節分には欠かせない豆まき、その正しい仕方を知っていますか?

分からないから毎年「鬼はーー外! 福はーー内!」と声を出して適当にやってるという方が多く、またまいた後の豆をどうしたらいいのか困っているという方も少なくないようです。

豆は正しくまいて楽しんで、その後の始末もきちんとしたいですよね。

そこで、節分の豆まきの仕方、まいた後の始末と豆の残りの使い道について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

節分の豆まきの正しい仕方

節分の豆まきの仕方も千差万別のようです。

ここでは典型的な「家庭版豆まきの仕方」をご紹介します。

豆まきに使うのはどんな豆?

豆まきに使う福豆はスーパーや通販などで購入してOKなのですが、必ず炒った豆を買いましょう。

生の豆を使った場合に、もしも豆を拾い忘れてしまうと生豆から芽が出てしまう可能性もあって、それはとても縁起が悪いということです。

炒った豆を使う意味

鬼 = 魔(ま)を滅(め)っするという意味があって、
悪い芽が出ないように、火 = 陽の力で、
炒られた豆 = 福豆を使うのです。

 

「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じるという意味があるのです。

 

最終的に、鬼を封じたとされるその豆を私たちが食べることによって、鬼を退治したということになるのです。

炒ってある福豆の置き場所

炒ってある福豆は、当日枡に入れて神棚にお供えします。

枡がない場合は、買ってきた袋のままお供えしてOKです。

 

また、最近の住宅事情では神棚がない家が多いですよね。
神棚がなくても大丈夫、できるだけ部屋の高い所に置きましょう。

豆まきをする時間

当日、節分の豆まきをする時間ですが、「鬼は夜に出てくる。」と言われているので、節分の日の夜暗くなって家族全員が揃ってからが良いでしょう。

本来、豆をまくのは家長の役目なのですが、年男や年女、厄年の人が中心になって豆まきを行いましょう。

しかし節分の豆まきって、家族みんなが楽しむイベントという意味合いも強いので、豆をまく人は誰と決めず、家族全員でまいちゃっても良いのではないでしょうか。

豆をまいて行く順番

福豆の準備ができたら家長が豆が入っている枡などを持って、奥の部屋から順番に鬼を追い出すようにして豆をまき始め、最後は玄関にまきましょう。

豆まきの時の口上やまく回数は?

豆まきの時の口上やまく回数、順番などは地方によって異なることもあり、珍しい事例もたくさんあります。

掛け声は思いっきり躊躇しないで元気いっぱいに出しましょう。

 

窓を開けて外に向かって「鬼はーー外!」と2回言って、豆を下から上へ向けてまき、すぐに窓を閉めます。

今度は部屋に向かって「福はーー内!」と2回言って、豆を下から上へ向けてまきます。

 

このようにして、各部屋を順番にまわりましょう。
お風呂やトイレにもまくことが望ましいと言われています。

 

そして最後は玄関のドアを開け、外に向かって「鬼はーー外!」と2回言って、豆を下から上へ向けてまいたら、すぐにドアを閉めます。

今度は家の中に向かって「福はーー内!」と2回言って、豆を下から上へ向けてまきます。

 

これで一連の流れは終わりです。

節分でまいた豆 まいた後はどうしたらいいの?

節分でまいた豆を掃除機で吸い取ったり、集めて捨てている人はいませんか?

豆まきの福豆は事前に枡に入れて神棚にお供えしているので、その福豆を捨ててはいけません

 

鬼退治をするために豆をまきをした、その後の豆を拾って食べると1年無事に過ごせると言われています。

それには、神様へのお供え物を下ろして頂くと言う意味があるからです。

 

でも、「家の中とはいえ、床に落ちた豆を食べるのはちょっと抵抗があるわ。」とか、普段から子供に、「落ちたものは食べてはいけません。」と躾けているのにと思う方も少なくないでしょう。

でも、節分は普段とは違い特別の行事です。
豆まきの前に、床にまいた豆を後から食べれるように掃除し清潔にしておけばOKでしょう。

豆をまきをした、その後の豆を拾って食べると1年間、病気知らずに家族が無事に幸せに暮らせるという意味があるのですから、ぜひ食べることをおすすめします。

 

節分の当日はお子さんと一緒に、まいた豆を後で拾って食べることを前提にして、床や畳のお掃除しましょう。
躾にもなるので、良いのではないでしょうか。

 

床や畳に落ちている豆は家族みんなで拾って年の数だけ食べましょう。
しかしこの年齢の数には、色々な考えや地方によって異なる場合があります。

・新しい年の厄払いなので、数え年として年齢より1つ多く食べる。

・もともとが数え年と考えて、満年齢に新年の分を加えて2つ多く食べる。

満年齢のままの数を食べる。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
節分とはいつ?豆まきの意味や由来と豆を食べる理由や数は?

 

ただ、香ばしく炒った福豆は確かに美味しいけれど、飽きてしまったり、年齢をたくさん重ねていくと全部食べるのはなかなかツラく感じたり、食べきれない場合もありますよね。

食べきれない時の良い方法

そんな食べきれない時に良い方法があるので紹介しますね。

福豆を使った福茶がおすすめです。

本来は、新年に初めて汲んだ水(「初水」といいます)でたてるお茶を「福茶」と言います。(お正月には「大福茶」と呼ぶことも多い)

この「福茶 または 大福茶」を飲めば1年の邪気が祓えるという縁起の良いものです。

おいしい福茶の作り方

通常は福豆にお茶を注ぐだけで良いのですが、さらにおいしい福茶の作り方があるので紹介します。

◇材料(湯のみ1杯分)

・福豆は3粒

・塩昆布または昆布の佃煮適量

・梅干は1粒(種をとっておきます)

・熱湯は180cc(お好みで緑茶でもOK)

◇手順

材料を湯呑に全部入れて、熱湯(お好みで緑茶)を注げば出来上がりです。

・福豆が3粒なのは縁起のいい吉数だからです。
「まめまめしく働ける」という意味もあります。

・昆布は「よろこぶ」にかけています。

・梅はおめでたい「松竹梅」に通じます。

家の外にまいた豆はどうする?

最後、外にまいた豆はどうしたら良いのかが、最大に悩みかもしれませんね。

外にまいた豆はさすがに拾って食べれません。
かといって、掃除して捨てるのも縁起物の福豆となると抵抗がありますよね。

こんな場合には、外にまく豆だけ福豆が小袋に分けて入っているものを使いましょう。
そして小袋のまま豆まきをすることをおすすめします。

これなら豆も食べられるし、残っても保存できます。

節分にまいた豆の残りの使い道

節分の豆まきで使い、家族各々が年の数だけ食べても豆が残っちゃった場合はどうしたらいいのか困っちゃいますよね。
そのままにして置いたら忘れ去られちゃいます。

しかし縁起のいい福豆ですし、何より大豆は畑の肉とも呼ばれお肉に匹敵するほどの、たんぱく質を含んでいます。

また、食物繊維やカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1など、さまざまな栄養素が含まれバランスの良い食品なので、料理やお菓子、バレンタインデーなどに有効活用しましょう。

きな粉

フードプロセッサーやミルミキサーなどでスイッチを入れて、ガーっとすればたちまち作りたてきな粉の完成です。

炊き込みご飯

いつもの炊き込みご飯を炊くときに一緒に入れて炊くだけです。
お米2カップに豆を半カップが目安です。

大豆のミネストローネ

ミネストローネなどのスープを作るときに、野菜と一緒に煮込むだけです。

ひじきの煮物

ひじきの煮物を作るときに一緒に入れて煮るだけです。

バレンタインデーのチョコ

チョコを湯煎して溶かし、そこに豆を入れて混ぜて冷やし固めるだけで、十分に美味しいチョコレートが完成します。

 

豆だけでなく、お好きなドライフルーツやナッツ類、マシュマロを入れるとびっくりする美味しいチョコレートになりますよ。
ぜひお試しください。

 

型に凝ってみるのもいいし、トッピングなどで可愛くアレンジするのも良いでしょう。
義理チョコや友チョコにおすすめです。

まとめ

今年は家族みんなで正しい豆まきの仕方で、「鬼はーー外! 福はーー内!」 と元気に豆まきをしてみましょう。

豆まきの後は家族みんなで豆を拾って年の数だけ豆を食べ、福茶を飲んで節分を楽しんでください。

こちらの記事も参考にしてください。
節分とはいつ?豆まきの意味や由来と豆を食べる理由や数は?

そして、10日後のバレンタインデーにぜひ、福豆をチョコレートに変身させてみましょう。