蜂蜜(はちみつ)の栄養や健康に与える効果と効果的な食べ方、また赤ちゃんが蜂蜜食べたらダメな理由や授乳中の母親は食べても大丈夫なのかお伝えします。
蜂蜜には素晴らしい栄養が含まれていて、体に良い効果があると聞きます。
しかし一方では、赤ちゃんに食べさせたらダメ、最悪死に至る場合あると言われていますよね。
また母乳で育児中の母親が食べた場合に、おっぱいを飲んだ赤ちゃんへの影響もきになるでしょう。
ここでしっかり、蜂蜜の不安を確認しましょう。

蜂蜜(はちみつ)に含まれる栄養と効果

蜂蜜(はちみつ)に含まれる栄養

蜂蜜(はちみつ)には、良質で優れたビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
【ビタミン類】
・\(ビタミン\,\mathrm{B_1}\) ・\(ビタミン\,\mathrm{B_2}\) ・\(ビタミン\,\mathrm{B_6}\)
・\(ビタミン\,\mathrm{C}\) ・\(ビタミン\,\mathrm{K}\)
・\(葉酸\) ・\(ニコチン酸\) ・\(パントテン酸\) ・\(ビオチン\) など

【ミネラル類】
・\(カリウム\) ・\(ナトリウム\) ・\(カルシウム\) ・\(マグネシウム\)
・\(リン\) ・\(亜鉛\) ・\(鉄\) ・\(銅\) ・\(マンガン\) など

【その他】
・\(グルコン酸\) ・\(アミノ酸\) ・\(酵素\) など

蜂蜜(はちみつ)の効果

蜂蜜(はちみつ)には余り知られていない次のような嬉しい効果があります。

■即座に脳の栄養
蜂蜜は、脳にとって最高のエネルギー源です。
\(80\,%\)が糖分でブドウ糖と果糖しか蜂蜜には含まれていません。

脳は、ブドウ糖しか吸収しません。
色々な栄養分を体が摂取しても、ブドウ糖が含まれてなければ脳は受け付けないのです。

蜂蜜は記憶力を回復させる特効薬で、元気の素が多く含まれ、食べるとすぐに体と心の滋養になります。

食べたら即吸収し、そのまま血糖に反映されるのですぐに脳の栄養になるのです。
栄養面だけではなく、脳の発育という点でとても効果的なのです。

人間の脳の重量は、大体\(\,20\,歳\)でMAXになると言われています。
ということは、脳は\(\,20\,歳\)まで発育し続けるということになりますよね。

つまり、若い人は「蜂蜜をどんどん食べると良い。」と言うことです。

また、前頭葉 = 人間らしい脳と言われています。
前頭葉は、「情動」「思考」、そして「抑制をかける働き」を司っているのですが、この前頭葉の発達にとてもよいのが、生の蜂蜜です。

■強力な殺菌効果
蜂蜜には強力な殺菌効果があります。

殺菌力の強さは次の通りです。
\(1.\)蜂蜜の高濃度の糖分が、細菌内部の水分を減少させ、繁殖を抑える力を持っている。
\(2.\)蜂蜜成分に含まれるグルコン酸に殺菌消毒作用がある。
※グルコン酸は、医療現場で傷口の消毒、医療用具の消毒にも使われている物質です。

具体的にどのような効果が期待できるのが紹介しますね。

【すり傷ややけどの治療に効果が期待できる】
天然の蜂蜜は、傷の治りを早め傷跡が残りにくくさせる作用があると言われています。
火傷の際に塗ると、あまり水ぶくれにならずに済むというのです。

しかし、これはあくまで軽い傷の場合での治療法なので、応急手当として考えてくださいね。

【口内炎の治療に効果が期待できる】
口内炎の治療には口の中を清潔に保つことが大切ですが、蜂蜜には強力な殺菌効果があるので口内炎の上に塗ると効果が期待できると言われています。
蜂蜜を溶かしたは水で、うがいをするのも良いでしょう。

口内炎の原因はビタミンB1、B2の不足です。
蜂蜜はビタミンB1、B2を豊富に含んでいるので、食べて(口に含んで)も口内炎の治療にOKなのです。

以前から蜂蜜を購入している養蜂園さんから、口に含んでそのまま寝ても虫歯にならないから安心してくださいねとお聞きしています。

美味しい蜂蜜を食べて口内炎が治るならこんな嬉しいことは有りませんね。

【その他】
・二日酔いの予防と解消に効果的
・ノドの調子の改善に効果的
・不眠症に効果的
・便秘に効果的
・動脈硬化の予防に効果的
・疲労回復に効果的

こんなにたくさんの素晴らしい効果を期待できる蜂蜜は、家庭に常備しておくべきですね。
蜂蜜は保存食なので、賞味期限は\(\,2\,\)年以上あると言われています。
\(5\,年\)以上経って賞味期限を過ぎても、風味が落ちるけれど食べても大丈夫とのことです。

しかし、賞味期限が過ぎたものは結晶化しやすくなるので、なるべく2年で食べ切ることが望ましいですね。

 ⇒ 蜂蜜(はちみつ)が冬に固まる原因と元に戻す方法

結晶化とは、蜂蜜が白く固まってしまうことを言います。

蜂蜜(はちみつ)の効果的な食べ方

優れものの蜂蜜(はちみつ)でも熱いものに入れたり、\(40\,℃\)以上の熱を加えて調理して食べることはあまりおすすめできません。

純粋な蜂蜜に限っては、生の状態の時に様々な効能を発揮してくれます。
しかし、熱を加えることで栄養価が壊れてしまうのです。

\(40\,℃\)以下の場所に保管しましょう。
ということは、\(40\,℃\)近い高熱が出ている時には無理に食べても意味が無いかもしれませんね。

それでは、蜂蜜の栄養素を最大限に吸収するベストな食べ方を紹介します。

蜂蜜の栄養素を最大限に吸収するには、寝る直前ティスプーン\(\,1\,\)杯程度の蜂蜜を牛乳、ヨーグルト、水と一緒に食べることです。
「えっ? 蜂蜜のような甘いものを寝る前に食べて大丈夫なの?」と心配する人はきっと多いでしょうね。
でも心配無用です。

蜂蜜にはとても強力な殺菌力があるので、就寝中に腸内環境を整え、口内の雑菌の増加を抑え清浄に保ち口臭も抑え虫歯にもならないとのことです。
嬉しすぎますね。

※注意
必ず非加熱の生蜂蜜を選んでくださいね。
加熱されていない国産の蜂蜜が一番安心です。

有名な外国産の蜂蜜は現地で食べるのには良いのですが、私たちが日本のスーパーで手にする蜂蜜の中には、船便で赤道を通ってくるために船内が高温になってしまう場合があるので、せっかくの蜂蜜の栄養素は壊れ効能が失われている可能性があるようなのです。

国産でも最近の蜂蜜は、生産効率をあげるため加熱処理をあえてして、売り出されているものもあります。
だから購入する際は、ラベルを良く見て純粋の蜂蜜かどうか良く見て確認しましょうね。

信頼できる蜂蜜専門店で生産者の話を聞きながら購入するのが一番良いですね。

加熱処理をしている加工蜂蜜と天然蜂蜜とは別物と思ってください。
蜂蜜の効果を期待したいなら、天然蜂蜜とおぼえておきましょう。

蜂蜜(はちみつ)が赤ちゃんにダメな理由

脳にも良いし腸内環境を整える、口内の雑菌の増加を抑えて、清浄に保ち口臭も抑える、そして虫歯にもならない、さらに栄養価も高い、こんな素晴らしい蜂蜜ですが、赤ちゃんには食べさせてはダメと言われています。

生後\(6ヶ月\)の赤ちゃんが蜂蜜入りのジュースを飲んで死亡したニュースを聞いた時は「ホントの事だったんだ。」と改めてビックリした人は少なくなかったでしょう。

自治体や行政機関から「\(\,1\,\)歳未満の子どもには蜂蜜を与えてはいけない」と広報されています。
さらに厚生労働省や消費者庁でも改めて警告を出しています。

蜂蜜には「ボツリヌス菌」という食中毒菌の芽胞が含まれていることがあるのです。
大人は自分の消化器官でボツリヌス菌の芽胞を消化処理できるのでなんら問題はありません。

しかし、\(1歳\)未満の赤ちゃんの場合はまだ腸内の環境が整っていないため、ボツリヌス菌が増殖しやすいのです。
微量でも菌が含まれていたら腸内で増殖して毒素を出すため、それが原因で「乳児ボツリヌス症」を引き起こす可能性があります。

\(\,1\,\)歳を過ぎた頃には腸内の環境ができあがって、抵抗力が高まるので問題ないと言われていますが、\(2\,\)歳くらいまでは様子を見た方が安心できるのではないでしょうか。

「加熱したものなら大丈夫かな?」と考えるお母さんがいるかもしれませんね。
残念なことにボツリヌス菌は、\(100℃\)の熱でも殺菌することは難しいい菌なので熱を通して調理をしても防げないとおぼえておきましょう。

蜂蜜(はちみつ)を母乳育児中の母親が食べても大丈夫?

では母乳育児中の場合、母親が蜂蜜(はちみつ)を食べたら「母乳を通してボツリヌス菌の影響が赤ちゃんの身体に伝わってしまうのではないのか?」と心配になっているお母さんも多いのではないでしょうか。

大丈夫、心配いりません。

授乳中の母親が蜂蜜を食べて「ボツリヌス菌」が体内に入った場合でも、大人は自分の消化器官で消化され不活化してしまうので、ボツリヌス菌が母乳に移行することはありません。

授乳中でも安心して蜂蜜を食べてくださいね。
もちろん蜂蜜の分量に関係なく母乳にでることはありません。

 ⇒ 母親が食中毒 母乳飲ませたら赤ちゃんにうつる?具体的な予防と対策

母乳で育児をしているとお母さんの体調不良が赤ちゃんに影響を与えてしまわないか心配になってしまいますよね。
不安は取り除いて育児を楽しんでください。

まとめ

蜂蜜には加熱処理をしている加工蜂蜜と非加熱の生蜂蜜(天然蜂蜜)があります。
だから価格も数百円 ~ 数千円と開きがあるのです。

健康のことを考え効能に期待するのであれば、やはり非加熱の生蜂蜜(天然蜂蜜)を選びましょう。

授乳中のお母さんも安心して食べられる蜂蜜を、毎日少量づつ体に取り入れ健康効果を期待しましょう。

 ⇒ 断乳と卒乳どっちがいいの?断乳時期とおっぱいのケアは?

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