コリコリした独特な歯ごたえがたまらない数の子はおせち料理には欠かせない食材です。

しかし、塩漬けの数の子は塩抜きをしないと食べれません。
味付けも必要です。

また大量に数の子を塩抜きした場合、どのくらい日持ちするのかも気になりますよね。

そこで、数の子の塩抜きを簡単にする方法と味付けの仕方や保存方法や保存期間について紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

数の子の塩抜きを簡単にする方法

市販されている数の子は塩漬けされていますよね。
この塩漬けされている数の子を調理するには、まずは塩抜きが必要です。

上手な塩抜きが、数の子の味を決めてしまうといっても過言ではありません。

 

私は恥ずかしながら若かりし頃、奮発して数の子を買ったのですが、数の子に塩抜きが必要だとはしらずにそのまま味付けして失敗した経験があります。
それはそれは食べられるものではありませんでした。
しょっぱいし、生臭いし、えらい目にあいました。

その後、塩抜き方法をおぼえ今はとっても美味しい数の子をおせち料理の時期になると作っています。

 

それでは、数の子の塩抜きを簡単にする方法を紹介しますね。

塩抜きのポイント

数の子の塩抜きは薄い塩水を使うのがポイントです。

「えっ? 真水ではないの?」と不思議に思う方がいるかもしれませんが、数の子は小さな卵の一つひとつに塩分がついているので、真水に浸けるだけでは塩抜きはできないのです。

その理由は、浸透圧です。
なので数の子の塩抜きには、薄い塩水を使って行なうことがキモなのです。

 

また数の子についているうすい膜(皮)もとても気になりますよね。
しかしこのうすい膜(皮)は、最初に取らなくても大丈夫です。

塩水に浸けているとうすい膜(皮)はとても取りやすくなるので、塩抜きをしている途中で取りましょう。

ちなみに、最初にうすい膜(皮)を取ってしまうと数の子の身が崩れてしまう可能性があるので注意しましょう。

数の子の塩抜き方法

1.水1Lに対して塩小さじ1塩水に6~8時間浸します。(数の子100gに対して塩水1Lが目安です。)
この作業を2~3回繰り返して行ないます。

 

2.塩水に浸す2回目の作業が終わった時点で、数の子の味見をしてみます。
この時、数の子に塩気が若干残っている状態ならOKですが、まだしょっぱいと感じたら3回目(塩水に浸す。)の作業をしましょう。

 

数の子の厚みや好い気さによって浸水時間は違ってきます。
必ず味見をしながら作業しましょう。

塩抜きをし過ぎた場合

数の子の塩抜きはすればするほど美味しくなると言うものではありません。
数の子の塩抜きをし過ぎてしまうと苦味が出てしまいます。

そんな時は、数の子に塩味を戻して苦味を取っちゃいましょう。

 

◇数の子に塩味を戻して苦味を取り去る方法

塩抜き作業をした時よりもやや濃いめの塩水を作り、1~2時間様子を見ながら浸せばこれでOKです。

数の子の「簡単」塩抜き方法

年末はバタバタと慌ただしいですよね。
なかなかおせち料理の作業が進まずに、「大晦日になっちゃった。」なーんてこともなきにしもあらずです。

そんな、どーしても急いで数の子の塩抜きしなくちゃならない時の方法について紹介します。

通常は1日~2日かかるところを、たったの3時間程でできる方法です。
ただ旨味の点からいうと、ゆっくり時間をかけて塩抜きを行った方がベストです。

 

1.約40℃のぬるま湯1%の塩水を作り、そこに数の子を1時間位浸します。(この場合も数の子100gに対して塩水1Lが目安です。)
ぬるま湯1Lの場合、塩は小さじ2杯程度です。

浸している間に数の子のうすい膜(皮)を取り除きましょう。

 

2.次に真水に1~2時間浸します。
この浸している1~2時間の間に真水を1~2回替えて、塩抜き加減の味見をしましょう。

数の子(塩抜き後)の味付け方法

店頭には味付け済みの数の子を販売しています。
しかし、手をかけて自分で塩抜きした数の子を味付けしたものは格別に美味しいです。
おすすめですよ!

それでは早速作り方を紹介します。

材料

・数の子 200g
●だし汁 2カップ
●薄口醤油 大さじ3
●酒 大さじ1.5
●みりん 大さじ1.5
●塩 ひとつまみ(小さじ1/3程度)
・かつおぶし 少々

下準備

1.● がついている材料(だし汁、薄口醤油、酒、みりん、塩)を鍋に入れ、一度煮立たせてからよく冷まします

 

2.1の冷めた漬け汁を密閉容器に入れておきます。

作り方

1.うすい膜(皮)をきれいに取り除いた数の子は、真水で一度洗ってざるで水切りします。

 

2.水を切った後、数の子に少しお酒をふりかけます。

 

3.漬け汁が入った密閉容器に数の子を入れて冷蔵庫で2日間程寝かします。(数の子に漬け汁がよく染み込んで美味しくなります。)

 

4.食べややすい大きさに切って、かつお節をふりかけて完成です。

数の子の塩抜き後の保存方法と保存期間は?

数の子を塩抜きした後、直ぐに調理できれば良いですが出来ない場合もありますよね。
そんな時どのように保存したらいいのか、またどれくらいの期間保存できるのか紹介します。

塩抜き後の保存方法と保存期間

塩抜き後の数の子は生ものと同じと考えましょう。

ラップにきれいに包む、または密閉容器に入れて必ず冷蔵庫で保管して早めに食べきりましょう。

保存期間は冷蔵庫であっても5日程度です。

長くても1週間なので使用する時は数の子を確認し、粘つきや臭いがした場合には処分するようにしましょう。

塩抜き前の保存方法と保存期間

塩抜き前の塩漬け状態の数の子の場合は、保存食のように塩分がとても高い食品なので冷蔵庫で2~3ヶ月持ちします。

 

塩漬け状態の数の子は5日間程度で食べれる量を考え塩抜き作業を行いましょう。

冷凍保存はできないの?

塩抜きをした数の子は、そのままでも味付けをした後でも冷凍保存をすることはできます。

 

味付け後の数の子を冷凍する場合は、漬け汁はしっかり切ってから冷凍しましょう。

 

塩抜き後冷凍した場合1ヶ~2ヶ月は大丈夫とされていますが、冷凍することで数の子独特のコリコリとした歯ごたえが失われ、味が落ち、バラバラになる可能性もあるので、なるべく早く食べ切りたいですね。

冷凍した数の子は、冷蔵庫で自然解凍してから食べましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。
おせち料理を食べる理由と種類やそのいわれ&重箱に詰める意味と詰め方

まとめ

おせち料理にかかせない縁起のいい数の子は味付けしたものを市販で購入できますが、手間をかけた手作りの数の子は市販のものとは比べものにならないほど美味しいです。

今年はぜひ、数の子の塩抜きに挑戦してあなたの家のオリジナル味付け数の子を作ってみましょう。