自宅かき氷をふわふわにするポイントと氷の作り方や手作りシロップのレシピ

自宅かき氷をふわふわにする氷の作り方とそのポイントや、手作りシロップのレシピ美味しい食べ方を紹介します。

自宅で作るかき氷をふわふわに出来たら最高です。
無理だと諦めないで、手作りのシロップをかけて自宅でお店の味を再現してみましょう。

自宅で作るかき氷をふわふわにする氷の作り方

かき氷には、氷の粒がとても小さくて「ふわふわした食感」を味わえるものと、氷の粒が大きくて「シャリシャリ食感」を味わえる2つがありますよね。
氷の食感に関しては人それぞれ好みが分かれるところですが、最近の傾向はふわふわ食感のかき氷に人気があるようです。

この最近人気のあるかき氷屋さんで食べる、ふわふわ食感のかき氷を自宅で楽しめたら最高ですよね。
さすがに、そのまんまの食感を再現できませんが、それにほぼ近いふわふわ感を自宅で楽しむことはできちゃうんです。

家庭用のかき氷機には、専用の製氷カップの氷を使用するタイプと、自宅の冷蔵庫で常時作られるキューブ状の氷を使用するタイプの2種類があることをおぼえておきましょう。

●自宅でふわふわかき氷を作るポイント
【刃の角度】
家庭用のかき氷機の刃の角度調整が可能ならば、氷を薄く細かく削ることが出来ます。
最近の家庭用かき氷機は優れものが多く、刃の角度を調整して氷を薄く細かく削ったり、厚く粗く削ったりと、家族の好みの削り方が出来るようになっています。

氷を薄く削れれば、口当たりのいいふわふわのかき氷ができるのです。

【氷の形状】
ふわふわのかき氷を作るには削る氷の形状も重要です。
専用の製氷カップで作った氷は、かき氷機の刃に均一にあたるようになっているので、氷の表面が薄く削れてふわふわになります。

冷蔵庫で常時作られるキューブ状の氷は、刃にあたるのが表面だけでなく角にもあたるので、粗く砕けてしまいシャリシャリとしたかき氷になります。

これから家庭用かき氷機を買おうと思っているのであれば、刃の角度調整できるもの、付属品に専用の製氷カップついているものを選ぶことをおすすめします。
その時の気分で色々なかき氷が楽しめますよ。

●ふわふわかき氷を作る氷の作り方
ゆっくり冷やされ作られた氷は堅く溶けにくいのです。
天然氷も時間をかけて美味しい氷を作っていますもんね。
同じ原理だと私は理解しています。

またゆっくり冷やして凍らせると、不純物が氷の中心に集まりやすいためおいしい氷になるとのことです。

(1)水を準備する
ふわふわかき氷になる氷を作るポイントは、不純物が少ない水を使うことです。
適した水は軟水のミネラルウォーターです。

もしも水道水を使う場合は、一度沸騰させたものを常温まで冷ましてから使いましょう。

(2)軟水のミネラルウォーターを凍らせる
軟水のミネラルウォーターを専用の製氷カップに入れて、ゆっくり冷やして凍らせます。

【氷を固く凍らせる方法】
氷が固い方が薄く削れてふわふわ感がアップするので、氷を固く凍らせる方法も試してみてください。

■専用の製氷カップに入れた水が冷凍庫に入れて2/3くらい凍ったら、製氷カップに残っている水を捨てて、新たに新しい水を追加して凍らせることを繰り返します。
これで、空気の混ざりが少ない固い氷ができます。

■専用の製氷カップの水を入れた後、ビニールに入れてさらにタオルに巻いてから冷凍庫に入れます。
これでゆっくり冷やして凍らせることが出来ます。

■水にお砂糖(ガムシロップ)を入れるのも一つの手です。
(軟水のミネラルウォーター200mlに対して、砂糖(ガムシロップ)を大さじ3程度
砂糖は凍りにくいのでゆっくり冷やして凍らせることが出来ます。

(3)出来上がった氷を15分~20分程度常温に置く
冷凍庫から取り出してすぐの氷は、カチカチに凍って霜で白っぽい状態です。
そのまま削ったのではふわふわした氷にはなりません。

氷の表面が透明でキラキラと光ってきたら削りましょう。

(4)家庭用かき氷機をゆっくり回して優しく削る
氷を削る時は、ゆっくり優しく削ると氷の粒が小さく氷の隙間にたくさんの空気が入るので、帯状につながった薄くふわふわな氷ができます。

逆に、早く力をかけて削ると氷の粒が大きくなるので、ジャリジャリした食感のかき氷になります。

このようにちょっと手間をかけて氷を作ることができれば、かき氷屋さんで食べるふわふわのかき氷にほぼ近いかき氷になります。

●氷屋さん氷を使うと理想にかき氷に近づく
氷屋さんで購入した氷を使うと、かき氷屋さんで食べるような美味しいかき氷にさらに近くなりますよ。
自宅近くに氷屋さんがあるのですが、子供会でそこの氷を購入しかき氷を作った際は、めちゃくちゃ美味しかったです!

自家製手作りシロップのレシピと美味しい食べ方

手作りシロップのレシピ

手作りシロップ作りは面倒というイメージがありませんか?
いやいや、手作りシロップはいたって簡単に出来るのです。

●ミルクティー味
これは紅茶好きの主人が大好きな手作りシロップです。

【材料】
■牛乳      200cc
■砂糖      100g
■紅茶ティバッグ 3個

【手順】
1.鍋に牛乳と砂糖を入れて火にかけティーバッグを入れて煮出します。
2.ティーバッグは鍋の中に3分入れ取り出します。(3分以上入れておくと紅茶の苦味が出てしまうので注意)
3.ティーバッグを取り出し更に3分煮詰めます。
4.火からおろし粗熱がとれたら容器へ移して入れて冷蔵庫で保管。

主人はこのままかき氷にかけて食べていますが、私はこれに練乳をプラスしています。
最高においしいです。

●おこのみジャム味
簡単に作れて冷蔵庫に残っているジャムを使い切る時にも便利です。
以前、ジンジャーのジャムを買ったのですが家族に評判が悪く残っていたのですが、この手作りシロップで生まれ変わりキレイに冷蔵庫から姿を消しました。

【材料(3人分)】
ジャムと水は同量です。
■ジャム(何でもOK) 大さじ3
■水         大さじ3

【手順】
鍋にジャムと水を同量入れてスプーンで良くかき混ぜて溶かし完成です。

●おこのみジュース味
息子たちが家にいたころ大好きだったシロップです。

【材料(5人分)】
■果汁100%ジュース(何でもOK)300cc
■砂糖             大さじ3

【手順】
1.鍋にジュースと砂糖を入れ溶かします
2.1.を中火にかけて吹きこぼれないように煮詰め水分を飛ばします。
15分くらい火にかけ、1/3くらいまで煮詰めればOKです。
さらに煮詰めると、とろっと濃厚な味になり、ものすごく美味しくなります。
これは、うっかり煮詰め過ぎた時発見した濃厚味です。

ジュースの種類によってはアクが出るので取り除きましょう。

この他にも、板チョコを湯せんでとろとろに溶かして氷にかけるチョコシロップのかき氷も子供は大好きですし、アイスクリームを添えればお店で食べるかき氷と同じになります。
ちょっと一手間かけ、いつもと違う特別なふわふわかき氷を楽しんでみましょう。

かき氷の美味しい食べ方

自宅でふわふわのかき氷と手作りシロップが作れたら、後はもう美味しく食べるだけです。

ふわふわかき氷はとても溶けやすいので、器は冷やしておくことが美味しく食べるポイントです。

シロップを上からドバッとかけてしまうと穴があいてしまい、せっかくのふわふわかき氷が台無しです。
シロップは細い線を描くように、スプーン静かに優しくかけましょう。

100均で専用の先が細くなっているお玉を使うのが良いかもしれませんね。

まとめ

家庭の冷蔵庫で作った氷でも、氷の作り方や氷の削り方などちょっとしたコツをおぼえてしまえば、かき氷屋さんで食べるようなふわふわの美味しいかき氷を作る事ができます。
ぜひ自宅でふわふわかき氷作りにチャレンジしてみましょう。

手作りシロップは簡単に作れるのでさまざまな味を楽しみましょう。

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たまには専門店に行ってかき氷の研究をするのいいですね。