新入社員の歓迎会翌日のお礼はどう言う?メールでいい?お菓子は必要?

新入社員が入社する春、多くの職場では「新入社員 歓迎会」が行われます。

問題なのは、「新入社員 歓迎会」の翌日です。

新入社員は自分のために開催してもらった歓迎会のお礼をしなくてはいけませんね。
ここが学生時代の飲み会と大きく違います。

お礼はどのように伝えたら良いのでしょう。
メールで済ませてもいのでしょうか?

また、お世話になったことに対してお礼の言葉とともにお菓子など用意したほうがした方がいいのか、悩んでしまいますよね。

そこで、新入社員の歓迎会翌日のお礼のあいさつに関するマナーについて紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

新入社員の歓迎会 翌日のお礼はどう言う?

新入社員歓迎会を開いてもらった翌日は、昨日のお礼を言うためにいつもよりちょっとだけ早めに出勤しましょう。

職場での仕事は、最終的には人と人とのコミュニケーションがとても重要になります。

直属の上司へのお礼の挨拶

早めに出勤したら気持ちを落ち着けて、まずは直属の上司にお礼の挨拶をしましょう。

「えぇー なんて言ったらいいの? 分からない。」と言う人が少なくないですよね。

大丈夫、 難しく考える必要はありません。

ストレートに簡単に次のように挨拶しましょう。

 

〇〇部長(課長)おはようございます。 昨日は歓迎会をありがとうございました。 今後も頑張ります!」これでOKです。

 

そのまんまでしょう。
これだったらかむこともなく、スムーズに言えますよね。

新入社員らしく、最後の「今後も頑張ります!」というという、あなたの意気込みを感じてもらえる言葉を付け加えるだけで、直属の上司に好印象を持ってもらえること間違いありません。

先輩へのお礼の挨拶

直属の上司へのお礼の挨拶を済ませてホッとしたら、次は先輩にもお礼の挨拶をしましょう。

先輩には上司への挨拶の時よりは、親しみを込めて少し砕けた言葉を選びましょう。

やはり、ストレートに簡単に次のように挨拶しましょう。

 

〇〇先輩(〇〇さん)おはようございます。 昨日は歓迎会をありがとうございました!

ここまでは同じです。

 

プラス次のようなことを一言付け加えましょうね

・「〇〇先輩(〇〇さん)の☐☐☐の話はとっても楽しかったです。」とか。

・「△△についてまた教えてくださいね。」など。

 

このように、昨日の歓迎会の中の楽しかったことを具体的に話してもらうということは、先輩にとってとても嬉しいことなのです。

可愛い後輩だなと感じてくれるでしょうし、あなたが仕事でわからないことがあった時など、きっと気軽に相談にのってくれるし、助けてくれることでしょう。

 

一般的に歓迎会のなどをしてもらい、お礼の言葉をいう順番は次の通りです。

1.直属の上司

2.幹事をしてくれた人

3.先輩

 

という順番になりますが、朝一でロッカーなどで先輩に会った場合はその時で大丈夫です。
まだ上司にお礼の挨拶していないのにどうしようなどと悩まずに、そこは臨機応変に行ってください。

新入社員の歓迎会 翌日のお礼はメールでいい?

新入社員の歓迎会の翌日のお礼をメールで済ませたいと考える人も少なくありません。

「会社のパソコンを使って流すメールなら問題ないんじゃないの?」と言いたいのですよね。

 

でも、職場の風習や社風、さまざまな事情もあるので一概には言えませんが、やはり直接口頭でお礼を言うのが一番良いのです。

難しいことを長々とお話しするのではないので、ぜひ上司や先輩の顔をみながら直接口頭でお礼の挨拶をしましょう。

 

と言っても翌日、先輩の中には営業に直行している人がいるかもしれません。
また、出張に出てしまわれた上司がいても不思議ではありません。

このような場合は、直接口頭でお礼の挨拶をしたくても残念ながらできませんね。

直接口頭でお礼の挨拶をしたくてもできない、こんな時にメールを活用しましょう。

メールで歓迎会のお礼を伝える際の注意事項

メールで歓迎会のお礼を伝える際に気をつけたい注意事項を紹介します。

 

◇一斉メールで一括送信は絶対にNGです。

必ずその人個人にあてて、相手の名前を記してメールを送信しましょう。

 

◇顔文字や絵文字はNGです。

社員間でのメールのやり取りと、友人とのメールのやり取りはきちんと区別しなくてはいけません。

 

この2点に注意して、メールを作成しましょう。

またメールというのは、ちょっと気を緩めると砕けた感じな文章になってしまいがちなので気をつけてくださいね。

そして、上司や先輩は仕事の忙しい合間にメールを見ることになるので、短い簡潔な内容の少し硬い文章にすることを心がけましょう。

文章構成の形

文章構成の形を紹介しますね。

◇挨拶

・おはようございます。

・お疲れ様です。 など

 

◇歓迎会を開いてもらったことへのお礼

・〇〇部長(課長)または、〇〇先輩 おはようございます。 昨日は歓迎会をありがとうございました。

 

◇自分の気持ち

【上司】

・早く戦力になるよう努力いたします。

・今後も頑張っていきます。 など

【先輩】

・〇〇先輩(〇〇さん)の☐☐☐の話はとっても楽しかったです。

・△△についてまた教えてくださいね。 など

 

◇締めくくりの言葉

 

◇自分の所属と氏名

 

★文例

〇〇さん お疲れ様です。

昨日は歓迎会をありがとうございました。
今後も頑張りますのでご指導よろしくお願いします。

 

このように短く簡潔なメールにするのがおすすめです。

そして、最後にあなたの署名を忘れないようにしましょうね。

新入社員の歓迎会 お礼の挨拶にお菓子は必要?

新入社員の歓迎会のお礼は、出勤して直ぐに感謝の気持ちを込めた「昨日は歓迎会をありがとうございました。」の言葉で十分です。

「お菓子を持参して配ったほうがいいのかしら? 」などと心配する必要はありません。

 

お菓子を配ったらいけないということはありません。
しかし、最初からやりすぎると先輩に「今年の新入社員はなんだかやりすぎて可愛くない。」などと思われてしまう可能性も無きにしも非ずです。

 

また今まで、新入社員の歓迎会のお礼にお菓子を配った前例がないのに、やりすぎることをしてしまうと、「悪い慣例をつくってしまった。」などということになりかねないので、注意しましょう。

 

どうしても気になる人は、あなたがお休みをいただいて旅行に行ったときなどに、お菓子などを土産に買ってきて、職場の皆さんに配るのが良いのではないでしょうか。

あっ、その時は「有休休暇ありがとうございました。 〇〇に行って来ました。 つまらないものですがどうぞ。」といって配りましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。
新入社員歓迎会の自己紹介の挨拶やマナーは?出し物や一発芸は何をする?

まとめ

新入社員の歓迎会のお礼に限らず、全てのお礼に関して言えることなんですが、タイミングを逃さず(早く)素直に感謝の気持ちを言葉に表しましょう。

上手くしゃべろう、あれもこれも伝えようと考えすぎると気も重くなってしまいます。
ストレートに簡単でOKです。

新入社員は元気で明るくフレッシュであれば大丈夫です。