入っている他の野菜を入れてコンソメスープやトマトスープで味付けをし、ポトフにしてから冷蔵庫に保存しましょう。

毎日ポトフに火を通すと3日は大丈夫ですよ。
味も染みてきてだんだん深い味になり良いです。

白菜 冷凍での保存方法

白菜は次のような手順で冷凍保存もOKです。

(1)白菜の葉を1枚1枚よく洗って水気を取ります。
(2)ざく切りにしてラップやフリーザーのパックに入れます。
(3)空気抜いてしっかり袋を密封して冷凍庫で保存します。

使う時には凍ったまま調理が出来ます。

ただ、生と違って冷凍の場合は、シャキシャキした食感がなくなってしまうので、お鍋・煮物・おひたしにするのがベストです。
お鍋や煮物に使う場合、生のままを使うより冷凍しておいたものの方が柔らかくて美味しいとも言われています。

【漬物にして冷凍】
漬物にして冷凍するのもおすすめです。
塩漬けやキムチなどを漬物液にひたひたにした状態で冷凍したものを、半日~1日冷蔵庫内で自然解凍するととってもおいしい状態で食べることができますよ。

小分けに冷凍しておくことで、無駄なく便利に活用できるのでぜひ試してくださいね。

まとめ

お鍋が恋しくなる11月〜2月頃はちょうど白菜の旬の時期です。
この時期はちょうど白菜がお安く手に入いり、頂いたりすることも多いので嬉しくなっちゃいますよね。

お鍋以外にもスープや煮物、おひたし、漬物などで余すところなく栄養をたっぷり体に取り入れて、寒い冬を乗り切ってください。

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