初節句お祝いのお返しは両親や親戚に必要?贈る時期や品物は?

初節句お祝いのお返しは両親や親戚の人に必要なものなのか、贈る時期はいつ頃でどんな品物がいいのかをお伝えします。

ホームパーティーや食事会に招待するのであればお返しは必要ないと言われています。
招待できない人や、欠席される人についての対応をしっかり確認しましょう。

初節句のお祝いのお返し(内祝い)は両親や親戚に必要?

子供の初節句のお祝いを双方の両親(祖父母)や親戚の人などからもらった場合、お返しをどのようにしたらいいのか悩んでいるって話を良く聞きます。

ホームパーティーや食事会を開いて、お祝いをもらった人を招待して一緒に初節句をお祝いすることが出来るのであれば、出席してもらった人へのお返し(内祝い)は必要ないんですよ。

お招きするということがお礼(お返し)になるからです。

ホームパーティーや食事会に招待した(出席)場合

ホームパーティーや食事会に招待した(出席)場合に、どのようにしたらいいのか確認しましょう。

●お帰りにはお土産を
わざわざ時間を作って来てくれた人に手ぶらでお帰りいただくのは心苦しいですよね。
ホームパーティーや食事会のお帰りの際にはお土産として、下記の物を持ち帰ってもらうのがベストです。

【3月3日の桃の節句】
桜餅可愛らしいお菓子 など

【5月5日の端午の節句】
柏餅や子供の名前を入れたカステラ など

ホームパーティーや食事会に招待できない(欠席)場合

お祝いをもらった人全員をホームパーティーや食事会に招待できればいいですが、実際はなかなか難しいですよね。
自宅が手狭だとホームパーティーに大勢招くのは無理だし、外での食事会も広い会場を用意するのも予算が許してくれませんよね。

招待出来たとしても相手の人が遠方だったりすると欠席されたり、都合が合わず欠席される可能性もあります。
このような理由から、最近は双方の両親(祖父母)のみ招待という家庭が多いようですよ。

なので、初節句のお祝いをもらったけれど直接お祝いを頂いたことへの感謝の気持ちをしっかり伝えられない場合は無事に初節句を迎えられたことを報告しなくてはいけませんよね。
これをお礼のお返し(内祝い)というのです。

子供の名前でお返し(内祝い)の品物を贈り感謝の気持ちを伝えてください。

初節句のお祝いのお返し(内祝い)をする時期はいつ?

お祝いのお返し(内祝い)を贈る時期はいつがいいのかですよね。
しっかりと確認して、贈れないように手配をしましょうね。

「3月3日の桃の節句」「5月5日の端午の節句」も同様に、
ホームパーティーや食事会の後、一週間以内にお返し(内祝い)の品物を手配しましょう。

遅くても、3月3日の桃の節句は3月中、5月5日の端午の節句は5月中には済ませましょうね。

■のしと表書き
初節句のお祝いのお返し(内祝い)には、紅白の蝶結びののし紙で、表書きは「初節句内祝い」「内祝い」とします。
下には子供の名前を書きましょう。

直接お店から発送する場合は、お店の人に「初節句の内祝いで使います。」と伝えれば間違いなくやってもらえるので安心です。
しかし、インターネットなどで手配する場合は、しっかりと確認しながら間違えないように手配しましょう。

宅急便などで配送する場合、差出人は親の名前で送りましょう。

初節句のお祝いのお返し(内祝い)の品物は何がいい?

初節句のお祝いのお返し(内祝い)の相場は、一般的にお祝いとして頂いたお祝い金や品物の3/1~半額程度です。
日持ちのするお菓子を贈るのが一般的で無難といえますね。

主にクッキー・カステラ・ゼリーなどですが、カステラに子供の名前を入れるのが人気でもあります。

 ⇒ 初節句の内祝いにお礼の手紙やメッセージカードは必要?書き方と文例を紹介

また、お菓子の中に感謝のメッセージを入れたり、目上の方であったら手紙でお礼状を出せばさらに感謝の気持ちが伝わりますよ。

高額なお祝いをしてくれた祖父母には?

高額の節句飾り(雛人形、五月人形、兜、鯉のぼり)や現金でお祝いしてくれた祖父母へのお祝いのお返し(内祝い)はどうしたらいいのでしょう。
1/3~半額程度としたら相当な金額になってしまいます。
自分たちの両親であっても、やはり他の人と同様にした方がいいのか悩んでしまいますよね。

両親(子供にとっての祖父母)には、3/1~半額程度のお祝いのお返し(内祝い)は必要ないですよ。

祖父母というものは、可愛い孫の成長をただただ喜んでいるのですから、逆に他の人と同様に1/3~半額程度のお祝いのお返し(内祝い)をされたら寂しい思いをするでしょう。
「可愛い孫に贈ったものなのに、なんでお返しするの?」こんな気持ちでしょうね。

そうは言っても心苦しいというのであれば、
感謝の気持ちとして商品券やギフト券と一緒に、節句飾り(雛人形、五月人形、兜、鯉のぼり)の前で子供の楽しんで遊んだり、笑っている写真を撮影しフォトフレームに入れて贈りましょう。

可愛い孫の様子を知りたい祖父母にとっては、このような記念に残るプレゼントをとても喜んでくれるでしょう。
気持ちとして贈った商品券やギフト券は、また孫の喜びそうなものを買うのに使って子供の元に帰ってくるのは間違いありません。

まとめ

初節句は初めてのことで色々迷ったり悩んだり考えたりすることが多いので大変でしょうが、可愛い子供のお祝いです。
少々の手違いがあったとしても、一緒に初節句をお祝いしてくれるみなさんに感謝の気持ちを忘れずにいたら問題はありません。

 ⇒ 初節句のお祝い食事会の支払いは誰がする?時期や自宅でのやり方は?

どうか楽しみながら計画を立ててください。