水虫は足の指に現れる皮膚病というイメージが強いですよね。
足の水虫の種類だけでも4種類あります。

また体のあらゆる部位に感染し、感染部位ごとに呼び名が違います。

もちろん部位(種類)ごとに症状も違うのです。

そんな水虫の治し方を知りたいですよね。

市販薬で治したいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、水虫の部位(種類)ごとの症状と治し方、市販薬でも治せるものなのか紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう

水虫の部位(種類)ごとの症状

水虫といったら、ほとんどの人が「足」の水虫をイメージしますよね。

でも水虫が感染するのは足先だけじゃなく、体のあらゆる部位に感染するのです。
何だか体のあらゆる部位ってちょっと恐ろしい感じがしますね。

水虫の原因は「白癬菌」で、その白癬菌が感染した体の部位によって水虫の呼び方も変わってきます。

 

それでは足の水虫の種類ごとの症状を紹介します。

足の水虫

足の水虫は4種類に分かれます

趾間(しかん)型

趾間(しかん)型とは、水虫の初期症状です。

指の間に水虫ができて、かゆみを伴い白っぽくふやけたりするのが特長です。
そのかゆみは強烈で、ほとんどの人が我慢できずに激しくかき壊してしまうほどです。

次第に水虫患部がじゅくじゅくと赤くただれる「湿潤タイプ」と、皮がむけてカサカサする「乾燥タイプ」とにわかれ、薬の種類が変わってきます。

小水疱型

小水疱型とは、足の裏や側面にブツブツとした小さな水ぶくれがいくつも発生し、その水ぶくれをつぶすと透明で粘り気のある液体が出てきて、強いかゆみをともないます。

赤みが出たり、皮がむけることもあります。

角質増殖型

角質増殖型とは、水虫が慢性化してしまった状態です。

足の裏やかかと付近の角質が厚く硬くなって白い粉をふきます。
皮膚の表面はザラザラ、ガサガサに乾燥して、冬にはあかぎれやひび割れのような状態になることもあり、かゆみや痛みがないので皮膚の乾燥による症状と間違いやすく、水虫だと気づかないケースもあります。

爪白癬(つめはくせん)

爪白癬(つめはくせん)とは、爪の先端や両端が白くなったり、爪に白い筋が現れたりします。

この段階ではかゆみや痛みなどの症状はありませんが、放置すると爪が黄白色ににごり表面がボロボロにくずれてしまいます。
次第に爪の原型がなくなり、歩くたびに痛みを感じるようになってしまうこともあるので要注意です。

市販薬では爪白癬を完治させることはできません。
医師に処方された飲み薬を服用し、治療を行うことになります。

 

それでは水虫の体の部位ごとの症状を紹介します。

手の水虫

手の水虫は、足の水虫に比べてかなり感染者は少ないのですが、手の湿疹(かゆみを伴うブツブツ)と似ているので、手の水虫と思わず見過ごしてしまう場合が多く、自己判断による処置をしてしまいがちなため、症状の悪化や長引くケースが多いです。

頭の水虫【しらくも】

頭の水虫【しらくも】は、白癬菌(はくせんきん)が髪の毛に感染し発症します。

症状の出た部分にかゆみはありませんが、楕円形に髪の毛が抜けた表面に細かいフケのようなものが出て、髪の毛も抜けやすく根本が黒い点のように見えるのが特徴です。

その症状は、円形脱毛症や、フケやかさぶたのできる脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と似ています。

体部の水虫 【ぜにたむし】

体部の水虫 【ぜにたむし】は、小さな赤い輪が時間が経つにつれ大きく広がるのが特徴で、最近はあまり見られない水虫です。

股部の水虫 【いんきんたむし】

股部の水虫 【いんきんたむし】は、湿疹と似ています。

丘疹(きゅうしん)といって、大きさが1cm以下の針頭大から米粒大ぐらいの発疹ができます。
円形、楕円形、多角形と形はさまざまで、輪のように並んで盛り上がりフケのようなポロポロしたものが出ることもあります。
ひどくなると水ぶくれになってかゆみがでます。

水虫の治し方は?

以前は水虫は治らないと皮膚病と思もわれていましたが、現在は治療法も進歩しているのでしっかり皮膚科の診察を受けることで、ほとんどの人が完治できると言われています。

それでは、水虫をしっかりと治すにはどのようなことが大切なのか紹介します。

水虫を完治させるために大切なポイントは2つです。
当たり前のことを実践するだけです。

皮膚科を受診し指示通りに治療する

前述の通り、水虫にも種類がたくさんあるのでそれぞれに適した治療法は違います。
自己判断で治療しているとなかなか治りません。

初期症状なら、塗り薬で十分に半年程度で治すことができます。

重要なことは痒みや違和感が無くなったからといって、勝手に投薬を中断しないことです。
中断するとまた時間をおいて再発し、次は同じ薬が効きにくくなる場合もあると言われています。

素人判断での薬切らしは要注意です。
皮膚科で診察してもらうのが完治への近道ですね。

殺真菌作用のある治療薬を正しく使用する

真菌(カビ)と対抗する抗真菌薬には、菌の力を抑える働きをもつものと、菌をなくしてしまう働きをもつものがあります。

菌をなくしてしまう治療薬のほうが完治させる力が強いのですが、この薬を正しく使うにはやはり医師の力が必要です。

自宅でのケア方法

病院の受診前や受診後に間違ったことをしていては、水虫を治すチャンスを逃してしまいます。

自宅でケアする際の注意点を紹介しますね。

・入浴後、薬を塗る前に皮膚をこすったり、削ったり、皮膚を傷つけるようなことはやめましょう。
また、水虫部分の水気を取らないと蒸れますからしっかり拭きましょう。

・外出先から帰宅したら、足を洗う習慣を身に着けましょう。
念入りに指と指の間を洗い、よく洗い流し、しっかり拭き取るのです。

・部屋やお風呂場などは念入りに換気をして、バスマットは濡れたまま置かないようにします。
常に足を乾燥させた清潔な状態で過ごすようにしましょう。

水虫は市販薬でも治せるの?

水虫は最近では、それほど治療が難しい皮膚病ではないと言われていますが、市販薬ではかなり難しいようです。

足に違和感を感じたら、皮膚科でなるべく早く診てもらうのが一番です。

 

しかし足の水虫の場合、初期症状だから市販薬を使って自宅で治したいと思う人も少なくないようですね。

ただ初期症状でも、やはり一度は皮膚科で水虫の診断を受けましょう。
水虫に似た症状なのに水虫ではない、次のような皮膚疾患の場合があるからです。

・汗疱性湿疹(異汗性湿疹)

・接触皮膚炎

・皮膚カンジダ症

・細菌による感染

このような皮膚の病気に、水虫の薬は効きません。

 

足の水虫には4つの種類がありましたよね。
症状ごとに選ぶべき薬の種類も変わります。
自分がどのタイプの水虫なのか正確に判断するのは素人にはなかなか難しいのです。

まずは皮膚科の診察を受けて、自分がどのタイプの水虫なのか把握した上で、症状に合った市販薬を薬剤師に相談し選んでもらい上手に活用するのが良いのではないでしょうか。

薬は短くても3ヶ月は使い続けてみる必要があります
市販薬も決してお安いものではないので、長期間にわたる治療になることを考えるとやはり、「皮膚科でなるべく早く診てもらうのが一番」ということをもう一度お伝えしておきますね。

特に爪水虫(爪白癬)は皮膚科でなければ完治できないと言われています。

まとめ

水虫は足先だけではなく、体のあらゆるところに感染する可能性があるのにはびっくりしましたが、最近ではそれほど治療が難しい皮膚病でないこともわかりました。

まずは、日頃から清潔と乾燥を心がけましょう。

そして、足に違和感を感じたら、皮膚科でなるべく早く診てもらいましょう。

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