白髪染めを美容院でするのと自分でする際のメリットとデメリットや、カラーリングとの違いや次染め直し期間までの工夫についてお伝えします。
白髪を隠すために必要不可欠な白髪染めについての悩みは尽きませんよね。
あっという間に自己主張してくる「白髪」と上手く付き合って行きましょう。
白髪染めは美容院でやる自分でやる?
白髪染めは美容院にお願いするのがいいのか、自宅で自分でやるのがいいのか・・・
悩んでいる人は多いでしょうね。
私もその中の一人ですから。
まずは、美容院にお願いするメリットとデメリットと自宅でやるメリットとデメリットを比較確認して、どちらを選ぶか考えてみましょう。
白髪染めを美容院にお願いする場合
美容院にお願いするメリットとデメリット、さらにデメリットを補う方法を紹介しますね。
メリット
・キレイに仕上がります。
・髪のダメージを極力抑えられます。
・色落ちしにくく色持ちが良いです。
・面倒な準備や後片付けの必要はありません。
・衣服などが汚れる心配はありません。
デメリット
・費用がかかります。(\(6,000\,円 ~ 10,000\,円\)が相場)
・時間がかかります。(約\(\,2\,時間\)位)
・予約が必要になるので、気になってもすぐにできません。
デメリットを補う方法
費用がかかり、時間もかかる、そのデメリットを補う方法を紹介しますね。
「リタッチ」をうまく利用するのがおすすめです。
※リタッチとは
髪が伸びてきたところだけを染める部分染めです。
うまく利用すれば、費用も所要時間も抑えられますよ。
白髪染めを自分でやる場合
自分でやるメリットとデメリット、さらにデメリットを補う方法を紹介しますね。
メリット
・手軽な費用でできます。
・短時間でできます。
・気になったら直ぐに、自分の都合の良い時にできます。
デメリット
・染め残しや染めムラが出てしまう可能性があります。
・髪がダメージを受けやすいです。
・色落ちしやすいです。
・面倒な準備や後片付けが必要です。
・床や衣服などが汚れる可能性があります。
デメリットを補う方法
髪がダメージを受けやすい、色落ちしやすい、そのデメリットを補う方法を紹介しますね。
自分の髪にあった染毛剤を選びましょう。
化学染料を使用していないものや、ヘアマニキュアタイプのものを選べば髪へのダメージは抑えられますよ。
美容院にお願いする・自分でやる おすすめはどちら?
人それぞれ条件が違うので、一概にこちらがいいと言えません。
それぞれのメリットとデメリットも頭に入れて、自分はどちらの条件に当てはまるのか確認して決めてください。
美容院にお願いするに向いている人
白髪染めを美容院にお願いするに向いているのは次のような人です。
・白髪の範囲が広い人。
・髪の毛が長い人。(自分で染めることが難しく、染め残しや染めムラが出やすいためです。)
・パーマをかけている人(更にダメージを与えないためです。)
自分でやるに向いている人
白髪染めを自分でやるのに向いているのは次のような人です。
・白髪が少ない人。
・髪の毛が短い人。(染め残しや染めムラが出ても目立ちにくいです。)
・生え際だけ染めたい人。
白髪染めとカラーリングの違いは?
白髪染めとカラーリングの違いを紹介しますね。
この2つ、何だかイメージが全然違いますよね。
かたや年配者のよう、かたやオシャレを意識している若々しく人ではないですか?
しかしそんな思うほどの違いはないんです。
白髪染めも、普通のカラーリングも基本的にはどちらもヘアカラーには変わりありません。
どちらも、アルカリ剤でキューティクルを開いて、髪を脱色してから染毛する基本的なメカニズムは同じなんです。
ただ、白髪染めは白髪を染めやすいように、普通のカラーリングは黒髪を染めやすいように染料の仕方や染料剤の配合濃度を変えてあります。
白髪染めとカラーリングについてもメリットとデメリットを確認しておきましょう。
白髪染めとは
白髪染めは当たり前ですが、白髪を染めるために作られています。
「白髪用」に作られているので、通常のヘアカラーを使って染めるよりも白髪が目立たなくキレイに染まります。
白髪だけでなく黒い髪の毛も同じ色に染めるので、違和感がなく見た目も自然な感じに仕上がります。
メラニン色素が抜けている白髪のところに染毛するので、普通のヘアカラーのようにブリーチ剤は多く配合されていないのです。
しかし、白髪も黒髪も均等に染めるために染料の配合濃度が高く染毛力が非常に高いです。
メリット
普通のヘアカラーよりも白髪染めの方がカラーが浸透しやすいです。
デメリット
染色から時間が経過すると色が抜けやすいです。
普通のカラーリングとは
普通のカラーリングはおしゃれの為に、黒髪を染めるために作られているので、「おしゃれ染め」とも呼ばれています。
「黒髪用」なので、白髪にはキレイに色が入りません。
明るい色を選ぶほど、毛髪内のメラニンをブリーチ剤でたくさん脱色し髪の毛を染色します。
ブリーチ剤にはメラニン色素を除去するための過酸化水素水が入っていて、この過酸化水素水は髪の色を抜くのと同時にキューティクルをはがしてしまうことになります。
メリット
明るい色に染めることができるので、軽やかな雰囲気になります。
好きな色に染めることができるのも嬉しいですね。
デメリット
髪の毛が痛みやすいです。
白髪染めと普通のカラーリングは別物
一見同じように思える白髪染めと普通カラーリングですが、次のように全くの別物なのです。
【白髪染め】
白髪を染める染毛力が強い
【普通のカラーリング】
黒髪を脱色させるブリーチ剤が強力
では、普通のヘアカラーは白髪には全く使えないのかというとそうではありませんからね。
白髪の数が少なくチラホラある程度なら、普通のヘアカラーで染めても白髪は目立たなくすることはできます。
白髪の範囲が広くはっきりと目立つ場合は、普通のヘアカラーでは仕上がりに違和感が出てしまうので、白髪染めを使ったほうが自然な髪色になり仕上がりがキレイです。
白髪染めと普通のカラーリングの髪へのダメージは?
一般的には普通のカラーリングよりも白髪染めの方が傷みやすいです。
白髪染めは色素のない髪に色を入れるだけなので傷みが少ないように思いますよね。
普通のカラーリングよりも傷みやすいのはどうしてなのかその理由を確認しましょう。
どちらも同じに頭皮や髪の毛に負担はかかります。
ではどうして・・・
普通のカラーリングは、傷みが気になった時には一時中断することもできます。
しかし、白髪染めの場合はそうはいきませんよね。
白髪が目立たないようにするために染めているのですから中断はできません。
ここです。
ここなのです!
白髪が伸びる度に使用しるため染める頻度が多くなる分、一般的には普通のカラーリングよりも傷みやすいのです。
白髪染めの染め直し期間はどれくらい?
一般的に白髪染めの場合、全体の約60%の人が1カ月に1度染め直しをしているようです。
残りの約40%の人は、1カ月半~2カ月に1度くらいが目安のようです。
経済的にも楽な方法が、リタッチを3~4回やった後に全部を染めるやり方となります。
しかし、白髪をしっかりキレイに染めても、2週間経つとすでに根元はうっすら白髪が顔を出し始めますよね。
3週間経つともうアウト状態で我慢できなくなるのが現状ではないですか?
私の場合、3週間目には鏡を見るたびにガッカリしますし、気持ちが重くなりますよ。
だからといって、頻繁に染めていてはお金も時間もかかり、髪へのダメージも心配になりますしね。
そんなこんなで、今までいろいろ試してるんです。
次の染め直しまでの期間に行う工夫と対処の仕方
染め直しまでの期間の工夫と対処の仕方を紹介しますね。
ヘアカラートリートメントを使用する
美容院へ3週間~1ヶ月に一度、白髪を染めに行くのは費用の負担は大きいですよね。
また、頻繁に白髪を染めると頭皮と髪のダメージも気になります。
何より髪の痛みが酷いと白髪は染まっていたとしても、年齢より老けて見えてしまっては話になりません。
やはり髪の艶は絶対に必要です。
私の場合、
白髪染めとカットで1回約\(\,10,000\,円\)でした。
ここにパーマやトリートメントなんていったらいくらかかるのか、想像しただけでも怖く実際かなりきつかったです。
キレイになっていたいのが女性、ホントに複雑な心境になります。
そこで、白髪染めの代わりになるヘアカラートリートメントを使用してみましょう。
自宅で簡単に染められるし、トリートメントが一緒にできるのは嬉しいですよね。
美容院へ行く期間が延びて、美容院に費やしていた時間を有効活用できます。
白髪の部分隠しを使用する
白髪の部分隠しを使用して次の白髪染めまでしのぎ、期間を延ばしましょう。
常備しておくと外出先や仕事先でふと白髪に気づいたときに、トイレでサッと塗ることができるので安心ですよ。
白髪の部分隠しには、ブラシタイプ・マスカラタイプ・口紅タイプ・ファンデーションタイプ・スティクタイプ・マーカータイプなど色々あります。
私はさまざまなタイプを使ってみました。
どのタイプもコンパクトなのは一緒ですが、使い勝手は微妙に違います。
そんな中で今も愛用しているのはファンデーションタイプです。
嬉しくなるくらい目立たないんです。
自然なんですよね。
白髪の範囲が広い人におすすめします。
白髪が少ない人でしたら、どんなタイプでもいけちゃいますよ!
安い美容院でリタッチのみする
いつもの美容院とは別に、安い美容院を探してリタッチのみしてもらうのも一つの方法です。
メインの美容院と、リタッチ専用の美容院を使いわけるということですね。
白髪が目だたない髪型・ターバンを使う
前髪を作って分け目をつけない、白髪が目だたない髪型にしてみることをおすすめします。
また、こめかみのあたりがむき出しにならない髪型もいいですね。
ボブなどは比較的目立ちにくいです。
私の場合は、
目立たない髪型にプラスして、ターバンを使用するのが今のマイブームです。
自分でいうのもなんですが、ターバンオシャレでカッコよく、白髪はすっぽり隠れます。
今まで3週間に1度、美容院に行っていたのですが今では4週間は我慢できますから。
白髪が目だたない髪型 + 白髪部分隠し + ターバン = 最強です。
まとめ
白髪とはこれから長ーく付き合っていかなくてはならないので、鏡を見てイライラしたり悩んだりしても仕方ありません。
いつまでも若々しくキレイでいるために、色々試してみて、自分生活サイクルに合うのはどれかを見つけましょう。
⇒ 白髪が目立たないカラーの色や髪型は?パーマスタイルは効果ある?
髪型を少し変えるだけでも、目立たなくすることはできます。