成人式に着る振袖をレンタル予約をいつ頃から始めたらいいのか、時期や選び方のポイントと合わせて注意点と相場についてお伝えします。
人生に一度の一大イベントの成人式ですが、振袖を着る女性の場合は特に準備が大変です。
安心のおける店舗で親子で満足できるおきい入りの振袖を選びましょう。
成人式に着る振袖のレンタル予約はいつ頃からする?
成人式に着る振袖のレンタル予約の時期は、地域によって多少の差はあります。
しかし、基本的には前年の成人式が終わった直後から始まっていると言って過言ではありません。
前年の \(1\) 月 ~ \(3\) 月くらいが振袖の新作ラッシュです。
この時期に合わせるかのように、成人式に着る振袖のレンタルの予約時期のピークも \(3\) 月下旬と言われています。
早い人は \(2\) 年前から動き出しているというのですからびっくりです。
個人的にはいくら何でも早すぎるだろ!と突っ込みたくなりますね。
着物は振袖に限らず全てそうですが、小物も重要なポイントになります。
小物類(帯やバック・草履etc)も人気の物からどんどん成約済みとなるので、振袖が気に入ったのがあっても小物類が気に入らないなんてこともあることから、早め早めになってしまうのかもしれませんね。
また、成人式のレンタルのカタログに掲載されている振袖は大変人気で、同じ柄やその色を着たい場合は枚数も限られているので、相当早い時期に予約しないとあっという間に成約済みになってしまうということも原因でしょう。
出遅れたために人気柄は諦めなくてはならない場合も出てくるようです。
ただ、カタログ掲載の人気柄にはこだわらない、「私は古典柄が好き!」という場合は特にこの時期でなくても大丈夫です。
実は私、個人的にカタログ掲載の人気柄や色はあまりおすすめはしません。
古典柄おすすめ派です。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{カタログ掲載の人気柄や色をおすすめしない理由}}}\)
カタログ掲載の人気柄や色は、成人式会場で友人と被ってしまう可能性があるからです。
全く同じでなくてもその年の流行って似たり寄ったりの柄と色になるので、あの子もこの子も同じような柄や色なんてつまらないし個性がなくオシャレじゃないですよ。
私には娘がいないのですが、友人の娘さんは早めにカタログ掲載の人気の柄と色を予約をしたそうです。
ですが友達と振袖の情報交換をした時に、なんと数人が同じような柄と色を予約していると知り、悩んだあげく予約をキャンセルして全く違うタイプの柄と色を選びなおしたそうです。
そうですよね。
仲良しが同じような柄色物でかたまって成人式会場にいたらなんか変でしょう。
グループで活動している芸能人じゃないんですから。
だから流行も気になるでしょうが、洋服と違って着物で流行を追うのは考え物、追う必要ないのが和服ということも覚えておいでくださいね。
早期レンタルした方いい場合
しかし、早期レンタルした方いい場合もあります。
身長が標準より高い場合や反対に低い場合には、予約の時期が遅くなってしまうと自分に合うサイズがすでにないことも多いので注意しましょう。
その年の流行の柄や色がどうしても着たい人や、標準体型でない人は、成人式に着る振袖レンタルの下見や予約の時期を早めに予定して行動しましょう。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{早期レンタルのメリット}}}\)
まだまだ先なのに大変ですが、早くに行動することでたくさんの種類の中から自由に好きな柄や色が選べる、体型に合ったサイズがレンタル予約できるだけでなく、その他にもメリットがあります。
成人式に着る振袖レンタルには、着付けやヘアメイクがセットになっている場合も多いので、都合の良い時間帯を押さえることができるのです。
着付けやヘアメイクが早朝だったり、式典ギリギリに時間帯ではアタフタして大変です。
余裕を持って行動できる時間帯を選べるのは嬉しいですね。
成人式に着る振袖レンタルの選び方のポイントや注意点
成人式に着る振袖をレンタルする場合のポイントと注意点を頭に入れてから行動し始めましょう。
振袖をレンタルする方法は主にネット予約と店頭予約の \(2\) つになります。
ネット予約は、わざわざ店舗に行かなくていいので楽です。
好きな時間に一度にたくさんのタイプが見れていいのですが、成人式に着る振袖を決める場合は店頭予約にしましょう。
振袖をレンタルする場合のポイント
やはり直接店舗に行き、実際に振袖を体にあてて鏡で全身を映してみましょう。
着物は、目で見た感じと着てみたのとでは印象が大きく違って見える場合がよくあります。
好きな柄や色だからといって、それが自分に似合い映える柄や色とは限らないのです。
とにかくたくさん疲れるくらい試着することがポイントです。
大きい柄いいのか、小さめの柄がいいのか、モダンな柄が似合うのか、はたまた古典柄の方が映えるのか、淡い色合いが似合うのか、個性的な色合いがしっくりくるのか、店員さんも親身になってアドバイスしてくれます。
店舗でプロのアドバイスを受けながら決めましょう。
振袖をレンタルする場合の注意点
着物を見に行く前に、親子で「予算はいくらまで。」と決めておきましょう。
担当の店員さんには最初に、「全てセットで◯◯万円が予算です。」と伝えることが重要です。
予算を言わずに、初めからいいものを見せられたら、必ず予算オーバーになってしまいます。
やはりお値段が高い着物は素晴らしく良いのです。
親も予算を曖昧にしておくと、もう少し良いものをという気持ちにどんどんなってしまい、気づいたら振袖を買えるのではないかと思うような金額の物を気に入ってしまうことになりかねません。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{振袖によく描かれている代表的な柄}}}\)
振袖によく描かれている代表的な柄をいくつかご紹介します。
選ぶときの参考にしてください。
古典柄には色々な意味が込められていますよ。
・牡丹 美や富貴の象徴
・菊 無病息災を願って
・桜 国花。いつまでも輝かしい女性であること
・蝶 成長を祈って
・松竹梅 成人式の門出を祝福
成人式に着る振袖レンタル料金の相場はいくら?
振袖のレンタル料金の相場はとても幅広くて、\(3\) 万円 ~ \(100\) 万円以上とも言われています。
「うわぁー!!!」と声をあげた人は多いのではないでしょうか。
一般的なレンタル料金の相場
振袖のレンタル料金には幅がありますが、一般的なレンタル料金の相場はあります。
すべて込みで \(15\) 万円 ~ \(20\) 万円です。
・成人式 振袖レンタル(リサイクル) \(9,800\) 円位~
・成人式 新品振袖オーダーレンタル \(130,000\) 円位~
早い時期であれば、体型に合わせることのできる、新品振袖オーダーレンタルの予約ができるので予算と相談してみるのもいいですね。
この時も、新品振袖オーダーレンタルに着付けに必要な小物類がセット料金に含まれているのかなど、確認は忘れずにしましょう。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{振袖のレンタル料金に大きな幅がある理由}}}\)
■振袖の素材
基本的に振袖は正絹(絹100%)で混じり物のない絹を使ったの着物です。
しかし、最近ではそうでない振袖もあるため値段の差が出てきます。
■ヘアメイクの回数(成人式当日・前撮り)
成人式当日だけのヘアメイク設定で料金が安くなっている場合があります。
しかし、前撮りの時のヘアメイクもセット料金に含まれていないと、別料金で後から支払うことになります。
■着付けの回数
こちらもヘアメイクと同様です。
成人式当日だけの着付け設定で料金が安くなっている場合があります。
しかし、前撮りの時も着付けをしてもらうとなると、別料金で後から支払うことになります。
■前撮りの写真のポーズ数
振袖を着て前撮りをするときのポーズ数によっても全然料金が違ってきます。
また、アルバムの台紙の素材や種類によっても料金が違います。
■小物類のセット
振袖を着るときに必要な小物類は、ショールや帯あげ、帯締め、重ね衿、半衿、バッグ、草履などです。
どこまでがセット料金なのかによって料金が違います。
これらの小物類がセット料金に含まれていない場合は、すべて別料金となり後から支払うことになります。
\(\color{magenta}{\fbox{注意点}}\)
振袖の素材、着付けやヘアメイクの回数、写真枚数、小物類セットの種類などによって料金は大きく変わってきます。
予約時に必ず、料金プランの値段はどのようなセットになっているのが確認しましょう。
全部ひっくるめた料金なのか、自分で準備するものがあるのか、後から料金が発生するのか、これは大切な重要ポイントです。
まとめ
成人式の振袖探しはとっても大変ですが楽しみでもありますね。
子供と一緒にあれやこれや相談しながら選ぶ振袖は格別なものとなります。
同じ子供でも男の子の成人式の場合は、比較的すんなりきまりますよね。
大学の入学式に着たスーツを着る人がほとんどです。
⇒ 大学入学式の服装 男子はスーツいつ買うの?成人式や就活に兼用できる?
どちらにしても子供と親、共に思い出に残る最高の成人式になることでしょう。
成人式二次会の服装に迷う時は、こちらを読んで参考にしてください。