脇汗の臭い対策 制汗剤の効果的な使い方や衣類の洗濯方法

脇汗の臭い対策と制汗剤の効果的な使い方や、臭いがついてしまった衣類の洗濯方法についてお伝えします。

毎日を爽やかに過ごし臭いで周りの人を不快にさせないためにも、対策・制汗剤の効果的な使い方・衣類の洗濯は重要ですよ。

脇汗の臭い対策

真冬には気にならなかった脇汗の臭いも、次第に気温が上がってくると「この臭いは周りの人たちに不快な思いをさせているのではないか。」と神経質になって不安を感じる人も多いですよね。

脇汗の臭いでエチケット違反をしない為にも対策は重要です。
対策を具体的に確認しましょう。

脇汗の予防には、汗や皮脂を長時間お肌に残さないようにすることがポイントになります。
「脇汗をそのまま放置すること」が汗や皮脂から嫌なニオイを発生させてしまう原因になっていたんです。
次の事を実践しましょう。

●汗をかいたら直ぐに拭く
顔や首に汗をかいた時と同じように、脇汗をかいたら直ぐに清潔なタオルで拭きましょう。

顔や首の汗は直ぐに拭くのに、脇の汗が拭けないことはありませんよね。
臭いが気になっているのに拭かないなんて怠慢としか言いようがありませんよ。

汗拭きタオルは何枚か持ち歩くようにして、常に清潔なタオルを使用しましょう。
タオルがすでに汗臭いような不潔なタオルで拭いたのでは拭く意味が無くなってしまいますからね。

使い捨ての汗拭きシート(デオドラントシート)を使用すれば常に清潔なもので汗を拭けるので利用するのもいいですね。
ただし、中にはお肌がデリケートな人もいて痒くなったりかぶれてしまう場合があるので注意してください。

●身体を常に清潔にするよう心がける
夜の入浴時には、殺菌成分の入ったボディソープや石けんを使用し体に付いている汚れと汗をスッキリと洗い流すようにしましょうね。
さらに、朝起きたらシャワーを浴びて、就寝中にかいた汗を夜と同じように殺菌成分の入ったボディソープや石けんで洗い流すようにしましょう。

このように朝晩行うことが大切なんです。

●通気性の良い服を着る
汗をかきやすい季節は「通気性」を第一に考えた衣服を選びましょう。

もしも職場が制服ならば、シャツは着替えの1分枚をロッカーに用意しておくと安心ですよ。
脇汗の臭いには着替えることがとても効果的なのです。

脇汗で濡れて湿ったシャツやブラウスをそのまま着ているのはNGです。

【通気性のある素材】
■麻(リネン)
麻(リネン)は一番のおすすめ素材です。

 ⇒ 麻繊維の特徴 種類リネン・ラミー・ヘンプの違いは?

麻(リネン)は吸水(吸汗)発散性、清涼感に優れものすごく乾きが早いのが特徴なのです。

■綿(コットン)
ほとんどの方がきている綿(コットン)も悪くはありません。
ただ、吸水性(吸汗)には優れているのですが発散性に乏しいため衣類に汗が残りやすいので、これが脇汗の臭いの原因になってしまうのです。

脇から出た汗は衣類のわきの部分にしみ込み、同時に菌が繁殖して衣類の脇の部分で臭いを発生させてしまうのです。
もしかしたら脇の臭いより衣類からの臭いの方が強い可能性が大なので、こまめに着替えることが必要となります。

脇から出た汗は衣類のわきの部分にしみ込み、同時に菌が繁殖して衣類の脇の部分で臭いを発生させてしまいます。
だから脇汗の臭いを皆さん気にしていますが、もしかしたら脇の臭いより衣類からの臭いの方が強い可能性が大なのです。

【私の場合】
数年前から夫婦で麻(リネン)の物を一年中身につけるようになりました。
以前は、主人の夏場の脇汗の臭いがちょっと気になっていたのですが、麻(リネン)シャツに替えてからピタリと臭いが治まっています。
洗濯してもすぐ乾いてくれるので主婦としては嬉しい限りです。
皆さん、騙されたと思って麻(リネン)素材のシャツを試してみてください。

脇汗の臭い有効な制汗剤の効果的な使い方

脇汗の臭いにはほとんどの人が制汗剤を使用していると思います。
しかし、皆さんが制汗剤を効果的に使っているかは疑問なんです。

そこで、制汗剤の効果的な使い方を紹介しますの確認し今日から実行してみてください。

これは残念な使い方なんですが・・・
昼休みなど、すでに汗をしっかりかいている脇に「シュー、シュー、シュー」と制汗スプレーをつけている行為。
職場のロッカー室で良く見かけますよね。

制汗剤は汗をかく前、できれば朝シャワーを浴びた後などの一番肌が清潔な時に使用するのが効果的なんです。

しかし、朝に制汗剤使っていても職場・外出時・活発に動いた後などは臭いは気になりますよね。
だからといって、そのまま制汗剤をつけなおすのはNGなんです。
朝にシャワーをあびて制汗剤をつけたからと安心してはいけません。

必ずタオルや汗拭きシート(デオドラントシート)などで、脇の汗を一度さっぱりと拭き取り、清潔になった脇に制汗剤をつけなおしてくださいね。

【制汗剤の主流は4種類】
制汗剤で主流になっているのは次の4種類です。

・スプレータイプ
・ロールオンタイプ
・ローションタイプ
・シートタイプ

良い香りの商品も揃っています。
いろいろ試して、自分にぴったりのお気に入りを見つけましょう。

【私の場合】
色々なタイプや香りがある中で私のおすすめは、ロールオンタイプで無香料のものです。
ロールオンタイプはしっかりと肌に密着してくれるため、長時間効果がある感じがするんです。
制汗剤の香りと汗の臭いが混ざり合うのを避けるため無香料を選んでいます。

衣類についた脇汗の臭いを落とす洗濯方法

脇汗の臭い(体臭)を気にしている人は多いですが、衣類に細菌が繁殖したことが原因で臭いが発生している場合の可能性もあるんですよ。
もしかしたらこちらの方が多いかもしれません。

それから、洗濯をしていても衣類に染み付いてしまった臭いがなんと落ちきれていないという場合もありますよ。

そこで、衣服についた脇汗の臭いを落とす洗濯方法を紹介しますね。
衣服についた汗や皮脂汚れは時間が経つと菌が繁殖し臭いが発生し、黄ばみや黒ずみの原因にもなるので出来るだけ早く洗濯しましょう。

1.予洗いをしましょう
出来るだけ早く洗濯をといっても、すぐさま衣服を洗濯機に入れて通常通りスイッチONしただけでは臭いは落ちてはくれません。
予洗いをして臭いを落ちやすくしましょうね。

固形の洗濯用石けんを使って脇の臭いが気になる部分をしっかりともみ洗いしましょう。
この時は、約40℃くらいのお湯を使って洗うと臭いは落ちやすいですよ。

予洗いが終了したら、洗濯機に入れてスイッチONです。

【臭いや汚れが特に酷い場合】
洗面器に衣服・水・重曹を約大さじ2(適当)入れ重曹で一晩つけおきしましょう。
翌日洗濯機に入れて通常通り洗いましょう。

2.風通しの良い場所で乾燥させましょう
洗濯が終ったらすぐに洗濯槽から出して、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

洗濯終了後いつまでも洗濯槽の中に入れておくとそこでまた菌が繁殖してしまいますからね。

まとめ

汗や皮脂を長時間お肌に残さないように身体を常に清潔にするよう心がけ、通気性の良い衣服を着るようにしましょう。
おすすめは麻(リネン)素材です。

 ⇒ 麻素材(リネン)の服の特徴と洗濯方法 いつまで着れる?冬でもいいの?

制汗剤は汗をかく前、一番肌が清潔な時に使用するのが効果的です。
毎日シャワーを浴び身体を清潔に保ち、汗をかいたらこまめにタオルで拭き、制汗剤のお気に入りを見つけて、気温の高くなるこれからの時期を爽やかに乗り切りましょう。

臭いや汚れが衣服について臭いが気になる時は洗面器に衣服・水・重曹を約大さじ2(適当)入れ重曹で一晩つけおきしましょう。

 ⇒ 夏場にシーツを洗う頻度とリネン素材がオススメの理由 快眠のための選び方は?

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