赤ちゃんが蚊に刺された時や跡が消えない時の対処方法と迷わず病院受診した方がいい場合の皮膚の状態についてお伝えします。
赤ちゃんが蚊に刺された時ものすごく腫れます。
痛々しい蚊に刺された後を少しでも早く消してあげましょう。
赤ちゃんが蚊に刺された時の対処方法
まずは赤ちゃんが蚊に刺されないように家族が注意してあげるのが一番です。
でも、十分に気を付けていたはずなのに「うわっ、ここもあっちも、ここまで刺されちゃってる。」ってことが少なくありませんよね。
赤ちゃんが蚊に刺された場合、右足と左足の太さが全く違う」なんてことは珍しくないんです。
大人が刺されたときとは状況が違うので、お母さんやお父さんはビックリしてしまうことがあるかもしれませんね。
かわいそうですが、大人より体温が高い赤ちゃんが蚊に刺されずに夏を越すのはなかなか難しいようです。
それでは、赤ちゃんが蚊に刺されてしまった時の対処方法を確認しましょう。
⇒ 蚊が刺す理由と対策 刺されやすい特徴・体質・血液型・色は?
刺されないように予防することも知っておきたいでね。
参考にしてください。
●刺された患部を清潔にする
蚊は皮膚に止まって血を吸うときに同時に唾液を注入しているんです。
その唾液がかゆみや腫れの元になっているのです。
だから蚊に刺されたら、早めに患部を流水で洗って清潔にすることが大事なのです。
またかゆみを抑えるためには、刺された患部をアイスノンや濡れタオルを使って冷やしてあげるのも効果的です。
刺された患部を冷やすと、血管が収縮してかゆみ成分が広がらずにかゆみが軽減されます。
この方法は大人が蚊に刺された時も同様です。
●刺された患部を消毒する
刺された患部を赤ちゃんがかきむしってしまうと傷になったり腫れて滲出液が出こともあるんです。
その場合は蚊に刺されただけでは収まらず患部の傷からばい菌が入り悪化しとびひの原因になるので、ひどくならないうちに消毒剤で消毒をしましょう。
小児用マキロンでOKです。
とびひは厄介です。
参考にしてくださいね。
●刺された患部に薬を塗る
患部を流水で洗って清潔にし、小児用マキロンで消毒した後は、ガーゼなどでしっかり水分をふきとって赤ちゃん用のムヒベビーを塗ったりムヒパッチなど貼ったり悪化を防ぎかゆみを防止しましょう。
【蚊に刺された後のお手入れポイント】
■ムヒベビーなどの薬を塗っても赤ちゃんが刺された患部をかきむしるような場合
特に寝ている間が危険タイムです。
包帯またはガーゼで患部を覆ってあげましょう。
無意識にかきむしってしまうのですからしかたありませんが、包帯やガーゼで患部を覆っていれば上からかいても大丈夫ですもんね。
包帯やガーゼで患部を覆うことで出血やとびひをふせげるんです。
ここで、大判のバンソウコウなどでもいいのではないかと思われるおかあさんがいるかもしれません。
でも、包帯やガーゼの通気性の良さに勝るものはありません。
患部が蒸れないことが重要なんです。
大判のバンソウコウの方が見栄えは良いかもしれませんが赤ちゃんの皮膚は薄くて敏感なので、バンソウコウにかぶれてしまうことがあるかもしれないのでおすすめはしません。
⇒ とびひ 塗り薬の塗り方!市販薬でも効果ある?塗るのはいつまで?
もしもとびひになってしまった場合は以前息子がとびひになってしまった時、皮膚科の先生に教えていただいた方法をこちらで紹介しています。
息子もそれ以来とびひにはならなかったので、ぜひ試してくださいね。
赤ちゃんの蚊に刺された跡が消えない時の対処方法
赤ちゃんや小さな子供の皮膚はとても薄く敏感なため、蚊に刺された後かゆみが強いのでかいてしまうと、ビックリするほど患部の腫れが広がったり化膿してしまったりするので跡に残る確率が高いんですよね。
初めて夏を迎える赤ちゃんが蚊に刺された時、特にアレルギー反応が強く出ることがあるようです。
この場合、刺されてすぐに症状が出るのではなく、1~2日後に大きく腫れあがり跡を残して治るケースが多いみたいですよ。
上記で紹介している「赤ちゃんが蚊に刺された時の対処方法」を実践しても、蚊に刺され跡が残ってしまうことがありますが少しでも早く虫刺され跡を消してあげたいですよね。
虫刺され跡を消すには保湿が一番です。
皮膚の代謝を高めて新しい皮膚へ早く生まれ変わらせるようにしましょう。
赤ちゃんの肌につけて安全なのは「馬油」や「ワセリン」です。
塗ってあげてもすぐに取れてしまいますが、馬油やワセリンはこまめに塗っても大丈夫ですから安心して使えますよ。
「馬油」や「ワセリン」を塗るタイミングはお風呂上がり5分以内が理想と言われています。
お風呂上がりは肌が乾燥しがちなので、なるべく早めに塗ってあげることがポイントです。
大人がお風呂上がりに化粧水やローションをお肌に与えるのと同じですね。
赤ちゃんが蚊に刺された時 病院受診した方がいい皮膚の状態
病院受診の皮膚状態
赤ちゃんが蚊に刺された時に家庭で「赤ちゃんが蚊に刺された時の対処方法」を行えばいいのか、やはり病院に行った方がいいのか悩んでしまうお母さんもいるでしょう。
刺された場所が顔だっりしたら、なおさらですよね。
そこで、迷わず赤ちゃんを病院に行った方が良い時の皮膚の状態を4つ紹介しますね。
■患部が大きく腫れている
■患部にひどい痛みがある
■患部がに熱を持っている
■患部に固い「しん」がある
この4つの皮膚の状態以外でも、蚊に刺された場所が目の近くや鼻などのように、市販の薬が塗れない塗れにくい時にも病院を受診しましょう。
大人が考えているより赤ちゃんにとっては辛いことですからね。
病院は小児科でも大丈夫ですが、専門の皮膚科を受診した方がピッタリの薬を処方してもらえるでしょう。
まとめ
大人も蚊に刺されれば痒いし腫れますが、赤ちゃんの腫れは大人の腫れとは比べものにならないほど腫れることがあります。
できるだけ蚊のいるところには近づかないようにし、蚊から守ってあげましょう。
もしも刺されてしまった場合は、前述しました対処法を実践しましょう。
また蚊に刺された患部をかきむしって、色素沈着を起こして跡が残ってしまった時は、保湿をここを掛け「馬油」や「ワセリン」を塗って早く跡を消してあげましょう。
症状がひどいと感じたら迷わず病院へ行くことをおすすめします。
⇒ 蚊取り線香は赤ちゃんに大丈夫?天然成分の除虫菊や電気蚊取り器は?
赤ちゃんを蚊から守るためにはどれを選んだらいいのか。
参考にしてくださいね。