特に女性の体に良いと言われるローズヒップティーの栄養成分と期待できる効果や、妊娠中に飲んで良いものなのか、副作用の心配はないのかなど気になる疑問点について紹介します。
また数あるハーブティーの中で、妊娠中に妊婦さんは飲むのを控えたほうがいいハーブティーがありますので、ここで合わせてお伝えしておきます。


ローズヒップティーの栄養成分と効果

ローズヒップティーは特に女性の体に良いと言われているハーブティーです。
真っ赤なキレイな色をした酸っぱい味が女性に人気ですが、いったいこのローズヒップティーにはどのような栄養成分が含まれていて、どんな効果が期待できるのか気になっている人は多いのではないでしょうか。

ローズヒップティーの栄養成分

ローズヒップティーは「ビタミンCの爆弾」と言われるほど、特にビタミンCは豊富に含まれています。。
しかもビタミンCだけでなく、その他にも天然のサプリと言われるほどのさまざまな栄養成分が含まれてるのですからビックリです。
・ビタミンC(レモンの \(20\) 倍)
・ビタミンA(トマトの \(20\) 倍)
・ビタミンE(玄米の \(14\) 倍)
・ビタミンE
・ビタミン\(\mathrm{B}_1\)
・ビタミン\(\mathrm{B}_2\)
・βカロテン(トマト \(18\) 倍)
・鉄分(ほうれん草の \(13\) 倍)
・食物繊維(レタスの \(9\) 倍)
・カルシウム(牛乳の \(8\) 倍)
・マンガン(わかめの \(2\) 倍)
・リコピン

さらにはビタミンPといわれる、あまり聞いたことのないビタミン様物質が含まれています。
【ビタミンPとは】
あまり聞いたことがなく馴染みがない人がきっとほとんどですよね。
このビタミンPとは、「ケルセチン、ヘスペリジン」というフラボノイドの総称です。

ビタミンCを熱から守り、ビタミンCの吸収を助ける働きがあるというのです。
通常ビタミンCは熱に弱いので、熱を加えて調理したり熱いものの中に入れると壊れてしまいます。
だから、「ローズヒップティーの中にビタミンCがレモンの \(20\) 倍入っていても意味ないじゃない。」と思っていた人も少なからずいたのではないでしょうか。

でも大丈夫、このビタミンPのおかげでローズヒップティーは\(100\) ℃のお湯で抽出しても、ビタミンCが破壊されないのです。
さらにローズヒップティーは、ビタミンPやリコピンの成分によって豊富に含まれるビタミンCを体内で効率よく吸収できるという嬉しい特徴があるのです。
このような栄養成分を見ると、ローズヒップティーを定期的に飲むことで、身体の中からキレイになれそうな気がしてきますよね。

ローズヒップティーに期待できる効果

ローズヒップティーを日常的に飲むことによって、体にはどのような効果が期待できるのか確認してみましょう。

■ローズヒップティーに含まれるビタミンC
メラニン色素の生成を抑制して、美白に導いてくれる作用があります。
体の免疫力と肌の免疫力を向上させることで、ニキビを予防に期待ができます。

■ローズヒップティーに含まれるビタミンE
肌の再生や新陳代謝を促進して、肌の再生を促してくれる作用があります。

●ダイエット効果
ローズヒップティーには「ティリロサイド」というポリフェノールが含まれます。
ティリロサイドには、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
脂肪燃焼の効率をアップさせる効果も期待できるので、運動をプラスして行うことでダイエットとの相性はより良くなります。
さらに、血糖値の上昇を抑える効果も期待できるということなので、総合的にダイエットに効果を発揮してくれるでしょう。

●免疫力の向上
冬にローズヒップティーを飲むことで、風邪を引きづらくすることができます。
また、花粉症への効果も期待できるので、花粉症の症状で悩んでいる人は、今年の春にローズヒップティーを飲んで試してみましょう。

●美肌効果
次のような美肌効果が期待できると言われています。
美意識の高い女性に大人気だと言うのがうなづけますね。
・しわの解消
・くすみの解消
・たるみ除去
・毛穴の引き締め
・肌荒れ<の回復 ・色黒から美白へ

ローズヒップティーは妊娠中に妊婦さんが飲んでもいいの?

ローズヒップティーはハーブティーの一種です。
ハーブティーを妊娠中に飲んでも大丈夫なのか、妊婦さんお腹の赤ちゃんのことが心配になっちゃいますよね。

大丈夫、ローズヒップは「妊婦のハーブ」という別名もあり、心配はいらないとされています。
ドイツなど欧州では、妊婦さんに不足しがちなビタミンCや鉄分、カルシウムなどの栄養補給にも使われているそうです。
妊娠中はカルシウムや鉄分を多く摂りたいですよね。
カルシウムはビタミンと一緒に摂取することが体内吸収に効果的なので、ビタミンがたっぷり含まれているローズヒップティーはぴったりなのです。

もちろん、ローズヒップティーはノンカフェインなので、子宮収縮などの心配もありません
妊娠中は免疫力が低下しがちなので、免疫力を向上させる効果が期待できるローズヒップティーは妊娠中でも安心して飲むことができるのです。
ただし、品質の良いものを選んでくださいね。
安価でローズヒップティーと称されて出回っているものの中には、他のハーブとブレンドしているものもあるようです。
しっかり表示を確認しましょう。

妊娠中に飲んではいけないハーブティー

数あるハーブティーの全てが、妊娠中に飲んでもいいと言うわけではないので注意しましょう。
妊婦さんは飲むのを控えたほうがいいハーブティーも存在しています。

妊娠中にハーブティーを飲む際は、必ずハーブの用法を調べてからにしましょうね。
下記のハーブティーは、子宮の収縮を促す効果があるので妊娠中はNGとされています。
カモミールティー
セントジョーンズワートティー
アロエ茶
ハトムギ茶
ラズベリーリーフティー(妊娠初期~中期はNG。臨月からは「安産のハーブ」とも言われるほどおすすめ)

ローズヒップティーに副作用はないの?

ローズヒップティーの副作用や健康被害は今のところ報告されていません。
ローズヒップティーは野バラの実から作った自然の飲み物なので、普通に適量を飲むぶんにはの副作用の心配はいらないとされています。

ただ、ビタミンCを過剰摂取した場合に人によっては、吐き気や嘔吐、胸焼け、倦怠感、下痢、不眠などが副作用として現れることがあるかもしれません。
身体に良いからといって「水代わりに飲む」ような飲み方をして、ビタミンCを過剰に摂取してしまっては、副作用をもたらさないとも限りません。
ただ、こうした副作用というのは異常な量を飲んでいた場合のことなので本当にまれです。
常識的な飲み方をして、体に入った余分なビタミンCは排出されるので心配する必要はありません。

どんなに良いものでも、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということです。
特に妊婦さんや授乳中のお母さんは、ローズヒップティーを過剰飲用するのは基本的に避けましょう。

普通に飲んでいればなんの問題もありません。
ローズヒップティーが入っている袋などに書かれている一日の適量を守りましょう。

しかしアレルギー体質の人は、ローズヒップティーはアレルギーの原因アレルゲンの項目のひとつでもあるので、最初は少しの量から飲みはじめて問題がなければ徐々に量を増やしてくのが良いでしょう。

まとめ

ローズヒップティーは、お茶として飲んだ後の出がらしにもたくさんの栄養成分が残っています。

 ⇒ ローズヒップティーは食べるお茶 美味しい入れ方と効果的な飲み方

ぜひ余すことなくヨーグルトに入れて食べてみましょう。

 ⇒ ローズヒップティーの選び方や美味しい食べ方とお風呂での使い方

また妊娠中の妊婦さんは、ローズヒップティーを飲みながらお腹の中の赤ちゃんと一緒に、ローズヒップのお風呂で心と身体をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。