栗は美味しい秋の味覚です。
ゆで栗や栗ごはんなど栗好きにはたまらない季節ですね。

栗にはどんな栄養成分が含まれ、どのような効能があるのでしょう。

また、栗の渋皮には美容効果があると言われています。

そこで、栗の効能と栄養成分、栗の渋皮煮の美容効果、美味しい渋皮煮の作り方について紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

栗の効能と栄養成分

栗はあの食感からいも類?
いや、果物?
などとはっきりわからないっていうのが本当のところではないですか?

栗の分類は正式には種実類なんです。
つまりナッツ類ということになります。

「エッ! だとしたらたくさん食べたら大変なことになっちゃう。」と心配しちゃう方は多いですよね。
ナッツ類は脂質が多いですから。

しかし安心してください。
確かにナッツ類ですが、栗が他のナッツ類違うところは、でんぷんは多く脂質が少なくヘルシーなのです。

しかも、ヘルシーでありながらナッツ類の特徴であるミネラルは豊富です。

このように栗は、少量で必要な栄養成分を取ることができるので、お年寄りにも子供にも最適な食べ物なのです。

栗に含まれる主な栄養成分と効能

栗の主成分はでんぷんです。

でんぷんの豊富な作物はいも類や穀物ですが、栗のでんぷんは樹上でとれるものなので、浄化された貴重なでんぷんなのです。

栗の浄化された貴重なでんぷんを、いも類や豆類のでんぷんと比較してみると、でんぷんの粒子がとても細かいです。

この細かいデンプンが、栗の上品な味わいを生んで私達を楽しませてくれているんです。

そして栗の熱量は果実類で1番ということなので、少量で効率の良いエネルギー補給食品といえます。

◇ビタミンB1
疲労回復の効果が期待できます。

◇ビタミンB2
老化防止の効果が期待できます。

◇ビタミンC
風邪予防や美容効果が期待できます。

栗はでんぷん質で出来ているので、加熱しても栗のビタミンCは壊れにくいという特徴があります。

◇カリウム
高血圧予防や動脈硬化に効果に期待できます。

◇葉酸
貧血予防や葉酸を多く必要とする妊婦の方にも最適です。

◇食物繊維
便秘改善に期待できます。

◇亜鉛
活性酸素を減らす効果、味覚障害生殖機能の減退肌荒れ抜け毛予防が期待できます。

 

このように栗は栄養豊富で数々の効果が期待できます。
カロリーは高めですが、脂肪分が少ないので、ダイエット中のおやつに向いています

ただし、食べ過ぎたら太ります。
間食でお菓子を食べるよりはるかに健康的ですが、毎日食べる場合は、1日2~3個程度に抑えておきましょう。

栗の渋皮に美容効果はある?

栗の渋皮はついついむきたくなっちゃいますよね。
しかし、栗の渋皮には、たくさんのタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。

ポリフェノールは活性酸素を除去する働きがあるので、老化防止がんの予防などに効果が期待できるのです。
なんと、毛穴の縮小美白効果もあるというのですから女性にとってこんな嬉しいことはありませんね。

食物繊維量ですが、渋皮まで入れると栗はサツマイモの2倍の量になるそうです。

美と健康に気を付けている方には朗報ですね。

タンニンの効果

タンニンの効果をさらに詳しく紹介します。

タンニンには肌を引き締める効果があります。
大きく開いてしまった毛穴や、たるみかけお肌を引き締めてツヤツヤな肌によみがえらせてくれます。

汗を抑える効果もあるのです。

また、お腹が緩い人にも軟便を改善してくれるという嬉しい効果があります。
しかし、食べ過ぎは便秘になるので注意しましょう。

タンニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持っているので、老化防止の効果もあり、悪玉コレステロールの発生を抑えてくれるので生活習慣病の予防にも効果が期待できるのです。

そして、タンニンはメラニンの生成を抑えるので、肌の美白効果まであるんです。

さらに、栗の渋皮をお風呂に入れて入浴すると、アトピーの痒みが改善されるとも言われています。

渋皮を食べることでこれだけの美容や健康効果を得られるなんて、すご過ぎますね。

 

私は、常に栗を食べる時は渋皮をキレイにむいていたのでちょっとショックでした。
私と同じ思いの方は多いのではないでしょうか。

実にもったいないことをしていたんです。

タンニンの注意点

しかし、タンニンにも注意点があるのです。
ここはしっかりチェックしておきましょう。

タンニンは、前述したように優れた効果を持っているのですが、歯に付着すると黄ばみが出てしまうということです。

やはり、歯は白くありたいですよね。

歯の黄ばみを防ぐために、栗を食べた後にはりんごを食べることをおすすめします。

りんごにはリンゴ酸が含まれていて、歯の黄ばみや色素沈着を解消してくれる効果があります。
りんごだけでなく、梨やイチゴなどにもリンゴ酸は豊富に含まれています。

栗の美味しい渋皮煮の作り方

栗の渋皮に含まれているタンニンの優れた効果を得るための、一番のおすすめ料理は栗の渋皮煮です。

美味しい渋皮煮の作り方を紹介します。

材料と手順

・大粒の栗   600g
・重曹     小さじ2
・三温糖(砂糖)500g

1.ボールまたは鍋に栗がかぶるくらいの熱湯を入れ、1時間ほど浸して置きます。
自然に冷ましして鬼皮をむきます

このとき渋皮を傷つけたり、渋皮を削ってしまわないように気をつけ、虫食いの栗は取り除きます。

2.鬼皮をむいたら水をはったホーロー鍋に栗と重曹小さじ1を入れ火にかけます。
真っ黒いアクがブクブク出てくるので、10分位煮て水を張ったボウルに栗を取り出します。

3.もう1度ホーロー鍋の水を入れ替えて、栗を戻し重曹小さじ1入れて火にかけ沸騰させます。

このアク抜き作業は2~3回繰り返します。(仕上がりをキレイにするため)

最後のアク抜きは重曹を抜くために、重曹なしで水から沸騰させてアク抜きしましょう。

4.渋皮の大きな筋はゆでている過程でポロリとはがれてくるので、その自然にはがれたもののみを取り除いたら下ゆでは完了です。

5.味付けです。
鍋に栗とひたひたの水を入れ、三温糖(砂糖)を2~3回に分けて味を見ながら煮ていきます。

弱火でことこと30分位煮ます。
その後、キッチンペーパーを落としぶたにして、更にコトコト30分位煮ます。

6.火を消し放置(余熱で2時間くらい火を通す)します。

7.再度沸騰させて、そしてまた放置(余熱で火を通す)します。
これを数回繰り返すと、翌日には味がしみてとっても柔らかい渋皮煮が出来ます。

※手間がかかりますが、一晩おいて味をしみこませるのがポイントです。

こちらの記事も参考にしてください。
栗の渋皮煮は瓶を使って長期常温保存 冷蔵庫や冷凍での保存は?

まとめ

栗は秋を感じさせてくれる食材です。

美味しいだけでなく、栄養価も高く素晴らしい効能にびっくりです。

いままで、栗を食べる時に捨てていた渋皮の優れた美容効果を得るために、今年はぜひ、渋皮煮にも挑戦してください。

渋皮煮を食べた後にはりんごを食べることも忘れないようにしましょう。

栗を美味しく頂いて、健康的に美しくなって秋を満喫しましょう。