アボカドの栄養は加熱しても大丈夫?1日の適量と食べ過ぎからの悪影響

アボカドは「森のバター」「バターフルーツ」と言われるほど、たくさんのビタミンやミネラルを含んでいます。

加熱して調理する場合、栄養成分が減少してしまうのではないかと気になっている人は多いですよね。

また1日に食べる適量はどれくらいなのかも知りたいですよね。

食べ過ぎた場合、どのような影響が体に現れのでしょう。

そこで、アボカドの栄養と効果、加熱しても栄養成分は大丈夫なのか、1日の適量や食べ過ぎるとどんな悪影響があるのか紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

アボカドの栄養成分と効果

アボカドには10種類以上のビタミン10種類以上のミネラル、そして豊富な食物繊維脂肪が含まれているスペシャルフルーツです。

 

でも、脂肪が含まれているって聞くとちょっと「ん?」と気になりますよね。
しかし大丈夫、安心してください。

アボカドは脂肪がとても多く、食べる部分の20%は脂肪と言われていますが、この脂肪の8割はリノール酸やオレイン酸といわれる不飽和脂肪酸のため、コレステロールの心配はありません。

むしろ不飽和脂肪酸はコレステロールを減らす作用があるので血液をサラサラにしてくれるんです。

 

このようなずば抜けた栄養を含んでいる果物はちょっと他にはないですよね。

適切な量を毎日食べれば、これらの栄養素が体に良い働きをしてくれると言われていますよ。

アボカドの主な栄養成分

アボカドの主な栄養成分には次のものが含まれています。

アボカドの主なビタミン

・ビタミンE

・ビタミンA

・ビタミンB1

・ビタミンB2

・ビタミンB6

・ビタミンB12

・ビタミンC

・カロテン

・ナイアシン

・葉酸

アボカドの主なミネラル

・カリウム

・カルシウム

・マグネシウム

・リン

・鉄

・亜鉛

・銅

その他

・飽和脂肪酸

・食物繊維

アボカドの栄養成分は加熱しても大丈夫?

アボカドに含まれているたくさんの栄養成分は加熱すると減少してしまうのではないかと心配ですよね。

やはりみなさんが心配する通り、一部の栄養成分は加熱によって壊れてしまいます。

ただ、全部崩れるわけではありません。
一部です。
ほんの一部。

その一部の栄養成分とは、熱に弱いビタミンB群とビタミンCです。

その他の栄養成分にはにほとんど変化はないとされているので、ホッと一安心です。

 

加熱すると焼き芋のような食感になって、甘みが増すと言われるアボカドもぜひ味わってみましょう。

 

とは言っても、アボカドは「生」で食べるのが最も効率よくその栄養を体に取り込むことができるので、ビタミンもアボカドからしっかり摂りたいと思うのであればやはり「生」がいいですね。

アボカドの1日の適量 食べ過ぎに注意!

アボカドの一日の適量の目安は1/2個です。

どんなに素晴らしいい栄養成分であっても、食べ過ぎるといろいろな悪影響が出る可能性があります。

 

何でもそうですが「過ぎたるは及ばざる如し」です。

では、どのような悪影響があるのか紹介しますね。

アボカドの食べ過ぎから体に現れる悪影響

下痢や腹痛を起こしやすい

吐き気や嘔吐を引き起こす

胃痛や胃もたれ、胸やけを引き起こす

ニキビを悪化させたり、ニキビが出てきたりする

・カロリーの高い果物なのでご飯を食べるより太る可能性が高い

尿たんぱくの数値が高くなる

トイレが近くなる

まとめ

体にいい栄養成分がたっぷり含まれているアボカドは、美味しいのでついついたくさん食べたくなってしまいますが、1日の適量は1/2個です。

アボカドの一部の栄養成分は加熱によって、熱に弱いビタミンB群とビタミンCは壊れてしまいますが、その他の栄養成分にはにほとんど変化はないとされています。

ビタミンもアボカドからしっかり摂りたいと思うのであれば「生」がいいでしょう。

「生」で食べるのが最も効率よくその栄養を体に取り込むことができるのですが、加熱すると焼き芋のような食感になって甘みが増すと言われるアボカドもぜひ味わってみましょう。

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