七夕飾りにはどのような由来があり、どんな種類があるのでしょう。

「五色の短冊、私が書いた・・・」の歌詞に唄われている五色の短冊にはそれぞれに意味があるというのです。

そこで、意外に知られていない七夕飾りの由来や七夕飾りの種類とそれぞれの意味、五色の短冊の意味や願いが事が叶う書き方を紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

七夕飾りの由来

中国から七夕が伝わって来た、平安時代から奈良時代の頃は、五色の糸を星々にお供えする習慣がありました。

室町時代の頃になると、星々には書の上達などを願うようになります。
それに伴って書道の道具である硯(すずり)で短冊に和歌などを書いてお供えしました。

江戸時代の頃になると、七夕の風習は節句の一つとして一般の人々に広く広まっていきます。
五色の糸は切り紙細工や吹き流しなどに変化して、七夕飾りも趣向を凝らしたものが多く出まわりました。
なんとそれを作る職人もいたようです。

七夕飾りの職人がいたなんてビックリ、贅沢ですね。
そのころの職人が作っていた七夕飾りはきっと手の込んだ素晴らしいものだったのでしょうね。

このような流れを経て、現在のような笹(竹)に飾りや短冊を結びつける風習が始まったのです。

⇒ 七夕の笹はどこで売っている?長持ちさせるための保存方法と処分の仕方

参考にしてください。

七夕まつりには、天の神様への目印として7月6日の夜から笹竹を立て、無病息災、商売繁盛、習い事の上達などを象徴する色紙の飾り物と願い事を書いた五色の短冊をつるします。

七夕飾りにはそれぞれ意味があり、そこに込められる願いがあるのです。

七夕飾りを笹(竹)に飾る意味は、笹は生命力が高く天に向かいまっすぐ伸びていくので、邪気を払って短冊に書かれた願い事を空に届けてくれる効果があると考えられていたようです。

 

ちなみに、
幼いころ母から、「短冊に願い事を書いて七夕の日に燃やすと、願いが煙にのって天に届き、願いが叶うのよ。」と教えられました。
母からの教えはロマンチックで好きです。
このことを子供たちに伝えていきたいけれど、七夕飾りを飾りつけた笹(竹)を燃やすことはができない現在、夢がまた一つ無くなっていまったようでなんとも寂しいです。

だからこそ、七夕飾りのそれぞれ意味や、五色の短冊の意味は大人が理解し子供たちに伝えていきましょう。

七夕飾りの種類とそれぞれの意味

幼い頃に、にワクワクしながら作っていた七夕飾りには、一つ一つ意味があります。

●提灯
願い事を書いた短冊を明るく照らすという意味。

 

 

●紙衣(かみこ)
棚機女が神様に捧げた着物という意味から、笹(竹)の一番上に飾ります。
病気災害を除く身代わりとして、また裁縫や手芸が上達するように願う意味。

 

 

 

●布着
商売繁盛を願う飾りです。
昔は巾着が財布の代わりだったことから、節約と貯蓄の心を養う意味。

 

●網飾り
魚を捕る網で豊漁や豊作を願う意味。

 

 

●くずかご
清潔と節約の心がけを養う意味。

 

 

●ふきながし
長寿を願う意味。
織姫の糸を表し1本づつ笹につけます。
最近では、くすだまにたくさん吹き流しをつけることが多いです。

 

 

●千羽鶴
家の長者の年の数だけ鶴を折り、家族の長寿を願う意味。

 

●短冊
短冊に字を書いて学問や書道の上達を願う意味。

 

このように七夕飾りの深い意味が理解すると、願いを込めて全種類の飾りを作りたくなってきますね。

七夕飾り 短冊の五色の意味と願い事が叶う書き方

短冊の五色の意味

陰陽道において自然を表す「五行説」が由来となって、短冊に使われる色は五色と決まっていました。

五色それぞれの意味

(木行)木々の緑を表す
(火行)を表す
(土行)大地の象徴を表す
(金行)大地に埋まる金属を表す
(水行)を育むことを表す

現在は、黒の代わりに紫が使われることが多いようです。

五行説の考えでは黒と紫は近い色で、紫は高貴な方だけが使える色で、色の中では最上のものという考えからです。
また、黒のイメージがお祝い事向きではないということからも紫が使われるようになったようです。

これら短冊の色には「徳」と呼ばれている、私たち人間のあるべき心構えに対応していて、「徳」を意識すると願い事が叶いやすくなると言われています。

具体的に紹介します。

●青(緑)
・青の徳は 「礼」
周囲への感謝を忘れず自分の人間力を高めていこうという意味です。
・風水的には 「冷静沈着」「安心」「信頼」

●赤
・赤の徳は 「仁」
先祖や親への感謝を表します。
風水的には 「決断」

●黄
・黄の徳は 「信」
人を信じる、人を大切にすることを表します。
・風水的には 「お金」

●白
・白の徳は 「義」
義務や決まりごとを守る心を表します。
・風水的には 「リセット」

●黒(紫)
・黒の徳は 「智」
学業向上させるよう頑張るという意味です。
風水的には 「信頼感」

普段何気なく目にしている色にもこのような意味があったんですね。
自分の願い事にぴったり合う短冊の色を選べば、願い事が叶う率がアップするのではないかと思えてきました。

七夕飾りの短冊 願い事が叶う書き方

スバリ言い切ってしまいましょう。

私も子供のころに短冊には、「~になりますように。」と書いていました。

しかしそうでなく、「~になる。」という書き方です。
このように言い切ってしまうことで、無意識のうちに実現しようという力が働いて、自然と願いを叶えるために、自分の行動が変わっていくのです。

確かにそうですね。
「~になりますように。」では、受け身です。

「~になる。」にすると、
願いを叶えるために頑張ります。
努力します。
という思いが伝わってきますよね。

まとめ

短冊に願い事を書くだけなら誰でもできます。
お願いするだけ、頼っているだけ、受け身では何も変わりません。

短冊に願いを書いて、それに向かって自分自身も頑張ってみましょう。
その時、短冊の色は願い事に合わせるとベストですね。

きっと頑張って、努力している姿をを天から神様は見守ってくれることでしょう。

⇒ 七夕に食べるそうめんの由来とお菓子(索餅)の作り方 子供が喜ぶご飯は?

参考にしてください。