断乳と卒乳どっちにしようか、すくすくと成長した子供を見つめ迷っているお母さんは多いのではないでしょうか。

断乳する場合、その時期をいつにするのかも悩みどころですよね。

また断乳時のおっぱいのケアも心配でしょう。

そこで、断乳と卒乳の選び方と断乳時期、おっぱいのケアについて紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

断乳と卒乳どちらを選んだらいいの?

完全母乳で育児をしているお母さんにとって、タイミングをみて断乳した方が良いのか、それとも子供がおっぱいを欲しがらなくなるのを待って卒乳した方がいいのか悩む時期がやってきます。

そこで、悩んだら切りがない赤ちゃんの断乳と卒乳について紹介します。

断乳とは

断乳とは、何月何日までと日にちを決めて、母乳やミルクを飲ませるのをやめることです。

 

多くのお母さんは次のような時に断乳することが多いようです。

・お母さんに2人目が授かったことがわかった時

・母乳自体の出が悪くなった

赤ちゃんに歯が生えてきて母乳をあげることが苦痛になってきた時

大きくなったのになかなか卒乳できない

卒乳とは

卒乳とは、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなることです。

ただし卒乳するには離乳食が始まっていて、母乳やミルクを飲まなくても離乳食で十分栄養が取れていることが大切です。

 

お母さんの母乳の出が悪くなったり、離乳食で母乳以外の食べ物の味を覚えたり、赤ちゃんに満腹感があれば自然と母乳を欲しがらなくなるようです。

 

断乳も卒乳も母乳やミルク以外の離乳食が順調に進み、離乳食で十分な栄養と満腹感を持つようになってから行いましょうね。

断乳と卒乳ではどちらがいいの?

お母さんの気持ちとしては、断乳と卒乳のどちらがおっぱいをやめる良い方法なんだろうですよね。

でも、断乳と卒乳のどちらが正しいおっぱいのやめ方などというものはありません
いろんな考え方があっていいのです。

卒乳まで待つ

子供がおっぱいを欲しがるまで与えて卒乳まで待つというのも一つの考え方です。

これにはお母さんの時間的余裕と心の余裕が必要です。
おっぱいを与えている間は何もできませんからね。

 

実は私にはお嫁さんが2人いるのですが、長男のお嫁さんはこの卒乳を選びました。
なんと3歳頃までお母さんのおっぱいを孫は飲んでいたのです。

お嫁さんは孫が1歳5ヶ月の時から仕事に復帰していましたから、大変なことも多かったことでしょう。

仕事を終えて保育園に迎えに行って、家に帰るとまずおっぱいタイムだったと言います。

早く家事を片付けたい時間にイライラせず子供におっぱいを与え続けたお母さんに頭が下がる思いです。

しかし、一向におっぱい欲しがらなくならなかったため、2人の赤ちゃんも欲しいとなったタイミングで断乳したのです。

1歳頃に断乳

また、1歳頃に断乳というのも一つの考え方ですね。

これにはお母さんのいさぎよさが必要です。

 

実はもう1人、次男のお嫁さんは卒乳を選びました。

職場復帰と子供の保育園の入園に合わせたそうです。
このいさぎよさにあっぱれです。

 

このように母乳をやめることは人に言われて考えることではなく、自分たちの環境やそのときの状況お母さんの体調赤ちゃんの栄養を考え卒乳にするか断乳にするかを決めるのがベストなのではないでしょうか。

最終的には、お母さんと赤ちゃん次第ですね。

お母さんのおっぱいの状態で選ぶ

それでも断乳か卒乳か悩む場合は、次のようなお母さんのおっぱいの状態で選ぶのが良いでしょう。

差し乳の人(おっぱいが張らなくても母乳が出る人)
差し乳の人は卒乳を目指しても問題にならない場合が多いです。

 

溜まり乳(張り乳)の人(おっぱいがよく張る人)
溜まり乳(張り乳)の人や乳腺炎などを繰り返すことが多かった人は、断乳を選ぶ方が良いようです。

断乳と卒乳の時期はいつがいいの?

断乳と卒乳にベストな時期はいつなんだろうと考えているお母さんは多いようようですが、時期に決まりはないのです。

一般的な目安は、1才半~2才頃と言われています。

 

断乳または卒乳をいつにするのかは、お母さんと赤ちゃん次第ですね。
おっぱいに十分満足して赤ちゃんからおっぱいを欲しがらなくなって卒乳するのが理想的なのかもしれませんが、お母さんの負担を理由に断乳を考えてもOKなのです。

赤ちゃんとの授乳タイムを大切にしたいなら続ける、負担になってきたらやめるで良いのです。

断乳や卒乳の時期を決めるのに大事なことは、赤ちゃんの年齢ではなく、母乳以外から栄養や水分がとれているか、家族で断乳や卒乳にトライする意欲と気力があるかということです。

こちらの記事も参考にしてください。
麦茶とほうじ茶の違い原料・成分・効能を比較 ノンカフェインはどっち?

断乳と卒乳後のおっぱいのケアは?

それでは断乳後と卒乳後のおっぱいのケアについて紹介します。

授乳回数が多い状態からの断乳の場合

〇月〇日、この日からおっぱいを飲ませないと決めて断乳する場合は、お母さんと赤ちゃん2人の体調の良い時を選びましょう。

 

しばらくはおっぱいを見せない方がいいので、お父さんに赤ちゃんをお風呂に入れてもらえる日を選ぶ必要があります。

お風呂はシャワーで済ませて

断乳したお母さんは、しばらくはお風呂で温まるとおっぱいが湧きやすい状態になるので、湯船に入らないでシャワーで済ませるようにし、おっぱいや体を温めないようにしましょう。

食事はあっさりしたものを選んで

食事はおっぱいの張りが落ち着くまで、高カロリー、高脂肪、乳製品、甘いものを避け、あっさりな和食にしましょう。

おっぱいの搾り方

★初日~3日目
当然のことですが、飲ませないでいると段々おっぱいは張ってくるので、初日~3日目までは張ってきて辛くなったら、少し楽になるくらいまで軽く搾る(圧抜き)ことを繰り返します。

 

この時、張っている乳房の部分を押して搾る事は避けましょう

乳房部分は母乳が溜まり炎症が起きやすい状態です。
搾る時は乳房部分を押したりしないで、必ず乳輪~乳首の部分のみを持って搾乳するようにします。

出来る限り我慢して(でも我慢のしすぎは禁物)どうしても辛くなったら圧を抜く程度に軽く搾ります。

 

★4日目
4日目に一度出なくなるまで全部搾りきります。

その後は張ってきて痛くなったら圧を抜く程度に軽く搾る、ということを繰り返します。

 

★1週間後
1週間後にもう一度出なくなるまで全部搾り出します。

そこからまた1ヶ月後にもう一度出なくなるまで全部搾りきります。

 

★その後
その後は思い出したときなどに時々お風呂などで搾ってみましょう。

 

最終的に搾ったときに白い母乳ではなく透明な汁が出てくるようになれば断乳完了です。

 

断乳中おっぱいが張って痛むときは熱さまシートなどの冷却シートなどを使って冷やしましょう。
断乳の過程でトラブルが起きたり、自分でするケアに自身がないときは、母乳外来のある産婦人科、助産院や助産婦さんなどに相談しましょう。

徐々に授乳回数を減らしていく断乳の場合

自然におっぱいを卒業する方向にしたい時の断乳方法です。

この断乳方法は最低2ヶ月以上の時間をかけて、ゆっくり授乳回数を減らしていきます。

 

現在、授乳回数が1日7回の場合は、授乳回数を1回減らして6回にし、6回の授乳ペースを2週間程度定着させます。

そしてまた、赤ちゃんの様子やおっぱいの様子をみながらまた1回減らして2週間程度様子をみましょう

 

この方法を実行する時、決して今日7回、明日6回、明後日5回などという急激な減らし方はやめましょう

自然卒乳した場合

自然卒乳後には、おっぱいが張ったり痛んだりするということは少ないでしょう。
しかしおっぱいが張らないから、痛まないからとそのままほおっておくと、古いおっぱいが小さいしこりとなって乳腺内に残ったりする場合があります。

次回の2人目の授乳時にもスムーズに乳管を開かせるために、きちんとここで残乳ケアをしておっぱいを終えましょう。

 

張ったり痛んだりする場合は上で紹介している方法と同じです。

張ったり痛んだりしない場合は、飲まなくなった1週間後、それから1ヵ月後にお風呂などで搾れるだけ搾りきりましょう。

まとめ

赤ちゃんはおっぱいが大好きです。

授乳タイムのひとときはお母さんも赤ちゃんとの幸せな時間ですよね。

その終わり方や時期にはこれが正しいということはありません。

断乳でも卒乳を何時いつまでにしなくちゃと焦ることもないのです。

お母さんが後で後悔のないよう、周りの声に惑わされず自信を持って決めてくださいね。

母乳育児には気になる事が多いですよね。

蜂蜜(はちみつ)の栄養効果と赤ちゃんにダメな理由 母乳育児の母親には?
母親が食中毒 母乳飲ませたら赤ちゃんにうつる?具体的な予防と対策

こちらの記事も参考にしてください。