らっきょう旬の時期や選び方とそのまま生で食べるレシピと食べ過ぎ注意について

らっきょうの旬の時期はいつで、どんなものを選んだら良いのでしょう。
甘酢漬けや塩漬けとして一年中店頭に並んでいるのでわからない人は多いですよね。

なんと、らっきょうはそのまま生で食べれるんです。

加熱をすると甘くなるから不思議です。
また、甘酢漬けや塩漬けよりも効率良く栄養を体に取り入れることが出来というのだから嬉しいですよね。

そこで、らっきょう旬の時期と選び方、そのまま生で食べる際のちょっとだけ手を加える超簡単レシピと食べ過ぎ注意について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

らっきょうの旬の時期と美味しいらっきょうの選び方

らっきょうは一般的に、甘酢漬けや塩漬けとして食べることが多いので旬の時期があまり知られていませんよね。

しかし、生のらっきょうって栄養をたくさん含んでいて美味しいのです。

そこで、らっきょうの美味しい旬の時期と新鮮な生らっきょうの選び方を紹介します。

らっきょうの美味しい旬の時期

らっきょうの旬は5月頃 ~ 7月頃までです。
最盛期は6月で国内の出荷量はピークを迎えます。

ただし、沖縄県の特産「島らっきょう」の旬の時期は1月頃 ~ 4月頃と一足早いです。

らっきょうの原産地は中国ですが、最近では国内産の流通量は増加していて、国内では鹿児島県産、鳥取県産、宮崎県産、徳島県産が大部分を占めています。

この動きは中国産を敬遠しているのかもしれませんね。

ちなみに、
わが家はらっきょうが大好きで、自家製の甘酢漬けを切らした時にスーパーで購入際、やはり国内産を手にします。
多少値段は高くなりますが安心だし美味しいですからね。

新鮮な生らっきょうの選び方

新鮮な生らっきょうの選び方のポイントは次の3つです。

★ふっくらとしているもの
鱗茎(りんけい)と呼ばれる部分が十分にふっくらと丸みを帯び硬くて白くツヤが良いものを選びましょう。

鱗茎(りんけい)とは
短い茎のまわりに養分を蓄えた肥厚な鱗片葉が重なって球形になったもので、ニンニクや玉ねぎなども同様です。

★芽が伸びていないもの
根付きらっきょうは出荷される直前に、葉と根を切り取るのですが成長が早くすぐに切り口から芽が伸びてるのですがくるのです。
鮮度を確認するには切り口から伸びた芽の長さが目安になります。

芽が伸びているのもは鮮度が落ちていると判断しましょう。

★粒が揃っているもの(漬物の場合)
漬物にする場合は、らっきょうに漬け汁の味が均一に回るように粒の大きさが揃っているものを選びましょう。

ただ、そのまま生で食べる場合はあまり気にしなくても良いでしょう。

選んではいけないらっきょうとは

逆に選んではいけないらっきょうを具体的に紹介しますね。

芽が長く伸びて緑色になっているもの
芽の先から汁の出ているもの
・らっきょうの先の方が透けているようなもの
・鮮度が落ちて表面が乾燥しているもの

購入してした生らっきょうの保存方法

生らっきょうは日持ちしません。
出来るだけ早めに調理や加工(甘酢漬けの下準備など)することをおすすめします。

そのまま生で食べる予定場合がある場合は、ラップかポリ袋で包み冷蔵庫で保存し1日程度を目安に食べてしまいましょう。

旬のらっきょうはそのまま生で食べるのがおすすめ

らっきょうは生では食べられないと思われている人はいませんか?
以前私も、らっきょうは甘酢漬けや塩漬け、たまり漬けで食べるものと思っていました。

なんとらっきょうは生で食べられるのです。
ただ辛さがきついのではないかと想像できますよね。

しかし友人から、「らっきょうって、加熱すると甘さが出て美味しいよ。」と言いう話を聞いたんです。

そこで、蒸し焼きで試してみたところ本当に美味しかったですよ。
後で調べてみたら、さまざまな効用を期待できる成分の「フルタン」が加熱されることによって甘さを出しているということです。

さらには生らっきょうを加熱して食べることは美味しさの点だけでなく、栄養を体に取り入れる点でも効果的な食べ方なのです。

 

らっきょうは甘酢漬けにするという人が多いですが、水溶性の栄養素が多く含まれているので栄養素が汁に流れ出てしまいます。
だから甘酢漬けのらっきょうだけを食べていては、らっきょう全ての栄養を体に取り入れたことにならないのです。

甘酢の残り汁もしっかり活用しましょう。

⇒ らっきょう甘酢漬けの作り方 保存方法と賞味期限や甘酢の残り汁の活用方法

参考にしてください。

要はらっきょうはこの食べ方と1つに決めないでさまざまな食べ方を楽しむのがおすすめです。

そのまま生で食べる
加熱して食べる
甘酢漬けや塩漬けにして食べる

超簡単な生らっきょうを使ったレシピ

生らっきょうは、刻んでサラダに入れたり、炒め物にしたり、そのまま蒸し焼きやフライパンで焼いたり、そのまま天ぷらにして食べてみましょう。

どの食べ方も間違いなく美味しいですよ。

らっきょうの天ぷら

らっきょうの天ぷらは「サクッ」とした食感がたまりません。
中は「ホクホク」して甘いですよ。

天ぷらには大き目のらっきょうがおすすめです。

★材料 (1人分)

・生らっきょう  大5個
・てんぷら粉   少々
・サラダ油    適量

★手順

1.生らっきょうの薄皮をキレイに取って、てんぷら粉を均等にまぶします。

2.サラダ油で中まで火が通るまでじっくり揚げます。

通常の天ぷらと同じように、天つゆや塩で食べてOKですが、個人的には何もつけずに食べるのが好きです。

生らっきょうの蒸し焼き

調理の仕方はニンニクの蒸し焼きと基本同じです。

★材料(1人分)

・生らっきょう   5個
・キノコ類     適量
・オリーブオイル  小さじ2
・塩        少々
・コショウ     少々

★手順

1.生らっきょうの薄皮をキレイに取って、キノコ類を食べやすい大きさに切ります。

2.アルミホイルに生らっきょうとキノコを一緒に入れて上からオリーブオイルかけ、塩、コショウします。

3.アルミホイルを包みオーブントースターで約15分やきます。

らっきょうの食べ過ぎ注意について

らっきょうは体に良い栄養成分がたくさん含まれ、さまざまな効能を期待できることから、たくさん食べようと思う人が多いでしょう。

カリカリした食感の甘酢漬けなどは美味しくてきりもなく食べられてしまいますが、らっきょうの食べ過ぎには注意が必要です。

食物繊維がなんせ豊富なので、たくさん食べ過ぎると整腸作用が活発になり過ぎて、下痢になる可能性があります。

またアリシンという成分で、食べ過ぎてしまうと腹痛を起こす可能性もあるのです。

特に胃腸が弱い人は食べ過ぎに注意し、一日5粒を目安に食べるようにしましょう。

まとめ

らっきょうの旬の時期は5月頃~7月頃です。

新鮮な生らっきょうを店頭で見かけたらぜひ購入して、さまざまな食べ方(そのまま生・加熱・漬け)を楽しんでください。

ただし、食べ過ぎには注意です。

一日5粒を目安に健康的に食べましょう。

らっきょうに含まれている嬉しい効果が期待できる「硫化アリル」は玉ねぎにも含まれています。
⇒ 新玉ねぎと玉ねぎの違い 味や栄養や旬の時期と保存方法は?

こちらの記事を読んで参考にしてください。