花粉症で鼻のかみすぎ 肌がヒリヒリ痛い時の対処法とメイク対策

花粉症でダラダラと自然に垂れてくる鼻水による鼻のかみすぎで肌がヒリヒリ痛いくらい肌荒れした時の対処法と手作り保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)の作り方や肌荒れの時のメイク対策についてお伝えします。

花粉症で鼻のかみすぎ 肌がヒリヒリ痛い時の対処法

花粉症の主な症状の一つである鼻水はつらいですよね。
サラサラの鼻水がスーっと切りもなく流れ出てくると、ひたすらティッシュペーパーでふき取りはなをかみます。
また、突然の鼻づまりで苦しめられることも多く、これまた鼻をかまずにいられません。

このように、鼻水をふき取るそして鼻をかむ、この繰り返しが一日中続きます。
この時、どんなに丁寧に鼻水をふき取っても、優しく優しく鼻をかんでも、鼻の下の皮膚は赤く荒れてしまいヒリヒリと痛くて痛くて辛い思いをすることになるんです。

しょうがないと諦めてはいけませんよ。
鼻水のふき取りや鼻のかみすぎで肌がヒリヒリと痛い時に、少しでも痛みが和らぐ次に示す対処法を覚えて実践しましょう。

●保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)を使用
花粉が飛び交う時期にはアッと言う間になくなってしまうティッシュペーパーですが、ぜひこの季節は保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)を使用しましょう。

鼻のまわりの肌荒れを防ぐために一番大切なことは、鼻水のかみ方と品質の良いティッシュペーパーを使用することですよ。
高品質の保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)で鼻は優しくかんで鼻水は優しく拭き取りましょう。

花粉症に関して、鼻を力いっぱい勢いよくかんでも鼻がスッキリ通るなんてことはありませんからね。
鼻を力いっぱい勢いよくかむのはむしろ逆効果なんです。
耳に負担がかかってしまい中耳炎になってしまうこともあってマイナスですよ。

保湿成分が含まれている市販の保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)を優しく使うことで肌の荒れ具合は断然違ってくることは間違いありません。

ちょっとお値段高めなのが気になって買ったことがないという人いるようなので、簡単に自分で作れるローションティッシュペーパーの作り方を紹介します。
どうしてもっと早く使わなかったのだろうと後悔するくらい通常のティッシュペーパーとは肌荒れ具合いが違い、傷みも軽減されますよ。

【手作りローションティッシュペーパーの作り方】
■材料
・通常のティッシュペーパー
・天然にがり(ドラッグストアで購入できます) 小さじ1
・グリセリン(ドラッグストアで購入できます) 小さじ1
・水(水道水でOK)100ml
・スプレーボトル

■作り方
1. スプレーボトルに天然にがりとグリセリンを入れましょう。
2. 1.に水を入れてよく振って混ぜましょう。
3. ティッシュペーパーを1枚取りだし作ったローションを3回ほど吹きかけましょう。

これで手作りローションティッシュペーパーの完成です。
※作ったローションは冷蔵庫で保存して1週間ほどで使い切りましょう。

天然にがりには、薬局などで通常売られている「保湿ティッシュペーパー」にはない鼻水を抑える効果があると言われているので一度試してみることをおすすめします。

●保湿効果の高い白色ワセリンを使用
鼻の下が赤くヒリヒリ荒れて痛いのは、鼻のかみすぎによるお肌の乾燥が原因なのでこまめに保湿する必要があります。
一日に何度も何度も鼻をかむことで、お肌に大切な油分をティッシュペーパーが拭き取ってしまいお肌を乾燥させているのです。
なるべく花粉症の症状が出始めたら、予防で鼻の周辺が荒れる前から重点的に保湿しておくのがいいんです。

そんなとき役に立つのが保湿効果の高い「白色ワセリン」です。

以前、わたしも鼻の下が赤く傷つき痛みに我慢できなくなって皮膚科に行ったことがありました。
その時処方してもらったのが「白色ワセリン」でした。
その時皮膚科の先生が、「くちびるの荒れにも、顔が乾燥して荒れた時にも、白色ワセリンうをクリーム代わりに使うといいよ。」と教えていただきました。

先生も使っているとおっしゃってたので、「白色ワセリン」はおすすめですよ。
もちろん「白色ワセリン」はちょっとテカテカするのでマスクをしてくださいね。

 ⇒ 春の肌荒れポツポツガサガサは花粉症の症状?乾燥の原因と対策

【保湿だけではない「白色ワセリン」効果】
「白色ワセリン」の効果は保湿だけではありません。

鼻の中に「白色ワセリン」を塗ると白色ワセリンがフィルターの役割をしてくれるので花粉か鼻の中まで進入してこないんです。
鼻から入ろうとした花粉が白色ワセリンに付着して体内に入るのを防いでくれるんですね。

●手で触らない
痛いとその場所が気になってついつい手で触りたくなってしまいますが、かえって肌荒れを悪化させてしまうので我慢しましょう。

いろいろな物に触れている手には、たくさんの雑菌が付いています。
治りが遅くなってしまう大きな原因の一つがこの「手で触る」行為なんです。

●マスクを使用
「マスク」を活用しましょう。
マスクをすれば痛い場所の肌を手で触ってしまうことも防ぐことができます。

ただ、マスクの素材が合わないとマスクが肌に擦れたことで口元の肌荒れを起こしてしまうこともあるので気をつけましょう。

【私の場合】
以前私は、マスクが肌に擦れて口元の肌荒れを起こしてしばらく皮膚科に通っていたことがありました。
その時、皮膚科の先生に教えていただいたのが、「ガーゼをマスクと肌の間に入れて直接マスクの素材が肌につかないようにしなさい。」でした。
長い期間マスクをすることになるので、マスクの中が蒸れてしまうのも良くないとのことでした。

自分に合ったマスクが見つけられたらよいですが、今着けているマスクで皮膚に刺激を与えてしまう気がするようなら試しにガーゼを挟んでみましょう。
私はマスクと肌の間にガーゼを挟むことで、口元の肌荒れは治りましたよ。

花粉症の時期のメイク対策

花粉症の症状が現れている時にメイクするのは辛いですよね。
一日中マスクを付けているのだから「メイクなんてしない。」という人は多いかもしれませんね。

しかし、花粉症対策という点から言うと花粉症の時期こそ「メイクはした方がいい。」と言われているんですよ。

「えっ? なんで?」って思いますが、その理由は次のようなことからなんです。

肌荒れしているからといって「すっぴん状態」でいると、アレルゲンの花粉が顔に直接ついてしまうのでその結果、体内に取り込みやすくなってしまうからなんだそうです。

要は、ファンデーションが花粉からお肌を守ってくれるということですね。

だから、花粉の時期はいつもの健康体の時のきっちりした化粧ではなくて、最低限のナチュラルメイクで外出しましょう。
もちろん、アイラインやマスカラやつけまつ毛などは避けることは忘れないでくださいね。

家に帰ったらすぐに化粧を落として洗顔することで花粉も一緒に洗い流すようにしましょう。
洗顔する時は優しくです。
強くこすったりしないようにしましょうね。

ナチュラルメイクにマスク、花粉専用メガネをしていればもう完璧、花粉の被害が最小限に抑えられるのではないでしょうか。

【ヒリヒリ痛い時にもメイクする?】
「すでにお肌が炎症を起こしてヒリヒリ痛い時も化粧はした方がいいの?」と悩みますよね。
実際、私が花粉症でお肌が炎症を起こしてしまったので、皮膚科に行って先生にお聞きしてみました。

その時先生に教えて頂いたことは、「肌が炎症を起こしている時は、通常のスキンケアはしないで優しく洗顔したら白色ワセリンを塗って化粧品代わりにし、メイクは炎症が落ち着くまで止めておきなさい。」とのことでした。

症状がひどく、皮膚に痛みがある場合は無理はしないでお肌をいたわりましょう。
最悪、眉さえしっかり描いてマスクしていればOKでしょう。

まとめ

花粉症で鼻水が垂れたり、鼻詰まりすることを避けることはできません。
保湿ティッシュペーパー(ローションティッシュペーパー)を使用して、お肌をいたわりましょう。

それでも、ヒリヒリと痛みが出て肌が荒れて炎症している時は、白ワセリンを化粧品代わりに使用し保湿をここをがけてください。
辛い数カ月になりますがしっかり対処法を実践してつらい花粉症を乗り越えましょう。

 ⇒ 花粉症に空気清浄機の効果は?おすすめHRPAフィルターと加湿機能の必要性

部屋の中では空気清浄機を使い少しでも症状が和らぐ工夫をしましょう。