義理チョコを会社の上司や同僚にあげる?渡すタイミングと値段の相場は?

義理チョコを会社の上司や同僚あげるメリットと渡すタイミングや、値段の相場と金額を押さえる方法をお伝えします。

義理チョコをあげる? やめる?
1年に一度のことだし日頃の感謝を込めてあげているけど、はたして喜んでもらえてるのかな?
などと考えてしまいますよね。

義理チョコを会社の上司や同僚にあげる?やめる?

社会人になって、会社の上司や同僚にあげる義理チョコはバレンタインの楽しいイベントというよりは、「お中元やお歳暮と同じような感覚だわ。」とか「ちょっと面倒くさい。」と思う人も多いようです。

毎年バレンタインの時期になると、「会社の上司や同僚にあげる義理チョコどうしよう、あげようか? やめようか?」と悩む人が多い中、実際に義理チョコをやめたという人は約\(\,2\,\)割くらいいるそうですよ。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{会社の上司や同僚に義理チョコをあげない人の理由}}}\)

会社の上司や同僚に義理チョコをあげない人の理由は次の通りです。
\(\,1.\,\)面倒くさい
\(\,2.\,\)お金がかかる
\(\,3.\,\)本当に喜んでもらえているのか

特に\(\,3.\,\)の「本当に喜んでもらえているのか」は、あげる側としては一番気になるとこですよね。
義理チョコをあげたらホワイトデーにはお返しがあるわけですから、上司や同僚が逆に「お返しが面倒なのでチョコはいらない。」という気持ちでいたとしたら、義理チョコをあげる意味があるのか考えてしまいますよね。

会社の男性の本音

昨年、会社の男性に本音を聞いてみました。
その結果、次のような応えが返ってきましたよ。

「義理でもチョコをもらうと嬉しい。」
けれど、義理チョコを職場の男性一人ひとりに渡されるのはホワイトデーへのプレッシャーがかかるので、できればかしこまったものでない方がいいと言っていました。

この意見からわかることは、義理チョコは喜んでもらえているのです。
ただホワイトデーへのプレッシャーがかからない程度のものが嬉しいということです。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{おすすめの渡し方}}}\)

義理チョコは、一人ひとりにかしこまったり、ぎょうぎょうしくあげたりせずに、「女性陣全員からでーす!」とさり気なく日々の感謝の気持ちを込めて次のようにして男性陣に渡しましょう。

チョコレートは、食べやすいチロルチョコ大袋に入っているチョコレートを数種類用意し、\(\,100\,\)均などにあるカゴや箱などにまとめて入れて自由に食べてもらうというのはどうでしょう。
または、小袋に入れラッピングして一人一人に渡すのも手間はかかりますが良いですね。

これだったら、男性陣もホワイトデーにプレッシャーを感じることはありません。

上司や同僚が義理でもチョコをもらうと嬉しいという義理チョコですが、あげる側の女性にもメリットはあるのです。

義理チョコをあげる女性のメリット

義理チョコをあげる側の女性のメリットを紹介しますね。

バレンタインデーは人間関係を円滑にする行事です。

日頃あまり会話することのない男性社員と、心理的なハードルがちょっと下がって会話がしやすくなります。
会話がしやすくなると、そこから仕事もしやすくなります。
これってすごく大きな収穫ですよ。

もしかしたら、義理チョコがきっかけで社内で恋が芽生える、なんてことがあるかもしれません。

あげる側にもメリットもあり、もらう側にも「義理でもチョコレートをもらうと嬉しい。」と思われているのであれば、あえて義理チョコをやめるというのも寂しいような気がしませんか?
ちょっと面倒でも、お金が多少かかっても義理チョコをあげる意味はあるようです。

義理チョコを会社の上司や同僚に渡すタイミングは?

会社の上司や同僚に義理チョコを用意した場合、それをいつ渡したらいいのでしょう。
朝一番がいいのか、昼休みがいいのか、それとも帰る前がいいのか、選択肢がありすぎて迷ってしまいますよね。

「出勤して朝一番に渡すのがいい。」と言う意見もありますが、それはどうでしょう。
仕事が始まる前からゴソゴソチョコを出し、「皆さんでどうぞ、食べてくださいね。」とは言えませんよね。

社会人ですから先ずは仕事です。

特に上司に、「朝からイベントでウキウキしていて、今日の仕事は大丈夫なのか?」と思われないようにしたいですね。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{昼休みに入る時が義理チョコを渡すベストタイミング}}}\)

私のおすすめは今までの経験から、昼休みに入る時です。
このタイミングが渡す方も、渡される方もベストだと思うのです。

あげる側も早く渡し終えたいですよね。
もらう側の上司や同僚も「今日は義理チョコをもらえるのかな?」と期待していないはずありません。

双方の思いや気持ちにちょーどピッタリなのがこの時間帯なのです。
昼休みに上司や同僚が席を立つ前に、「いつもお世話になっています。 女性陣全員からでーす! 皆さんでどうぞ食べてくださいね。」と渡しましょう。

この時間帯なら昼食後に食べてもいいし、\(\,3\,\)時の休憩に食べることも可能です。

 \(\color{green}{\fbox{義理チョコを渡す時に不在の人には?}}\)

職場で義理チョコをあげる場合、あげる人とあげない人が出てしまってはいけません。
職場の男性に義理チョコをあげる時は平等にあげるようにしましょう。

バレンタインデー当日に、お休みの人や外回りの人、出張中の人などには、たとえ少量の義理チョコとはいえ取り分けておきましょう。

付箋紙に「いつもお世話になっています。どうぞ! 女性陣全員から」と書きチョコと一緒に机の上などに置いておきましょう。

義理チョコの値段の相場は?

会社で義理チョコをあげる時、値段で悩みますよね。
義理チョコの一般的な相場は\(\,1,000\,\)円未満と言われています。

あまり値がはってしまっては、もらう上司や同僚は大変です。
高級チョコレートではお返しに困ってしまうでしょう。
ホワイトデーのことを考えて、憂鬱になる人がいないとも限りません。

楽しいはずのイベントが双方苦痛になってはあげる意味があるのかって話ですよね。
だから、会社の義理チョコはなるべく金額を抑え、楽しいイベントにする必要があるのです。

一人で一人ひとりに義理チョコをあげる場合の、値段は\(\,500\,\)円~\(\,600\,\)円位と考えましょう。

しかし、次のような方法で義理チョコは用意するのが、あげる側も、もらう側も負担にならないベストな方法といえます!

義理チョコの金額を抑える方法

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{女子社員一同で}}}\)

職場の女性でお金を出し合い一人りに\(\,1\,\)個の義理チョコを用意するのが、コストを抑えるには一番おすすめです。

女子社員一同で義理チョコを渡せば、一人ひとりのお財布もそれほど痛みません。
この方法だったら義理チョコを本命チョコだと勘違いされる心配もありません。

また、もらう側の男性もホワイトデーを憂鬱になることもありませんね。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{大袋のチョコレートを購入}}}\)

男性の人数が多く女性社員が何人もいない職場の場合は、前述の提案のようにチロルチョコや、大袋のチョコレートを何種類か購入し、カゴや箱に入れて渡したり、小袋に入れ可愛くラッピングするとコストが抑えられますよ。

ただ手間がかかってしまいますが、昼休みの時間をちょっと使えばあっという間にできちゃいます。

私の職場はこの方法を数年前から採用しています。
\(\,1\,\)年目は箱に入れて「皆さんでどうぞ!」したのですが、遠慮がちな男性が手を出す前に大胆な男性の食べられてしまい、全員に行き渡らなかったことが判明して、\(\,2\,\)年目からは昼休みの時間を使い人数分ラッピングしています。
ラッピングの材料は\(\,100\,\)円ショップで用意して、面倒と思われる作業も女性陣もそれなりに楽しんじゃってます。
男性陣の評判も良好ですよ。

まとめ

バレンタインデー本来は、好きな男性に告白をしてチョコをプレゼントする日ですが、現在は義理チョコを用意することが恒例行事となっています。
特に、職場で義理チョコを配る場合は、男性にホワイトデーにプレッシャーを与えることのないよう、お互いがイベントを楽しめるよう、負担にならない金額でチョコを用意しましょう。

 ⇒ バレンタインデーの由来と日本でチョコを贈る理由と種類 海外では?

義理チョコは感謝を込めて贈るものです。
値段ではありませんよ。