成人式に行く意味 行かないと親不孝?行かない理由はなに?

成人式に行く意味に疑問を感じている、これから新成人になろうとしている若者がいるようです。
ここでは、親の本音や行けない、行きたくない理由はどんなことなのか整理してお伝えします。

成人式の案内状が届いてワクワクするのかと思いきや、成人式に行かないと親は寂しがるのかな? それって親不孝になってしまうのかな? などと悩む新成人も少なくありません。

成人式に行く意味

各市町村が成人式を主催する目的は、新成人が大人になることに対する祝福やこれから一人の大人としての自覚を認識するための、「大人になったことを自覚し自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」なのです。

成人式は「大人になったということを意識するための儀式。」ということであると考えれば、成人式に行く意味は十分あるのではないでしょうか。

その他にも次のような意味もありますよ。
・一生に一度しか経験できないことだから、思い出の一つとして。
・懐かしい友人に会い、友人とのつながりを大事にする。
・女性の場合、思いを込めて選んだ振り袖を着て、たくさんの人にみてもらうことができる機会。
記念品がもらえる。

記念になる一つの節目ということも成人式に出る意味になるのです。

ただ、どうしても都合がつかず成人式に行けない人もいるでしょう。
行けなくても、どうこうなるものではありませんから安心してくださいね。

成人式に行かないのは親不孝になる?

成人式に行かないのは親不孝になるというのは大袈裟すぎますね。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{一般的な親の本音}}}\)

親からしてみたら子供の成人式は一つの区切りになるのは確かです。

親は赤ちゃんで生まれた我が子を腕に抱いたその時から、この子には親としてできる限りのことをしてあげたいと思うものです。
成人式に限らず七五三、入学式、卒業式はできる範囲で盛大に祝ってあげたいと思うのが親心です。

子供を大事に思い愛情をかけて育て、気づいたらあっという間の\(\,20\,\)年なのです。

親の立場になれば、成人式の式典に出席する子供の晴れ姿を一目見たいという気持ちが本音なのではないでしょうか。
その親の気持ちに子供はどう応えたら良いのでしょうね。

「面倒だから行きたくない。」というのはどうなんでしょう?
親の気持ちを思うと「面倒でも行って欲しい。」と私は思います。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{自分の気持ちを言葉で親に伝える}}}\)

でも、成人式の式典に行ったことであなたが嫌な気持ちになったり、嫌な過去を蒸し返すような可能性があるというのであればそれはまた別の話、行かなくてもいいと思います。

その時は、あなたが成人式に行きたくない理由を自分の言葉で、親に正直に話してみましょう。

それが、自分の行動には責任を持つ、大人になるってことなのです。
自分の気持ちや意見をきちんと親に伝えることができれば、決して親不孝ではありません。

ただ、成人式に行く行かないにかかわらず、\(\,20\,\)年間育ててもらった感謝の言葉は親にきちんと伝えましょう。
照れて恥ずかしい時は、「ありがとう。」この一言で大丈夫です。
感謝の言葉が一番重要なのです。

成人式に行かない、行けない、行きたくない理由は?

・成人式の式典に出席する子供の晴れ姿を一目見たい。
・成人式の式典を欠席したことで後悔してほしくない。

親はこのような気持ちはでいることを理解し、その上で行かない、行けない、行きたくない理由を整理しましょう。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{一人ぼっちで寂しい}}}\)

一緒に成人式に行く仲のいい友人がいないし、一人で参加するのは寂しい。

このような寂しい気持ちは解らなくもないです。
でも、一人で会場に行って式辞を聞き、公演などに耳を傾けて、式が終了したら終わったら会場を後にする。
これができて大人という考え方もありますよね。

成人式は、大人として認められるためのものです。
友達とつるむ集会ではありませんよ。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{同級生に会いたくない}}}\)

昔イジメにあっていたことがあるので、同級生との良い思い出がない。
・同級生に会うと、イジメにあっていた当時を思い出して嫌な気分になるかもしれない。

このような人はわりと多く、行かない、行けない、行きたくない理由で一番多いのではないでしょうか。

つらい思い出ですが、過去のことと割り切り成人式に出席するか、今の自分の気持ちを親に話して納得してもらい成人式を欠席するか、自分自身で責任を持って決めましょう

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{受験勉強を優先したい}}}\)

「少しの時間も無駄にしたくない!」というのはしっかりとした立派な理由ですね。
親もこの理由なら即納得でしょう。

それでも、どちらにしても後で後悔しないよう、もう一度自分の気持ちを確認してみましょう。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{面倒くさい}}}\)

「面倒くさいから」この理由に説得力はありません。
この程度の理由であるなら、親の気持ちを考えて成人式には参加しましょう。

ただ、成人式に行くばかりが成人のお祝いとは限りません。

成人の日に、式典には参加しなくても晴れ着を着て、家族と外でお食事をしてお祝いするのも素敵です。
その後に家族で記念写真を撮るなんて最高ですよね。

 \(\color{green}{\fbox{私の理想は・・・}}\)

私の理想は「成人式の式典に参加して友人と楽しく語らい遊んだら、夕食は家族でごちそうを食べながらお祝いをする。」でした。
でも息子は、成人式の式典に参加して友人と楽しく語らい遊び続け夕食にも帰ってきませんでした。
ちょっと寂しい思いはしましたが、今の新成人とはこんなものかと諦めました。

まとめ

成人式は、大人になったということを意識するための儀式です。
ただ行けなくても、どうこうなるものではありません。

親の立場になると、成人式の式典に出席する子供の晴れ姿を一目見たいという気持ちになります。

面倒だからという理由ならは、一生に一度しかない「大人記念日」ですから参加してみましょう。

しかし、しっかりとハッキリした理由がある場合は、親にその理由を自分の言葉で話し納得してもらい欠席してもいいでしょう。
無理してつらい思いをする必要はありません。

それぞれの新成人や家族にお祝いの形があっていいと思います。

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晴れ着をレンタルするなら好みの着物が選べる早い時期に予約しておきましょう。