
洗濯物の臭いはとても気になりますよね。
しっかり洗濯機で洗っているのに何だか臭いと悩んでいる人は多いです。
そんな洗濯物の臭い取りに漂白剤(ワイドハイター)は効果があります。
また部屋干しの洗濯物の臭いは扇風機やアロマオイルを使って防ぐこともできるのです。
そこで、洗濯物の臭い取りに効果のある漂白剤や部屋干しの臭い対策のポイントやアロマオイルの使い方について紹介します。
参考になれれば幸いです。
では本題に入りましょう。
洗濯物の臭い取りに効果のある漂白剤の使い方
お気に入りの香り付き洗濯石鹸を使ってしっかり洗濯機で洗濯しているにも関わらず、洗濯物が何だか臭いと感じる事って少なくないですよね。
「この臭さは何のニオイ? 洗い物の中に悪臭が付いていたものが入ってたのかな?」などと心配しちゃう人もいるようですがそうではありませんよ。
気になる臭いの原因は、洗濯物の雑菌臭なのです。
この雑菌臭は洗濯物に一度付いてしまうと、どんなに香りの良い洗濯石鹸を使っても、普段通りの洗濯を続けているだけではいつまでたっても取れることはありません。
雑菌臭を取るためには一度リセットする必要があります。
リセットしたい時に効果があるのが漂白剤なのです。
それでは洗濯物の臭い取りに効果のある、漂白剤の使い方を紹介します。
漂白剤には塩素系と酸素系の2種類があるので、素材によって使い分けてくださいね。
★塩素系の漂白剤
塩素系の漂白剤は化繊以外の白物専用です。
繰り返し使うと生地が大変傷むので、消耗しても大丈夫な衣類に使いましょう。
★酸素系の漂白剤
酸素系の漂白剤は、色物にも化繊にも使えます。
ただ、塩素系の漂白剤よりは若干効果は低いようです。
酸素系の漂白剤の使用手順
ここでは使用頻度の高い、酸素系の漂白剤の使用手順を紹介しましす。
1.普段通りに洗濯機で洗濯をします。
ただし、柔軟剤は使わないようにしましょう。
2.40℃ ~ 60℃のお湯に、粉末状のワイドハイターを溶かしてその中に洗濯が終了した洗濯物を入れます。
60分ほど浸け置きした後、十分にすすいで脱水し終了です。
洗濯物の部屋干しの臭い(雑菌臭)を防ぐポイント
洗濯物に雑菌臭が付かないようにするのはどうしたら良いのでしょう。
出来るなら生地を傷める可能性がある漂白剤は使いたくないという人もいますよね。
洗濯物の臭い(雑菌臭)を防ぐポイントは、洗濯物が乾くまでの時間です。
結局、洗濯した後が重要なのです。
洗濯物が乾くまでの時間が早ければ早いほど、雑菌臭は付きにくくなります。
だから晴れた日に、太陽の日差しで日光干しをして手早く乾燥させられれば何の問題はありません。
しかし問題は洗濯物を外に出すことが出来ない場合ですよね。
花粉が飛び交う時期、梅雨時などは大変です。
また日当たりの悪いマンションで日光干しができない環境の場合もあります。
またおしゃれ着や色の濃い衣服などは、陰干しや部屋干しが基本です。
このような場合は乾燥機という手がありますが、今でも洗濯物の縮みや傷みが心配で乾燥機は使いたくないという人もまだまだ多いようです。
ましてやおしゃれ着に乾燥機を使うことなんて怖くて出来ないでしょう。
洗濯物を上記のようなさまざまな理由で太陽の日差しで日光干し出来ない場合は、部屋干しするしかありません。
そこで、部屋干しで気になる臭い(雑菌臭)を防ぐポイントを紹介します。
日光干しできない時は扇風機を使おう
洗濯物を部屋干しにする時におすすめなのが「扇風機」です。
「扇風機」はほとんどの家庭で使われているので、わざわざ買う必要はないですよね。
扇風機の風を利用して部屋干しにした洗濯物を素早く乾かしましょう。
扇風機の風を利用した場合、Tシャツや乾きにくいバスタオルでも3時間ほどで乾きます。
扇風機を使用せずにそのまま干した時に比べると約3倍以上の早さになるというのですからビックリですよね。
扇風機の風なら、乾燥機を使った時のように繊維が縮んだり傷むのではないかという心配はいりません。
さらに嬉しいことは、乾燥機に比べると電気代が低く抑えられるので節約にもつながります。
早く乾くだけでなく、気になる臭い(雑菌臭)を防げる衛生的で環境にも優しい「扇風機での部屋干し」をぜひ試してみましょう。
部屋干しの気になる臭い(雑菌臭)対策になるアロマエッセンシャルオイルの使い方
アロマテラピーで使用するアロマエッセンシャルオイル(精油)を使って部屋干しの臭い(雑菌臭)対策をすることができます。
ここでは、3つの対策とアロマオイルスプレーの作り方を紹介します。
扇風機を使用して乾かす時に使用
扇風機使用して洗濯物を乾かす時に、アロマエッセンシャルオイル(精油)を使う方法です。
扇風機の風を当てて洗濯物を乾かす時に、アロマディフューザーを置きます。
アロマディフューザーの中に入れたアロマエッセンシャルオイル(精油)の殺菌効果で雑菌を防ぐことが出来ます。
ただし扇風機の風を利用しているので、火を使うアロマディフューザーはNGです。
※アロマディフューザーとは
アロマエッセンシャルオイル(精油)を室内の空気に拡散、散布することでアロマテラピーを楽しむために特化した商品です。
洗濯機の中に入れて使用
洗濯時に、洗濯機の柔軟剤のポケットに柔軟剤の代わりに水道水少量と、ラベンダーのアロマエッセンシャルオイル(精油)を3滴ほど入れます。
後はにいつものように洗濯機を動かします。
ラベンダーのアロマエッセンシャルオイル(精油)が、除菌と臭いを消し衣類をふっくらとさせてくれます。
合成の柔軟剤ではお肌に炎症や不調を起こす人にもラベンダーのアロマエッセンシャルオイル(精油)はおすすめです。
洗濯物を干すときに使用
濡れた状態の洗濯物にアロマオイルスプレーをシュッと一吹きします。
これで、部屋干しの気になる臭いの発生を防ぎます。
アロマオイルスプレーの作り方
簡単に作ることが出来るアロマオイルスプレーの作り方を紹介します。
★材料
・無水エタノール20ml
・水 80ml(水道水でも可)
・アロマエッセンシャルオイル(精油20滴)
・スプレー容器
★作り方
1.無水エタノールにアロマエッセンシャルオイル(精油)を加えよく混ぜ、さらに水を加えよく混ぜます。
2.洗濯後のスプレー用に選ぶアロマエッセンシャルオイル(精油)は、抗菌効果が期待できるアロマエッセンシャルオイル(精油)から選びます。
あすすめは、ラベンダー + ティートリー のブレンドです。
ラベンダーのフローラルな香りにティートリーのシャキッとした爽やかな香りが混ざり合うと清潔感漂うスプレーが完成します。
このスプレーは感動もので、本当におすすめです。
スプレーした衣類は、汗をかいてもイヤな臭いがしないのです。
お出かけ前の乾いている洋服にも、シュッと一吹きしておくと安心して1日過ごせますよ。
汗が気になる人にもおすすめです。
洗濯前のつけ置きに使用
靴下、Tシャツ、肌着などの汚れや臭いが気になるときは、洗濯機で洗濯する前に手おけにぬるま湯を汲んで小さじ2杯の重曹とティートリーのアロマエッセンシャルオイル(精油)を3滴いれて15分つけ置きします。
15分経ったらそのまま洗濯機で洗濯します。
汚れがひどい場合は、洗剤をつけて少しも揉み洗いをしてから洗濯機で洗濯をすると、汚れも落ちやすく臭いも消えてなくなります。
まとめ
洗濯物の臭いを解消するには、洗濯物を太陽の日差しで日光干しをして手早く乾燥させるのが一番のポイントです。
しかし日光干しが出来ない環境で部屋干しする場合は、扇風機の風を有効に使い、さらにアロマオイルをプラスしてみましょう。
普段の洗濯の中で自分にできることから取り入れて、まずは実践してみましょう。