カーテンの洗濯方法とシワにならない干し方 頻度はどれくらい?

「カーテンの洗濯ってちょっと面倒だなぁ~」と思う人や、「家庭でカーテンを洗濯して大丈夫なの?」と心配する人は少なくないようです。

しかしカーテンは、ホコリやタバコの煙、結露などで汚れ、黒カビが繁殖している場合もあるので、ちょっと汚れてきたかなと感じたら、サッと家庭で洗濯しましょう。

クリーニングに出したら楽ですが、出した日に仕上がりませんよ。
カーテンなしで数日間過ごせますか?

そこで、家庭で行うカーテンの洗濯方法や縮みやシワにならない干し方、カーテンの洗濯頻度について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

家庭で行うカーテンの洗濯方法

家庭でカーテンなんて洗濯できないと思ってる人はいませんか?

お金はかかるけど家で洗濯するなんて面倒だから、カーテンはクリーニングと決めている人もいるようです。

でも、クリーニングに出したら数日間は戻ってきません。
カーテン無しで生活するのは防犯の面から考えても良くないですよね。

 

ぜひ、家庭での家庭で行うカーテンの洗濯方法をおぼえて汚れが気になった時にサッと洗えるようにしましょう。

黒カビがカーテンに繁殖したら通常の洗濯では落ちません。

こちらの記事を参考にしてください。
カーテンについた黒カビの落とし方 色物の場合と予防対策は?

 

それではカーテンの洗濯方法を紹介しますね。

カーテンに付いている洗濯絵表示をチェック

カーテンを洗濯するときには、カーテンに付いている洗濯絵表示をチェックしましょう。

洗濯機OKのマークが付いている場合

洗濯機OKのマークが付いている場合は、家庭で洗濯機を使用して弱い水流で洗うことが可能です。

手洗いマークが付いている場合

手洗いマークが付いているものや、繊細なデザインのものは、おしゃれ着用洗剤を使用して洗濯ネットに入れ、洗濯機の「ドライコース」、「おうちクリーニングコース」、「おしゃれ着洗いコース」などを使って洗いましょう。

 

また、カーテンは毎日紫外線にさらされているので、意外に生地が傷んでいることがあります。
洗濯機に入れる前に目立たないところを少し引っ張ってみて、生地が傷んでいないか確認しましょう。

傷んでいるようならば、洗濯機ではなく手洗いしましょう。

カーテンを洗う手順

1.カーテン上部のフックを外します。

フックをはずしたら、外やベランダなどでカーテンのホコリをたたいて落とします。

 

2.カーテンを折りたたんで洗濯ネットに入れます。

カーテンがシワになるのを避けるため、そのままクシャクシャと丸めて洗濯機に入れるのはやめましょうね。

 

カーテンは蛇腹のようにていねいに折りたたんで、大きめの洗濯ネットに入れて洗濯することがポイントです。

蛇腹に折りたたむことで、洗濯液がまんべんなくカーテンに行き渡るのです。

またネットに入れることで、水流で生地が乱れるのを防ぎます。

 

3.洗濯機で洗います。

洗濯機に中性洗剤を入れて水道水で洗います。

 

汚れがひどい場合は洗濯機で洗う前に大きめの洗濯桶や浴槽に水をはり、濃い洗剤液を入れてつけ置き洗いした後、洗濯機の「ドライコース」、「おうちクリーニングコース」、「おしゃれ着洗いコース」などを使って洗いましょう。

特に汚れやすいところはカーテンの上部と下部です。

 

4.脱水をします。

脱水は1分ぐらいです。

脱水が長すぎると、シワの原因になりやすいので注意しましょう。

レースカーテンの場合は30秒で十分です。

家庭で洗濯したカーテンの縮みやシワにならない干し方

脱水が完了したらカーテンを干しましょう。

カーテンの縮みやシワにならない干し方を紹介しますね。

カーテンを干す前の前準備

カーテンを干す前に、窓の汚れやレールのホコリをキレイに掃除して、カーテンを干す準備をしましょう。

さっぱりとキレイになった濡れたカーテンにホコリが付かないようにするためです。

薄手のカーテン・レースカーテンの場合

薄手のカーテンやレースカーテンの場合は、フックをつけ直してそのままカーテンレールに干しましょう。

この乾かし方が一番良いのです。

 

カーテン自体の重さで、縮みもシワも伸びて干しじわができません。
また、干す場所をとら無くてすむし、季節が冬だったら乾燥した部屋が加湿されて一石二鳥です。

厚手の重いカーテンの場合

厚手の重いカーテンは、カーテンレールには干せません。

カーテンレールに負担がかかってしまうので、屋外の竿に干しましょう。

 

屋外で干す場合は、日陰で必ず吊り干しにしましょう。
2つ折りにして竿にかけたりはしないでくださいね。

 

しっかり乾燥したらフックを付けてレールに付けて完了です。

カーテンの乾燥は自然乾燥が原則

カーテンの乾燥は自然乾燥が原則です。

全自動洗濯機で乾燥までやってくれる場合は乾燥モードをカットする設定にしておきましょう。

 

洗濯後、カーテンを干す際には除菌や消臭効果のあるアロマオイルスプレーがおすすめです。
簡単に自分で作れますよ。

こちらの記事を参考にしてください。
洗濯物の臭い取り効果がある漂白剤と部屋干しの臭い対策になるアロマオイルの使い方

カーテンの洗濯頻度はどれくらい?

カーテンは室内の空気が出入りする場所の窓際に吊るしてありますよね。

だからホコリ、タバコの煙、結露などによって驚くほど汚れてしまい、室内の嫌な臭いも付いたりしやすいのです。

ただ家庭の洗濯機で洗うことが出来るとはいえ、フックをはずして洗い、またフックを付けて干すという作業をする事になるので後回しになってしまいがちなのも確かです。

 

そこで目安としては、ドレープカーテンは年に1回程度洗濯するようにしましょう。

 

窓側につけているレースカーテンは、窓や網戸についた汚れが付着するので特に汚れます。
年に3回程度の洗濯がベストです。

レースカーテンは洗濯することでレースの目がギュッとしまり、それが紫外線をさえぎるUV効果になるそうですよ。

それでも、レースカーテンを年に3回も洗濯するなんて無理と思う人は、年2回(梅雨入り前と年末)スッキリさせるのが良いでしょう。

まとめ

カーテンレールから外してフック取りから始まる家庭でのカーテンの洗濯はちょっと面倒に思われがちですが、洗い終わったカーテンを吊るした時の部屋が明るくなり、空気を爽やかに感じれる幸せ気分は最高です。

アロマオイルスプレーも作って、カーテンの家庭での洗濯を実践してみましょう。