グリーンカーテンには節電効果があると言われ、爽やかで涼しそうな見た目から、今では一般家庭でも注目を浴びて夏の風物詩になっています。

実際にどれくらいの節電効果がグリーンカーテンにあるのでしょう。
室内温度が低くなるのはなぜか気になりますよね。

また、グリーンカーテンにおすすめの植物や植える時期も知りたいところです。

そこで、今年グリーンカーテンに挑戦する人に節電効果と室内温度が低くなる理由、おすすめ植物と植える時期を紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

グリーンカーテンの節電効果と室内温度が低くなる理由

以前からテレビや雑誌などで、節電効果あるということでグリーンカーテンを推奨しています。

近頃ではその効果もあり、また見た目の涼しさや爽やかさから、一般の家庭でもグリーンカーテンを育てているのを見かけるようになりましたよね。

年々夏の暑さは酷く厳しいものになっていることもあって、今年はわが家でもグリーンカーテンに挑戦したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

 

実際、グリーンカーテンにはどのような節電効果があるのか、また直射日光を遮るとはいえどうして室内温度が低くなるのか紹介しますね。

これで、グリーンカーテン挑戦意欲がさらに増すことな違いありませんよ。

 

植物の葉の中には水分がたくさん含まれていますよね。
この葉の中に蓄えているたくさんの水分を蒸散させる作用が植物にはあるのです。

この作用は、霧シャワーを常に出し続けているのと一緒らしいです。
植物ってすごいですね。

 

なんとこの作用のおかげで、植物の葉の温度は30度以上になることは無いそうです。
「グリーンカーテン」は、自然に出来たエアコンのようです。

 

この植物の葉の中に蓄えているたくさんの水分を蒸散させる作用を利用しているのがグリーンカーテンなのです。

グリーンカーテンの節電効果

グリーンカーテンの節電効果は実際どのくらいなのか紹介します。

平均的に家庭で使用しているエアコンの消費電力の約30%の節電率であることがデータからわかっていると言われ、グリーンカーテンがある部屋と、グリーンカーテンがない部屋とでは最大3.8℃の違いがあり、平均値でも1.7℃の違いがあるとのことです。

涼やかで爽やかに見えるだけでなく、本当に温度は下がり涼しいのです。

 

もう少し具体的に表してみましょうね。

良く職場などでも、「エアコンの設定温度を1℃上げましょう。」と言われます。
「そんな1℃温度を上げたくらいで節電になるの?」と思う人もいるかもしれませんが、なんと節約出来る金額は1時間で約74円程度になるそうです。
これって大きいですよね。

 

これはエアコンの機種にもよって違い、エコ対応の最新機種ならもっと金額は低くなるでしょうが、大体こんな感じと考えましょう。

だとすると1日10時間エアコンを使った場合は、1日で約740円、1ヶ月になると740円 ☓ 30日 = 22,200円ですよ。

グリーンカーテンにはすごい節約効果があるということがわかります。

 

これを聞いたら「今年はグリーンカーテンを是非やりたい、やるしかない。」と思っちゃいますね。

グリーンカーテンで室内温度が低くなる理由

それでは、グリーンカーテンで室内温度が低くなる理由を紹介します。

 

日光をさえぎるものがないと、太陽の熱で家の壁やガラスは温められ、その熱が部屋の中に伝わりその結果的、部屋の温度が高くなります。
だから、日光をさえぎるものが必要なのです。

 

昔から日本では日光をさえぎるために、乾燥させた植物の茎を編んで作ったヨシズという優れものがありました。

「同じ植物なら、わざわざグリーンカーテンを育てなくても昔のようにヨシズを置けばいいのでは?」と思う方も少なくありませんよね。
実際、私の住んでいる町内でもヨシズを立てている家が何軒かあります。

しかし、グリーンカーテンとヨシズでは大きな違いがあるのです。

 

グリーンカーテンで室内温度が低くなる理由は次の3つです。

グリーンカーテンとヨシズとの一番の大きな違いは「3.蒸散作用で周囲を冷やす」です。
グリーンカーテンは生きているということです。

1.窓から入り込む日射をさえぎる

窓から差し込んでく太陽の日差しはとても大きな熱エネルギーを持っているので、室内の温度は大きく上昇します。

グリーンカーテンの葉が十分に茂っていれば、太陽の日差しが持つ大きな熱エネルギーを8割以上をカットすることができるので、室内に入ってくる熱量を2割以下にまで押さえるこができるということです。

 

ちなみに、
室内への熱の侵入を防ぐ高性能な遮熱ガラスでも、約4割の熱が通過してしまうそうですよ。

2.まわりの物体の表面温度を抑える

窓付近の地面や壁が日射を受けるとそれぞれ表面温度が上昇するので、ジワジワと室温も上昇して身体の表面に入射する放射熱も増大します。

このために体感温度が上って実際の室温以上に私たちは暑さを強く感じてしまうそうです。

 

グリーンカーテンは窓だけではなく、出来るだけ壁や地面も覆うように大きく育てると表面温度の上昇を抑えることが可能なのです。

さらに、グリーンカーテンを家から離して設置できるとベストのようです。

壁や地面の表面温度を低く保つことができれば、室温も低く保つことができて身体に伝わる放射熱も小さいので室内を涼しく感じることが出来るでしょう。

3.蒸散作用で周囲を冷やす

これがヨシズとの大きな違いです。

植物は成長するため土から水分をたくさん吸収します。
吸収された水分の大部分は葉から蒸発(蒸散)していくのです。

葉の水分が蒸発する時には、まわりから熱を奪うことになるので葉の温度上昇は抑えられ30℃以上にはならないと言われています。

だから、グリーンカーテンの葉から室内への放射熱は少なくなるので涼しく感じるのです。

 

エアコンの室外機の前にグリーンカーテンで日陰を作るとエアコンの効きが良くなります。
室外機も夏の暑さに負けず頑張って欲しいですよね。

こちらの記事を参考にしてください。
エアコンの冷房が効かない原因が故障でない場合の対処方法

グリーンカーテンにおすすめの植物と植える時期は?

初めてグリーンカーテンを作るにあたって、どんな植物を選んだらいいのか、いつ頃植えたらいいのか迷いますよね。

おすすめの植物3つ(野菜、果物、花)を紹介しますね。

お好みの植物を選んでくださいね。

野菜「ゴーヤ 」

野菜でおすすめなのは、「ゴーヤ 」です。

 

ゴーヤはグリーンカーテンの代表ともいえる植物です。
肥料は特に必要なく、水と暑さがあれば大きな葉がぐんぐん成長し、たくさん茂ってくれます。

また最盛期になるとどんどん実をつけて、食べきれないほどです。

初心者は種から植えるのではなく、必ず苗を購入し、苗から育てていきましょう。

 

★ゴーヤを植えるベストな時期は、4月末~6月中旬です。

果物「トケイソウ(パッションフルーツ)」

果物でおすすめなのは、「トケイソウ(パッションフルーツ)」です。

 

トケイソウ(パッションフルーツ)はブラジル原産で、花も実も魅力的で果実は独特の甘酸っぱい香りで人気があります。

1つのプランターからバルコニーいっぱいにつるを伸ばす旺盛な生命力を持ち、大葉がよく茂り実もたくさん収獲できます。

株の根元が太い、できるだけ大きく育った苗を選ぶと実を付けやすいです。

 

生育は早く肥料を好む植物なので、少量をこまめに与えましょう。
葉の色が薄くなってきたら肥料のサインです。

 

★トケイソウ(パッションフルーツ)を植えるベストな時期は、5月末~6月です。

花「ノアサガオ(宿根アサガオ)」

花でおすすめの、「ノアサガオ(宿根アサガオ)」は、元々は琉球アサガオという植物です。

 

通常の朝顔は一年草ですが、ノアサガオの場合はタネをつけない多年草で、冬には枯れてしまいますが根は生きています。

上に土をかけておくと、温かい時期になると再び芽を出し始める特徴があるので、植え替えるのが面倒な方には良い植物ですね。

 

また、タネができない植物なので苗から育てます。

 

★ノアサガオ(宿根アサガオ)を植えるベストな時期は、5月末~6月です。

 

ちなみに、
昨年はゴーヤでグリーンカーテンに挑戦して大成功でした。
今年はノアサガオ(宿根アサガオ)に挑戦してみようと思っています。
グリーンカーテン最高です。

まとめ

グリーンカーテンには節電効果が大きく、室内温度を低くしてくれる優れものです。

昔ながらのヨシズを立てるのも良いですが、生きているグリーンカーテンとは大きな違いがあります。

こちらの記事も参考にしてください。
ゴーヤのグリーンカーテンの作り方 プランターの支柱(ネット)や摘心のやり方
エアコンの冷房が効かない原因が故障でない場合の対処方法

初心者でも失敗しないで出来る植物を選んで今年はぜひ育ててみましょう。

水さえ切らさなければぐんぐん伸びてくれます。
消毒などをしなくても虫もあまり寄り付かないので、マンションなどで育てるにもおすすめですよ。