麦茶とほうじ茶は良く似ていますが、実は全くの別物です。
原料や成分、効能の違いとノンカフェインはどっちか、おすすめの飲み物どっちなのか紹介します。
「えっ? 麦茶とほうじ茶に違いがあるの? 両方ノンカフェインじゃないの?」と思っている人は意外に多いのです。
特に、一年中水分補給に気を配っているのは、赤ちゃんや小さな子供を持つお母さんですよね。
ここで麦茶とほうじ茶の違いやカフェインについてしっかり理解しておきましょう。

麦茶とほうじ茶の原料・成分・効能の違い

麦茶とほうじ茶をコップに入れてみると、同じ色をしているので見分けがつかない程よく似ていることから、実は麦茶とほうじ茶は同じもので「呼び名を\(\,2\,\)つ持っている飲み物」だと思っている人も少なくないようです。
しかし、そんなことはありません。
原料・成分・効能も全くの別物、中でも最大の違いは原材料です。

麦茶の原料

麦茶の原材料は見て字のごとく麦、「大麦」です。
大麦は二条大麦と六条大麦の大きく\(\,2\,\)つに分類されます。

そういえば六条麦茶という商品がありますよね。
麦茶の原料がほぼそのまま商品名になっているんです。

二条大麦と六条大麦の違いは文字から見てわかるように、麦の粒の大きさです。
ただ、二と六では二の方が小さいと思ってしまいますが、逆です!
二条大麦の方が麦の粒が大きく、六条大麦の方が麦の粒が小さいんですよ。

この\(\,2\,\)つのうち、主に麦茶に使用されるのはこんがりと香ばしい香りがし、後味がさっぱりとしている六条大麦です。

二条大麦が麦茶に使用されることもまれにあるようですが、六条大麦に比べると甘みの強い麦茶になるということです。

個人的には、甘みの強い二条大麦の麦茶を飲んでみたいです。
だってね、今では信じられないかもしれませんが、私が子供の頃は麦茶に砂糖を入れて飲んでいたんですよ。
だから甘い麦茶ありだと思うのですが、水分補給として麦茶が重宝される現代では考えられませんね。

このように麦茶は大麦を原材料にしているのでカフェインは含まれていません。

 ⇒ ローズヒップティーの栄養成分と効果 妊娠中に飲んでもいい?副作用は?

ローズヒップティーにもカフェインは含まれていませんよ。

麦茶の成分と効能

麦茶にはミネラル類が豊富に含まれています。

身体に良く栄養がたっぷりっていうイメージですよね。
そう言えば、麦茶の商品名にもミネラルという言葉が使われているものもあります。
伊藤園の健康ミネラルむぎ茶のコマーシャル「ミネラール麦茶」のフレーズは皆さん\(\,1\,度\)はどこかで聞いていることでしょう。

ちなみに、伊藤園の健康ミネラルむぎ茶は六条大麦に二条大麦がブレンドされて、香ばしくて甘いコクのある麦茶に仕上げてあるそうですよ。
飲んだ感じ確かに甘すぎない甘さを感じます。
皆さんはどうでしょうか?

【麦茶のミネラルの主な成分】
一般的に麦茶のミネラルの主な成分は、
 \(\color{red}{マグネシウム ・亜鉛 ・カリウム ・リン・マンガン ・ナトリウム}\)
です。
私たちの身体にはとても重要な成分ですね。

【麦茶の効能】
麦茶には、抗酸化効果による生活習慣病の予防老化防止口臭や虫歯予防などに効果が期待できると言われています。

虫歯予防に効果が期待できるとのことなので、特に赤ちゃんや小さな子供には食事の後に麦茶は積極的に飲ませてあげましょう。

 ⇒ 完母の赤ちゃんに麦茶はいつから?与えるタイミングと作り方

赤ちゃんに麦茶を与える時の麦茶の作り方のポイントを確認しておきましょう。

また身体を冷ます作用があるので、熱中症や夏バテを未然に防ぐ効能があると言われています。
だから暑い夏にはぴったりの飲み物として昔から麦茶は親しまれていたのでしょうね。

ほうじ茶の原料

ほうじ茶は、茶葉を原料としています。
だからカフェインを含んでいます。

ほうじ茶は煎茶や番茶などを強火で焙じて製造したものなので、茶葉が焦げてこげ茶色になったのです。
ただ茶葉といっても高温で焙煎することから、煎茶に比べるとアミノ酸(旨み)・カテキン(渋み)・カフェイン(苦味)・ビタミンCも少ないお茶になります。

しかし、香ばしくすっきりさっぱりの軽い味でカフェインも少なめなので、脂っこい食事の後や寝る前に飲むのに適したお茶なんです。

ほうじ茶の成分と効能

【ほうじ茶の成分】
ほうじ茶には煎茶や番茶などに比べると量的には少ないですが、麦茶には含まれていないカフェインカテキンが含まれています。

【ほうじ茶の効能】
カテキンはポリフェノールの一種なので、抗酸化効果強力な殺菌作用が期待できます。

煎茶や番茶などに比べると量的には少ないですが、麦茶には含まれていないビタミンCが含まれているので、美容効果ストレス解消風邪予防にも効果が期待できるかもしれませんね。

古くから秋はほうじ茶を飲むと良いと言われ親しまれています。
ほうじ茶をホットで飲むことで、体を温め免疫力を高める意味からも秋から冬にかけて寒くなる季節にぴったりの飲み物と言えますね。

麦茶とほうじ茶 ノンカフェインなのはどっち?

もうお分かりですよね!
ノンカフェインの飲み物は、大麦を炒って抽出している麦茶です。

ノンカフェインで麦茶の成分からも、赤ちゃんや小さな子供には安心して飲ませられます。

しかしここで注意が必要です。
ノンカフェインであるはずの麦茶ですが、全てがノンカフェインだと思っていたら大間違いです。

なんと、麦茶の水出し用のティーパックや麦茶のペットボトルの中には、麦茶の色を濃く出すために紅茶や烏龍茶の葉を入れているものもあるそうです。

各商品にノンカフェインと記載表示していないものはカフェインが含まれている可能性があるとおぼえておきましょう。
赤ちゃんや小さな子供に飲ませる場合は、お母さんは特に気をつけましょうね。

麦茶とほうじ茶とではどっちがおすすめ?

麦茶もほうじ茶も甲乙つけがたい魅力がある飲み物です。

■麦茶
暑くなると店頭には、普段以上に麦茶の種類も多く並びます。
水分補給に最適な飲み物はやはり「麦茶」です。
ミネラルが含まれているので、スポーツや肉体労働などの発汗時には適していますよね。
大量に汗をかく場合には、一つまみの塩を入れれば、スポーツドリンクの役割を果たしてくれそうですね。

 ⇒ つくしが成長してスギナになる 除草剤を使わない駆除方法やスギナ茶の作り方飲み方
珍しいところで、こちらもノンカフェインでミネラルがたっぷり含まれています。

■ほうじ茶
寒くなってくると、ほうじ茶がホット飲料として登場します。

ほうじ茶はお茶の中でも、カフェインの量はコーヒーの半分位で微量です。
またタンニンが少なく、口当たりもよく体に優しく刺激は少ないので、病院や介護施設などでも飲まれているとのことです。
妊婦さんもガブ飲みさえしなければ安心して飲んでOKとのことです。

ほうじ茶ももっと日常生活の中で水分補給に利用してもいいかもしれませんね。

これらのことから考えて、季節で使い分けるっていうのも良いのではないでしょうか。
ミネラルが含まれ、体を冷やす効果もある麦茶を春~夏に多いに活用し、心も体もぽかぽかにしてくれるほうじ茶は秋~冬に活用してみましょう。

まとめ

麦茶もほうじ茶もどちらも甲乙つけがたい飲み物です。
ただ妊婦さんは、体を冷やす効果がある麦茶を水分補給だからといってもガブ飲みするのは控えてくださいね。

 ⇒ 赤ちゃんに冷たいままの麦茶を飲ませて大丈夫?飲ませ方や量は?

赤ちゃんへの飲ませ方も欲しがるだけ与えるのもよくありませんよ。
こちらでもう一度チェックしてみましょう。