PM2.5はどこでも発生していますが日本に影響があるのは中国大陸から飛来する微小粒子状物質です。

飛来の多い時期はいつ頃で、飛散する地域はどの辺りなのでしょう。

一般にいわれている飛来の多い時期では対策が遅い場合もありますので、間違った認識だと小さな子供やアレルギーを持っている人はつらい目に合うかもしれませんよ。

そこで、PM2.5の飛来の時期を知って早めの対策をすることと、飛散の多い地域、PM2.5とはどんなもので現れる症状や対策を紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

PM2.5のとは?

近年ニュースで良く目にし耳にする言葉「PM2.5」これは一体どのようなものなのか紹介しますね。

先ず、「PMって何?」まさか午後の2.5? そんなはずはありませんよね。
そして「2.5って何?」ですよね。

 

 

PMとは、「Particulate Matter」の頭文字からきています。
Particulate Matter(パーティキュレイト マター)と読みます。
この意味は「特殊な 物質」です。

2.5とは、「サイズ」を表しています。
日頃から私たちを悩ませている花粉より小さなサイズということなので、これだけでもたちが悪そうですよね。

 

PM2.5とは、「特殊な 粒径2.5μm以下の微粒子状物質」です。

このような言葉と大きさの情報が合わさって、「ピーエム ニテンゴ」と呼ばれています。

PM2.5はどんな物質?

PM2.5はどんな物質なのでしょう。

特殊な物質なんて聞くと「化学物質なの?」などと心配になりますが、1つの化学物質を指していうのではありません

 

特定の一つの物質ではなく、炭素、硝酸塩、アンモニウム塩、硫酸塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなど様々な物質が混ざりあった混合物で、からだに有害な物質が多く含まれた集合体、というより2.5μm以下の大きさの有害物質の総称といった方が良いですね。

 

当然、一定の割合で混じった物質でもありませんので対策もこれと決まったものがあるわけではないのです。

PM2.5の大きさは?

PM2.5の大きさは、2.5μm(マイクロメートル)以下で、スギ花粉よりも粒子が小さいと言われていますが、どれだけ小さいのか想像つかない人が多いのではないでしょうか。

 

そこで、具体的にどれくらいの大きさなのか紹介しますね。

なんと、髪の毛の太さ(70μmくらい)の約1/30程度スギ花粉(30μmくらい)の約1/10以下の大きさです。
私たちの目に見えない、目視ができないほど小さいのです。

※マイクロメートルとは、1ミリの1/1000の大きさ = 0.001mmです。

 

この「非常に小さい」というのがやっかいでマスクではほぼ防げません

発生源は?

PM2.5の発生源は、ごく身近なところから、中国大陸まで広範囲にあります。

 

火力発電や工場などでも発生しますし、日本に大きな影響を与えるのは、経済発展の著しい中国大陸の大気汚染物質です。

その他にも、中国で質の悪いガソリンを使用した自動車が急激に増え、車から出る排気ガスも原因の一つです。

また、黄砂や火山などの自然のものも原因しています。

さらに最近分かったことですが、タバコの煙にもPM2.5が含まれているということです。

PM2.5の飛来の多い時期と飛散の多い地域は?

PM2.5の飛来の多い時期

PM2.5の日本への飛来は、偏西風の影響が大きいと言われています。

だから、夏場は太平洋気圧のおかげで偏西風が吹かないことから、PM2.5の飛来は少ないようです。

 

飛来の多いのは、偏西風の影響が大きい(3月~5月)にかけて、また黄砂の被害が大きい時期(2月~4月)です。

しかし、タバコの煙にもPM2.5が含まれているということもわかった近年、春だけPM2.5を意識していれば大丈夫などと言っている場合ではないようですね。

PM2.5は年中飛来する可能性がある、と考えておく方が良いのではないでしょうか。

 

中国から偏西風に乗って運ばれるPM2.5は12月頃から増え始めていますので春先では相当な量を吸ってしまっている可能性もあります。

 


(「tenki.jp」より)

 

12月末頃の飛散予想です。
測定値とは少しずれることもありますがそれほど大きく違うということもありません。

 

PM2.5の飛散状況は各自治体で確認できますので、お住まいの自治体で確認すると良いですね。

 

小さな子どもがいるご家庭では、花粉の対策時期より早めの対策をしておくと良いでしょう。

PM2.5の飛散の多い地域

PM2.5の飛散の多い影響を受けやすい地域は、やはり中国に近い下記の地域です。

◇九州地方
福岡県熊本県長崎県沖縄県

 

◇四国地方
愛媛県高知県徳島県香川県

 

ただその他の、広島県、大阪府、愛知県などの西日本、そして東京と中国からかなり離れた都市でも、環境基準を超えるPM2.5の大気汚染が観測され始めているようです。

 

私は大丈夫と言っていられない環境になっていると考え、年中PM2.5対策する事が重要になっているようです。
なんせ、PM2.5は私たちに見えない物質なのです。

PM2.5の影響で現れる症状やおすすめの対策

PM2.5の影響で現れる症状

有害な物質が多く含まれた集合体の微小粒子状物質PM2.5の影響で体に現れる症状について紹介します。

前述した通りPM2.5はとても小さな超微粒子なので肺の奥深くにまで入り込みやすく、肺の奥深くに入ってしまうと喘息や気管支炎などの呼吸器、循環器系疾患などのリスクが増えるようです。

 

特に、子供や年配者は影響を受けやすく、また日頃から呼吸器、循環器系に疾患をもつ人などは注意が必要です。
喘息の症状がいつもより悪くなったり、アトピー性皮膚炎のかゆみが増したり、症状が悪化強してしまう傾向にあるという報告もあるようです。

 

PM2.5を一定量を吸い込んだ場合に次のような症状が現れたり悪化したりします。

具体的な症状

・喉の痛み
・目の充血
・目のかゆみ
・鼻水
・くしゃみ
・咳
・じんましん
・肌荒れ

・狭心症
・喘息
・肺気腫
・慢性気管支炎など

・肺がん発症リスクの増加 など

PM2.5のおすすめの対策

狭心症、喘息、肺気腫、慢性気管支炎、さらには肺ガン発症のリスクの増加などの症状は、命に関わる可能性があるとされているので、年中PM2.5に対する対策をしっかりとしておく必要があります。

では、どのような対策をしたらいいのか紹介しますね。

外で行う対策

PM2.5に対応マスクをかける
・洗濯物は部屋干しにする

室内で行う対策

PM2.5に対応できる空気清浄機を使う
部屋の掃除をこまめに行う

眼には見えないPM2.5の対策は難しいことではありません。
しっかり対策することで、健康被害を減少させましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。
花粉症に空気清浄機は効果ある?おすすめHRPAフィルターに加湿機能は必要?

まとめ

PM2.5は他人事ではありません。
私たちが思っている以上に、身近に存在してます。

取り返しのつかないことになる前に、しっかり対策をしてPM2.5を吸わない、体に寄せ付けない対策をしましょう。