おにぎりを包むのはラップとアルミホイルではどっちがいいのか、包んだ時のメリットとデメリットをお伝えし、包み方のご提案をさせていただきます。
おにぎりは日本人のソウルフード、そして家族みんなのパワーフードで、昔も今もお弁当の定番ですね。
おにぎりを包むのはラップとアルミホイルのどっちがいい？
家庭で握ったおにぎりはラップとアルミホイルのどっちに包むのがいいの？
包む素材でおにぎりの味って変わるものなの？
このように考えている人は多く、握るたびにどっちにしようか迷っていませんか？
ラップもアルミホイルもどちらにもメリットやデメリットはあるので、どちらを使うかの判断は人それぞれあなたのお好みでということになります。
ラップとアルミホイルで包んだ場合のそれぞれのメリットやデメリットを確認してみましょう。
ラップで包む
私の場合ですが、
手に付いている常在菌がおにぎりを美味しくしていると聞いたことがあって、その言葉を信じて素手で握り続けているのですが、最近では素手でおにぎりを握ることへの抵抗を感じる人も少なくないようですね。
常在菌のことは置いといても、昔はおにぎりは素手で握るのが当たり前だったんです。
しかし、特に若い人の世代では、夏場のおにぎりを腐らせないよう、細菌の繁殖させにくくするために手のひらが直接ご飯に触れないようにと、ラップごとおにぎりを握ってそのままそのラップで包んでいるという人が大半を占めています。
メリット
●密封して持ち運ぶことできる。
●そのまま電子レンジで温められる。
●透明なので中身がすぐにわかる。
●ラップの上からイラストを描いたり楽しめる。
デメリット
■おにぎりが蒸れやすい。
■海苔がくっつきやすい。
ラップの場合、密封できるのは良いことですが、蒸れやすいので時間の経過とともにおにぎりがベチャっとしてしまいます。
屋外でおにぎりを食べる場合、とても食感が悪くなってしまいますよね。
これを解消するには、おにぎりをラップで握った後にラップからいったん離してお皿の上にのせましょう。
おにぎりの熱や水分を十分に逃がし再度新しいラップに包むことで、美味しいおにぎりがキープできますよ。
アルミホイルで包む
アルミは化学反応しやすい物質のひとつと聞いて、心配している人も多いようですね。
でも大丈夫ですよ、食品用のアルミホイルは酸化膜で守られているため安定感抜群とのこと安心して使用しましょうね。
メリット
●熱が逃げやすいので、おにぎりの表面が乾いて雑菌の繁殖を防ぐことができる。
●少しずつアルミホイルをめくって食べることができる。
●中身を見られたくない場合に隠すことができる。
アルミホイルはもともと熱が逃げやすいですが、手でクシャクシャ・シワシワにすることで表面がデコボコになってより空間ができるので、中のおにぎりの表面が乾燥して美味しく食べることができます。
おにぎりの表面が乾燥すると言うことは、雑菌の繁殖を防ぐこともできるので、ラップに比べると特に夏場の持ち運びやには安心ですね。
デメリット
■ホイルに包んだままだと電子レンジで温められない。
■ちょっと引っかけただけでも破れやすい。
おにぎりの包み方の提案
さて、ここからは私の提案です。
ラップとアルミホイルのどちらか一方と決めず双方のメリットを考えて、おにぎりを食べるときの状況で選んでみたらどうでしょう。
まずは、夏場のおにぎりを腐らせないため、細菌の繁殖させにくくするために、おにぎりはラップを使って握りましょう。
握る際の衛生面には十分注意したいですものね。
⇒ 夏場のおにぎりが腐らない工夫とおすすめの具材や持ち歩き保存のコツは？
屋内（電子レンジを使用する場合）
屋内（電子レンジを使用する場合）で食べる時は、ラップに包みましょう。
※前述しましたが、温かいままのごはんをラップに包みラップごとおにぎりを握ったら、その後ラップからいったん離してお皿の上にのせ、おにぎりの熱や水分を十分に逃がした後、再度新しいラップに包みましょうね。
屋外に持って行く時
屋外に持っていき食べる時は、アルミホイルに包みましょう。
菌が増殖に最適な温度は\(\,30\,\)℃～\(\,37\,\)℃と言われています。
おにぎりを持ち歩くときには、包む素材よりも「時間」と「温度」の管理が重要になってくることを忘れないでくださいね。
また、中に入れる具材も気をつけなくてはいけません。
まとめ
ラップもアルミホイルもメリット、デメリット両方あります。
どちらで包んだら美味しいということではなくて、食べる時の状況に合わせて包む素材を決めることがおにぎりを口にした時に「美味しい」と感じるのではないでしょうか。
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おにぎりを握ったらなるべく早く食べて、雑菌を繁殖させる時間を与え無いようにしましょうね。