デング熱の症状や潜伏期間と予防策 人から人への感染経路はある?

デング熱は2014年に都内を中心に70年ぶり大流行しました。

今年もまた、デング熱が流行しやしないか心配している人も多いでしょう。

デング熱の症状や潜伏期間を知っておきたいですよね。

アウトドアが大好きな家庭では予防策はしっかり実践したいところでしょう。

また、人から人への感染経路はどうなのか気が気でないですよね。

そこで、デング熱の症状、潜伏期間、予防策、感染経路について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

デング熱の症状や潜伏期間

2014年に都内を中心に70年ぶり大流行したデング熱は、ネッタイシマ蚊ヒトスジシマ蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症です。

 

今年も流行したらと思うと怖くなりますが、感染したからといって感染した全ての人が発症するわけではありません。
約2割程度の人が発症し症状が現れると言われています。

 

2014年に渋谷でデング熱患者が出た同じ時期に同じ場所でイベントに参加していたので、しばらくびくびくしていたことを思い出します。
幸い蚊に刺されてはいなかったですが、やはり心配しましたよ。

 

デング熱には、比較的軽症デング熱と、重症型デング出血熱とがあります。

デング熱とデング出血熱は一見同じような名前に見えますが、「出血」という文字があるのとないのでは症状の重さは大きく違います

 

それではデング熱にはどんな症状が現れるのか紹介します。

デング熱の症状

デング熱の初期症状はインフルエンザにとてもよく似た症状だと言われています。

デングウイルスに感染後2日~7日ほどの潜伏期間の後に、突然の高熱(38~40度程度)で発症します。

主な症状は次の通りです。

・高熱

・頭痛

・眼の奥の痛み

・腰痛

・筋肉痛

・骨痛

 

さらには下記の症状が現れることもあります。

・食欲不振

・腹痛

・吐き気

・嘔吐

・脱力感

・全身倦怠感(けんたいかん)

・全身のリンパ節のはれ

 

ウイルス疾患のため発熱してから3~5日目頃には、胸、背中、顔面、腕、脚に発疹が出ることもありますが、症状は約1週間で消え、通常は後遺症を残すことなく回復します。

 

ただ、デング熱が重症化した場合「デング熱出血」を起こすことがあり、治療が遅れたり適切な治療を行えない場合には、まれに出血にともなうショック死をすることがあるため注意が必要です。

デング熱が恐れられているのは、まれに出血にともなうショック死することがあるこの「デング熱出血」なのです。

デング熱にならないための予防策は?

デング熱で困るのは、症状が似ていると言われているインフルエンザのように有効なワクチンがありません。
また予防薬や特効薬もないので、一番の予防法は「ヒトスジシマ蚊」に刺されないようにすることです。

 

このヒトスジシマ蚊が人を刺すのは「日中」です。
だから、昼間に蚊に刺されないように特に注意しましょう。

そして気温が下がればヒトスジシマ蚊は活動を停止すると言われています。

 

それでは、「ヒトスジシマ蚊」に刺されないための予防対策について紹介します。

ヒトスジシマ蚊の予防対策は特別な物ではありません。
普通の蚊と同様の予防対策となります。

外出するときには虫よけスプレーを使用しましょう

外出するときにはなるべく肌を露出しないようにし、洋服から出ている皮膚部分には虫よけスプレーを使いましょう。

虫よけに有効な成分は「ディート」です。

 

厚生省が認可している虫よけ剤としての「ディート」の最高濃度は12%です。
濃度の違いは効き目の強さではなく効き目の持続時間の長さになります。

 

虫よけスプレーを購入するときは、パッケージの裏面にある成分表示に「ディート」があることを確認しましょう。

日焼け止めを併用する場合は、日焼け止めの上から虫よけスプレーを塗りましょうね。

屋外・屋内を問わず蚊取り線香を利用しましょう

蚊取り線香には蚊をやっつけるだけでなく、蚊が嫌がって寄りつかない「蚊よけ効果」の方が高いと言われています。

アウトドアなどを楽しむときは近くに置いたり、腰に下げられるタイプもあるので上手に活用しましょう。

 

蚊取り線香の効果的な使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
蚊取り線香の効果がある範囲はどれくらい?効果的な使い方と成分は?

極力肌の露出を抑えましょう

蚊がいそうな場所(山や公園などの茂み)に出かける時は、長袖、長ズボン、首元は襟がある物を選び極力肌の露出を抑えましょう。

長袖、長ズボンも肌と服の間に空間をなくし厚手の生地を選んで、蚊に刺されても肌までに針が届かないようにしましょう。

黒い洋服は避けましょう

蚊は黒色に寄ってくる習性があります。

白など明るい色の洋服を選びましょう。

デング熱が発生したとされる場所には近づかないようにしましょう

ヒトスジシマ蚊の行動範囲は50mから100mと言われているので、デング熱が発生したと騒がれる場所には近づかないことも有効な対策になります。

子供には特に注意が必要

子供は大人より体温が高く、たくさん汗をかきますよね。

蚊は体温を察知する能力が高く、汗のニオイにも敏感に反応します。
だから子供は狙われやすいのです、

また無防備に茂みなどに近づくため、蚊に刺される可能性が高いと言えますよね。

 

そして、虫よけに有効な成分の「ディート」ですが、赤ちゃんや小さな子供にはこの「ディート」には注意が必要です。

赤ちゃんの蚊よけ対策にディート注意 安全ハッカ油スプレーの作り方
こちらの記事を参考にしてください。

だから、虫よけスプレーを使う時は一度大人の手にスプレーしたものを塗る配慮が必要です。

また長時間塗ったままにしない(子供4時間程度)ように十分注意しましょう。

帰宅後は石鹸を使って虫よけスプレーを洗い落としましょうね。

デング熱は人から人への感染経路はある?

デング熱の感染経路が気になりますよね。

デング熱の初期症状はインフルエンザに似ているので、人から人への感染があるのではないかと心配になってしまいますが、デング熱は蚊から媒介する感染症です。

インフルエンザのように人から人への感染はありません
空気感染接触感染はおこらないということです。

 

ただ、感染した人を刺した蚊から感染することはあります。

人 ⇔ 蚊 ⇔ デング熱に感染した人 ⇔ 蚊 ⇒ 人

 

つまり最大の予防策は、感染経路である蚊に刺されないことにつきます。

まとめ

ヒトスジシマ蚊は日中の野外で活動する可能性が高いので、特に日中の野外で蚊に刺されないように注意をしましょう。

8月下旬から9月にかけて産卵期を迎える蚊が増えると、活動が活発になりデング熱の被害が増加するようです。

産卵期を迎える蚊が人間を刺す理由はこちらの記事を参考にしてください。
蚊が刺す理由と対策 刺されやすい特徴・体質・血液型・色は?

デング熱から身を守るには、ヒトスジシマ蚊に刺されないようにすることただそれだけです。