コーヒーの栄養や健康効果が最近話題になっています。
ほとんどカロリーがないと言われているブラックコーヒーに、どんな栄養と健康効果があるのか知りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
1日に何杯まで飲んでいいのか、いつ飲むのが一番効果的なのか気になりますよね。
そこで、コーヒーの栄養と健康効果、1日の何杯まで飲んでいいのか、飲み過ぎるとどうなるのか、効果的な時間や飲み方について紹介します。
参考になれれば幸いです。
では本題に入りましょう。
コーヒーの栄養と健康効果
コーヒーは何とも言えない香ばしい香りがします。
毎朝コーヒーの香りを嗅いだだけで癒され、今日も頑張ろうって思っちゃいますよね。
またブラックコーヒーにはカロリーがほとんどないという話は、ほどんどの人が耳にしたことがあると思いますが、コーヒーには栄養があるということを知らない人は意外に多いようです。
カロリーがほとんどないのに栄養があるなんて、嘘のような話ですもんね。
だけど本当なら嬉しくなっちゃうでしょう。
喜んでください、本当のことです。
それでは、コーヒーの栄養と健康効果を紹介していきますね。
コーヒーの約99%は水分なので一見、栄養成分は含まれていないように見えるのですが、なんとビックリするほどたくさんの栄養成分が含まれているのです。
コーヒーの主な成分
・炭水化物
・タンパク質
・脂質
・ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、ビオチン)
・ビタミンE
・ナトリウム
・カリウム
・マグネシウム
・カルシウム
・マンガン
・リン
・鉄
・銅
・亜鉛
・ヨウ素
・セレン
・クロム、
・モリブデン など
「ナイアシン」と「ビオチン」
ビタミン類では、特にビタミンB群の「ナイアシン」と「ビオチン」が豊富です。
・ナイアシン
ナイアシンは循環系、消化系、神経系の働きを促進し、二日酔いの原因のアセトアルデヒドを分解する働きがります。
・ビオチン
ビオチンには三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の代謝を助けてエネルギーに変える働きがあります。
「カリウム」と「マグネシウム」
ミネラル類では、特に「カリウム」と「マグネシウム」が豊富です。
・カリウム
カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿一緒に体の外に出してくれるので、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
・マグネシウム
マグネシウムは骨の弾力性を維持する働きがあります。
コーヒーに含まれる薬理作用のある成分
・カフェイン
・カフェー酸
・クロロゲン酸
・タンニン
・ポリフェノール
・褐色色素
・ニコチン酸(ナイアシン)
・トリゴネリン など
カフェインの薬理作用
たくさんの薬理作用のある成分の中でも、カフェインは誰もが知っていて有名ですよね。
・眠気や疲労感を除去します。
・思考や集中力を増加させます。
・呼吸や運動機能を高めます。
・利尿効果の促進をします。
・偏頭痛を鎮静させます。
⇒ カフェインは母乳育児に影響ある?移行する時間やカフェインゼロの飲み物
参考にしてください。
コーヒーの健康効果
コーヒーには下記のようなたくさんの健康効果が期待できますよ。
・疲労回復
・代謝活動の促進
・動脈硬化の予防
・高血圧の予防
・覚醒作用
・利尿作用
・血糖値抑制
・糖尿病の予防
・脳梗塞の予防
・心筋梗塞の予防
・がん予防 など
コーヒーを飲むのは1日に何杯まで?
コーヒーに限ってではありません。
体に良いものとされていても「過ぎたるは及ばざる如し」です。
「コーヒーはだいすきだし美味しいし、栄養成分もすごい、たくさんの健康効果を期待して大量に飲もう!」なーんてことはやめましょうね。
たくさん飲めば飲むだけ効果を発揮するわけではありません。
飲み過ぎると逆効果になってしまいますよ。
だから、健康的にも最も優れた量は1日3杯~5杯です。
この量ならばコーヒーは、私たちの体にいい影響を発揮してくれるでしょう。
コーヒーの飲み過ぎに注意
コーヒーを飲み過ぎると、コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」という成分が蓄積されて、脂肪を貯めこんでしまうという実験結果が出ているようですよ。
そのような結果を聞くと、「ダイエット効果あるから。」なんて喜んでいられませんね。
また「カフェイン」もの過剰摂取も気をつけなくてはいけません。
カフェインの異常摂取は「カフェイン依存症」を発症してしまう可能性があります。
そうなると貧血、胃痛、自律神経の乱れなどが起こっって、日常生活にも異常をきたすようになってしまう可能性もあるんです。
さらには、コーヒーは本来口臭を予防してくれる性質があるのですが、飲みすぎると成分が舌についたままになって逆効果、口臭の元になっちゃうのです。
なんだか意外ですよね。
香ばしいいい香りを放つコーヒーが飲み過ぎると口臭を放つなんて信じたくありませんね
口臭があると、どんなに素敵な男性でも、素晴らしくキレイな女性でもイメージは良くありません。
やはり、口臭は勘弁して欲しいですね。
ただ、コーヒーの後に水を飲んで舌をきれいにすることで、口臭を予防できるので、今日はコーヒーを飲み過ぎちゃったかな?と感じたら実行してみてください。
コーヒーを効果的にする時間や飲み方は?
コーヒーは驚くほどの栄養成分によって、薬理効果や健康効果を期待できますが、いつどのように飲むのがさらに効果的なのか紹介しますね。
コーヒーを朝食後に飲むのが一番効果的です。
特に胃もたれや消化不良に方はぜひ試してみましょう。
コーヒーには胃酸の分泌を促進して、食べ物の消化を助ける効果があるのです。
そして口臭の予防の効果もありますからね。
ただ、朝食を抜いた時のコーヒーは胃に悪いので要注意です。
胃に何も入っていない状態でコーヒーを飲んでしまうと、胃酸によって胃を痛めます。
朝食を摂らない習慣の人もいますよね。
そのような場合は、コーヒーにミルクを加えてカフェオレにするのがおすすめです。
胃酸による胃炎をミルクが胃をコーティングして抑えてくれますよ。
まとめ
コーヒーの量は1日に3~5杯です。
そして効果的な時間は朝食後です。
朝食を抜いた時にはぜひ、、コーヒーにミルクを加えてカフェオレを楽しんでください。
これらのことを意識してコーヒーを飲んで、嬉しい栄養成分を体に入れてたくさんの効果を期待しましょう。
⇒ インスタントコーヒーの賞味期限切れ未開封は飲める?使い道と開封後の賞味期限切れは?
コーヒーは飲む以外にも使い道あります。
参考にしてください。