暑中見舞いを出す時期と喪中時の注意点 2021かもめーるの販売は?

暑中見舞いを出す時期と喪中の場合の注意点や、郵便局から毎年販売されていた「かもめーる」の発売についてお伝えします。

SNSが当たり前の今だから、あえて手書きで暑中見舞いを出すことが、受取った人に感動を与えることになるのです。

暑中見舞いを出す時期はいつからいつまで?

暑中見舞いは、一年中で最も暑い時期に相手の安否や健康を気にかけて、家を訪問したり手紙を出す日本の慣習です。

暑中見舞いを送る時期

暑中見舞いを出す時期は、小暑(7月7日頃)~立秋の前日(8月6日)頃とされています。

暑中見舞いを送る時期についてはいくつかの説があるのですが、一般的に定められているのは次の3つです。
3つの説をかくにんしてみましょう。

夏の土用

夏の土用や立秋はその年によって多少のズレがあります。

【2019年】7月20日(土)~8月7日(水)
【2020年】7月19日(日)~8月6日(木)
【2021年】7月19日(月)~8月6日(金)
【2022年】7月20日(水)~8月6日(土)
【2023年】7月20日(木)~8月7日(月)

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この時期の楽しみは土用の丑の日に食べるうなぎですよね。

小暑の頃

小暑もその年のよって多少のズレがあります。

【2019年】7月7日(日)
【2020年】7月7日(火)
【2021年】7月22日(木)
【2022年】7月23日(土)
【2023年】7月23日(日)

梅雨明け

その年の梅雨明けから立秋の前日8月6日頃

ただ、いくつかの説があるように、 明確にいつからいつまでと定められているものではありません。
相手が住んでいる場所の「最も暑いと思われる時期」に送るのが良いでしょう。

多少、暑中見舞いを出し時期が早くても既に暑いようであれば失礼には当たりませんので、臨機応変で大丈夫です。

ただし、立秋(8月7日)からは残暑見舞いになるので気をつけましょう。
ここさえ抑えておけば、マナー違反ではありませんし、あなたが常識がない人と思われることはありません。

自信を持って暑中見舞いまたは残暑見舞いを書いて投函しましょう。

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こちらの記事も参考にしてください。

暑中見舞いは自分または相手が喪中の時に出してもいいの?

暑中見舞いを出すときに一番気になるのは喪中時のマナーですよね。
自分が喪中の場合や相手の方が喪中の場合に、暑中見舞いを出していいのか悩んでしまう人は少なくないでしょう。

暑中見舞いは1年で一番暑い時期に、相手の安否や健康を気にかけて送る手紙です。
年賀状のようなおめでたい手紙ではありませんので、喪中でも暑中見舞いは出してOKです。

自分が喪中の場合

自分が喪中の場合でも暑中見舞いは出す事ができます。

ただ、四十九日が過ぎるまでは色々と落ち着かないですよね。
とても相手の体調を気づかえる心の余裕もないのではないでしょうか。

このような時は、暑中見舞いを出さないほうが無難でしょう。

暑中見舞いが送られて来たら返事を出すぐらいが良いのではないでしょうか。

ただ、相手があなたの喪中のことを知っていて、あなたのことを心配しているのがわかっている時には、「私は元気です。」と近況を暑中見舞いに書いて、相手の方に安心してもらうために出すのもいいでしょう。
お香典をいただいた方や葬儀に来てくださった方には、その旨のお礼を一言添えると良いでしょう。

相手が喪中の場合

相手が喪中の場合は、自分が喪中の場合よりも気を使いましょうね。
この場合、四十九日が過ぎるまでは暑中見舞いを出すのは控えましょう

暑中見舞いの時期が四十九日と重なる場合は、残暑見舞いで出すのがいいですね。
この時、残暑見舞いに「お悔やみの文」を必ず入れる必要はありません

喪中の際に暑中見舞いを書く時の注意点

■ハガキの絵柄は控えめに(自分、相手どちらの場合でも同じです。)
喪中時の暑中見舞いハガキの絵柄は無地や単色の寒色系のものを選びましょう。

■重ね言葉を使わないように
重ね言葉とは、「しばしば、返す返す、重ね重ね」など繰り返し使う言葉です。
また、特に悲しい出来事の再来を連想させる言葉は控えるように注意しましょう。

2021年かもめーるの販売は

毎年6月から8月にかけて郵便局から販売されていたくじ付き暑中見舞いはがき「かもめーる」ですが、2021年3月29日に日本郵便より、暑中見舞い・残暑見舞い用のくじ付きはがき「かもめーる」の発行は2020年度で終了し2021年度以降は発行しないと発表されました。

まとめ

暑中見舞いを出す時期は、小暑~立秋の前日です。
しかし、明確に「いつから」「いつまで」と定められているものではないので臨機応変でOKです。

多少、暑中見舞いを出し時期が早くても既に暑いようであれば失礼には当たりません。
立秋(8月7日)からは残暑見舞い、ここさえ抑えておけば大丈夫です。

そして、喪中でも、暑中見舞いを出してもかまいませんが、四十九日が過ぎるまでは暑中見舞いを出さないほうが無難です。
ハガキの絵柄は控えめにし、重ね言葉を使わないようにしましょう。

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