夜行バスのお盆の遅れと女性が一人で乗る時の注意点 持ち物や便利グッズは?

夜行バスをお盆の帰省に利用したいと考える女性も多いのではないでしょうか。

長距離移動の時、コストを重視したいときに便利そうです。

しかし、お盆時期の渋滞ではどれくらい遅れるのか、女性一人で長時間の密室は大丈夫なのか気になりますよね。

また、移動中に必要な持ち物、便利グッズは何なのでしょう。

そこで、夜行バスのお盆の遅れと女性が一人で乗る時の注意点、持ち物や便利グッズについて紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

夜行バスのお盆の遅れはどれくらい?

夜行バスは長距離移動の時、コストを重視したいときに使ってみたい交通手段ですよね。

ただ、到着時間の遅れが気になって使うのを迷っている人が少なくないようです。

それでは、夜行バスの遅れ(通常・お盆時期)について紹介します。

通常の場合

夜行バスを利用する場合、通常は多少の渋滞があってもそれほど大きな遅れは発生しないと言われています。
元々渋滞の少ない深夜時間帯を走り、あらかじめ朝のラッシュ時の一番混みあう時間を避けるようにダイヤを組んでいる場合が多いからです。

バス会社も定刻の時間に到着するように、多少の渋滞を見越して所要時間に30分~1時間の「余裕時間」を持たせてあるとのことです。

 

30分~1時間の余裕時間が設定してあるのなら、あまり心配する必要はありませんね。
利用者もあらかじめ時間に余裕を持って便選びをするのがほとんどでしょう。

 

渋滞がない時に30分~1時間の余裕時間は、途中のサービスエリアで通常より長時間停車することで余裕時間を消化していきます。
ドライバーさんの時間調整で、予定より大幅に早く到着してしまうということはありません。

お盆の時期の場合

お盆時期でも、運転区間内が自然渋滞のような渋滞が発生して、数Km程度なら定時で走ります。
しかし、特別な事態が発生して10Kmを越え場合は、10~20Kmにつき1時間程度の遅れが出るということを頭に入れておきましょう。

 

特別な事態の発生とは、お盆の時期は行楽や帰省のために車を使って長距離移動を人が多くなるので、自動車の数がグーンと増えます。
その中には運転に不慣れなドライバーも多く疲れや眠気も重なり「突発事故」が起こりやすいのです。

 

突発事故が起こると、お盆(繁忙期)の時の夜行バスが2~3時間遅れとなるのは珍しくありません。
しかし、夜行バスに限ったことではなくて、一般の車であってもこのような場合、同じく2~3時間遅れになります。

 

ただ、どの程度遅れるかはその日の渋滞の状況に大きく左右されるので、お盆(繁忙期)の時の所要時間は事前に予測するのは難しいのです。

夜行バスをお盆(繁忙期)の時に利用する場合は、「びっくりするほど遅れることもある。」ということを考慮に入れた上で利用しましょう。

 

ある程度の正確な時間で移動をしたいと考えている場合は、飛行機や鉄道を利用するのが良いでしょう。
多少交通費が高くても仕方ありませんよね。

 

もしくは、「行き」に夜行バスを利用するのを控えて、「帰り」に限定して夜行バスを使うのも賢い利用の仕方です。

夜行バスは到着時刻が遅れることがある乗り物なので、その分料金は飛行機や新幹線よりも安いのです。

夜行バスに女性が一人で乗る時の注意点

女性が一人で夜行バスに乗る場合、もしも隣の席が男性だったらちょっと不安と思う人は多いのではないでしょうか。

大抵の場合、座席は女性は女性で固まるように配慮してもらえます。

ただ、通路を挟んで男性と隣り合わせになることはあるので、バスに乗ってから慌てないようにしましょう。

座席の種類

座席も夜行バスのタイプで次のように種類は色々です。

・2列ひろびろ

・3列独立

・3列(2+1)

・4列ゆったり

・4列標準

・女性専用

・女性専用エリア

 

しかし、利用する路線すべてに上記のようなタイプの車両が揃っているとも限りません。

また利用代金の点からも選ぶタイプ決まってくるので、一般的な座席で紹介をしますね。

 

2人掛けが通路を挟んで2列というタイプ(4列標準)より、3列独立(1人掛け☓3)を選んだ方が良いでしょう。

いくら隣が女性であったとしても、長時間の移動になるとストレスが溜まってきます。
緊張せずにゆったり体をリラックスさせるためにも1人掛けがおすすめです。

 

座席の順番は具体的な指定は難しいですが、予約時にバスの前方や後方、窓際や通路側など大ざっぱな希望を伝えることができるところもあるので、予約開始の時期になったら、早め(予約開始日の予約開始時間)に予約するのがベストです。

座席のおすすめは、窓側の前の座席です。

 

特に女性の場合は、出入り口に近く運転手さんに近い座席が何かと安心ですよね。

サービスエリアなどでトイレ休憩の時も慌てることもなく、乗り降りしやすいです。

ズボン着用がおすすめ

服装はズボンを履きましょう。
ジーパンのようにきつめのものでなく、ストレッチのきいたものや、ウエストがゴムのゆったりしたものがおすすめです。

 

スカートはおすすめできません。

 

ズボンの方が体勢を変えやすいですし、夏場は特に冷房が入るので冷え対策です。
冷房が強くて足が痛だるくなったりすると長時間座ったままはつらいですからね。

バスはトイレ付を選ぶ

バスは万が一のことを考えてトイレ付きを選びましょう。

事故悪天候などで高速道路上で立ち往生した場合など、トイレの有無は大変大きな問題です。

 

台風の大雨で高速道路が通行禁止になった場合は、通行中の車はその場から動けず何時間と禁止解除を待つことになります。
そんな時にトイレが付いてなかったら・・・
考えただけでも鳥肌が立ってしまいますね。

滅多にあることではありませんし、あってもらっては困りますが念のためトイレ付にしましょう。

貴重品

女性に限ったことではありませんが、場所を離れるときに荷物を預かってくれる人がいませんから、貴重品は肌身離さず持っておくことが大切です。

化粧落とし

化粧落としはバスに乗る前にしましょう。

お化粧したままは寝るのはお肌によくありませんよ。

 

夜行バスの車内はかなり乾燥しているので、保湿剤はいつもより多めに持って行って、こまめにスキンケアをしましょう。

ただ、化粧道具などは可能な限りコンパクトにしましょう。

血行を良くする

座席シートに長時間座った状態なので、体全体の血行は悪くなりがちです。

血行不良を解消するために、足のふくらはぎをマッサージしたり、サービスエリアでは億劫がらず体を動かしましょう。

夜行バス乗車時に必要な持ち物と便利グッズは?

夜行バスは長時間乗ることになるので、快適に過ごせるように持ち物や便利グッズをしっかり準備しましょう。

そえでは、おすすめの持ち物や便利グッズを紹介します。

エア枕(首まくら)

座って寝ようとすると、頭の置き場所に困ります。

エア枕(首まくら)に空気を吹き込んで凹型に膨らませます。
これを肩につけると、寝ている間頭と首を支えてくれます。

座って寝るという態勢は、普段の生活からは想像できないくらい首や肩に負担がかかるので、エア枕(首まくら)があるのと無いのとでは大違いです。

マスク

バスの車内は年間通してとっても乾燥します。

のどを守る必需品です。

 

またマスクをしていれば、口を開けて寝ていても恥ずかしくない、スッピンも隠せます。

さらには悪臭もシャットアウト、咳をコンコンしている人からの感染予防ができる優れものなのです。

耳栓・イヤホン

思っている以上に周りが寝ている時間でも、身じろぎする音寝息が聞こえてきます。

栓をしたりイヤホンで音楽を聴いていれば、周りの音をシャットアウトでき、一人になれたようなリラックス感があります。

 

ただ、車中のアナウンスが聞こえなくなる可能性があるので少し考え物でもあります。

アイマスク

普段、「寝るときは電気を全部消す。」という人には必須のアイテムです。

一刻も早く寝つきたいときは、アイマスクを活用しましょう。

飲み物や軽食

ミネラルウォーターやウーロン茶などさっぱりした飲み物をペットボトルで用意しましょう。

食べ物は食べるときに音がしない、匂いもしないもを選ぶのがマナーです。

使い捨てスリッパと靴下

靴をはいたまま一晩過ごすのはとてもストレスになります。

しかし、素足でいたのでは深夜に冷えてしまい足はだるくなってしまいます。

冷え対策にスリッパと靴下がおすすめです。

 

スリッパは100円ショップのもので十分です。

一晩中座っていると足がむくむ場合があるので、むくみ対策に効果がある着圧ソックスがおすすめです。

まとめ

コストを重視するのであれば、「夜行バス」は頼もしい味方です。

しかし、お盆の時期は所要時間を事前に予測するのは難しいということを理解して計画を立てましょう。

また、長い時間座っているとエコノミークラス症候群(ロングフライト血栓症)を発症する可能性があります。
エコノミークラス症候群の症状や予防 なりやすい人や注意するのは飛行機だけ?
こちらの記事を参考にしてください。