ジメジメした梅雨時期やムシムシしたうだるような夏、太陽ギラギラの炎天下は避けて通ることはできません。

このような季節、スポーツをやっているお子さんをお持ちのお母さんが一番心配なのは、熱中症ことではないでしょうか。

熱中症になった時はどんな症状が現れるのでしょう。
どんなことを気をつけたらいいのでしょう。

そこで、子供が熱中症になった時に現れる症状やその時の応急処置の仕方、ならないための予防策について紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

子供が熱中症になった時の症状

熱中症とはどのようなものなのか、簡単に一言で言うと、次のようになります。

「暑い環境の中で、体温を調節する機能が壊れてしまうことから起こるさまざまな障害のことです。」

熱中症になるのはどうして?

通常人間の体は、ちょうど良い体温でいられるように調節できる機能を持っています。

・暑い時には、体から汗を出し体内の熱を外に放出して体温が上昇し過ぎるのを防ぎます。
・体温が上昇すると、脳は体に体温を下げようという命令を出します。
命令を受けて血管が太くなり、血液を集めることで体温は下がります。

しかし、ちょうど良い体温でいられるように調節できる機能を持っている人間の体も、暑さの中で汗をかき続けていると、体内の水分や塩分が足りなくなってしまいます。
足りなくなってしまったら、汗を出すことができなきなるので体温が下がらなくなるのです。

そして、体の水分が少なくなってしまうことで血液の量も減ります。
血液の量が足りなくなると脳や心臓の働きが悪くなるので、具合いが悪くなりさまざまな障害が現れるのです。

主な熱中症の初期症状

こんな症状は熱中症かもしれません。
症状が重くなってから気づいたのでは遅いのです。

お母さんは常にお子さんの顔色や様子をチェックしましょう。

・めまい
・立ちくらみ
・大量の汗
・まったく汗が出なくなる
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
・皮膚の乾燥
・顔面蒼白

熱中症 代表的な4つの症状

熱失神

体温は平熱ですが顔色が悪くなり、血圧が下がり貧血を起こします。

重度の場合は、血圧低下によるショック状態を起こします。

◇原因
炎天下で皮膚が強い日差しを浴びて熱くなると体がそれを冷やそうと働きます。
この時、皮膚の表皮側にある血管が広がって全身に血液を送り込みます。
これによって、内蔵に流れる血液が著しく低下するためです。

熱けいれん

体温は平熱でが、手足がピクピクと痙攣します。

◇原因
運動している時に多いのですが、汗を大量にかくことで血液中の水分塩分が不足して手足の筋肉がけいれんします。
水だけたっぷり飲んでいる場合も、塩分が足りなくなると熱けいれんを起こしてしまいます。

熱疲労

体温は39℃位まで発熱することもあります。
暑さで夏バテのような状態になり、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状がでます。

◇原因
暑さによって体が疲れているのです。
熱疲労は運動している場合もなりますが、気温や湿度の高い室内でも起こるので、高齢の方や赤ちゃん、幼児は特に注意が必要です。

熱射病(日射病)

体温は40℃度を超え発熱します。
高度な意識障害を起こすこともあり、顔色は悪く唇は青黒くなります。
顔などの皮膚は熱く赤らみを帯びています。

◇原因
屋外、屋内問わず暑さがひどい時に日射しを浴びたり、熱が身体から抜けずに体温以上の温度になった時に起こります。

子供が熱中症になった時の応急処置

お母さんは常にお子さんの顔色や様子をチェックして、熱中症の初期症状のうちに応急処置をしたいですね。

それでは、基本的な熱中症の応急処置について紹介します。

日陰や涼しいところに移動

「あらッ? なんだか子どもの様子がおかしいかも?」と思ったら、直ぐに日陰や涼しい場所に移動させ寝かせます。

衣類をゆるめ、うちわで風を送ったりして、体内の熱を発散させることに徹底します。

もし日陰や建物が周りになかったら、傘や布などで無理やりにでも日陰を作りましょう。

足を30cmくらい高くして寝かせる

異常に体温が高くなると、血圧が低下して脳に血液が回りにくくなり、ショック状態を引き起こす可能性があります。

それを避けるため、寝かせるときは足を心臓より少し高い状態にします。

水や氷で冷やす

寝かせて安静な状態にしたら、タオルを水で濡らし(冷たい水が良い)全身を拭き、熱くなった身体を冷やします。

特に冷やしたいのは、首、脇の下、手足の付け根など、太い血管が通っている場所です。

一定時間冷たいタオルをあて、効率よく熱を発散させてあげましょう。

水分と塩分を与える

薄い食塩水かスポーツドリンクを飲ませます。

一気に飲ませてしまうと嘔吐をしたり、胃けいれんを起こす可能性があるので、少しの量を何回かに分けて与えます。

薄い食塩水は、水500mlに対して塩5g程度が目安です。

1時間経っても回復しなかったら病院へ

日陰で寝かせて体を安静にし、タオルで冷やし水分と塩分も与えたのに、1時間経っても症状が改善しない場合はすぐ病院へ行き受診ましょう。

また、回復したと思っても再び熱中症状が出ることもありますので油断せずに様子を見ましょう。

重度な熱中症の場合すぐに救急車を

熱中症の初期症状を見逃してしまって、次のようなひどい熱中症の症状の場合は迷わずすぐに救急車を呼びましょう。

・体温が40℃以上
・意識障害
・全身のけいれん など

救急車が来るまでの間は、「基本的な熱中症の応急処置」で対応しましょう。

意識がないときは水分補給厳禁 要注意

意識がもうろうとしている、完全に意識がない場合は水を飲ませてはいけません。

無理に飲ませると嘔吐し、仰向けの場合には嘔吐物で窒息してしまうこともあります。

意識がない時は、しっかり水を飲み込むことができません。
タオルで身体を冷やす処置を中心に行い救急車を待ちましょう。

子供が熱中症にならないための予防策

熱中症の予防策を紹介します。

とても当たり前で簡単な事ばかりなので、皆さん「わかっているわ。」と思われるかもしれませんが、熱中症になってしまってから後悔しても遅いので、もう一度復習という意味も含めて確認してみましょう。

気温が35℃を越えるときは運動は中止

気温が25℃くらいでも湿度が高いときは熱中症を発症しやすいと言われているので、気温だけでなく湿度も要注意です。

水分補給が大切

水分は常日頃から、少しづつこまめに飲むという習慣をつけるようにしましょう。

多くの方、特に子供などは、水分を摂るのは「喉が渇いた。」時というのが多いのではありませんか?

「喉が渇いた。」と感じる時には、もうすでに水分が失われています。
喉が渇く前に少しずつ水分と塩分を補給させることが重要です。

スポーツドリンクがおすすめです。

風通しの良い服装

運動する場合は服装は軽装にし、吸湿性・通気性の素材を使用したウエアを着せましょう。

スポーツの練習や試合がの時、休憩中に他のTシャツなどに着替えたり、洋服をゆるめて熱を逃す工夫が必要です。

帽子を着用する

直射日光があたる場合は必ず帽子をかぶせます。

<体調が悪いときは休ませる/h4>

かぜや下痢など以外にも寝不足や疲労がたまっている場合は、無理に運動をしないようにします。

まとめ

子供はスポーツに夢中になっしまうと、少々具合が悪くても頑張ってしまいます。
もちろん子供が自分から具合いが悪いとは、なかなか言ってくれません。

大人が気付いてあげないと大変なことになってしまいますね。

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お母さんが普段から子供の少しの異変に気づけるように心がけ、周りの方々とも連携をとるようにしましょう。