栗は秋を感じさせてくれる美味しい食材ですが、ゆで方や保存方法がわからないからスーパーでなかなか買えないという方が意外に多いようです。

また、ゆでても皮むき方法がわからないから料理のレパートリーが広がらないと悩んでいる方も少なくありません。

そこで、栗の簡単で美味しいゆで方と保存方法、圧力鍋や冷凍後に簡単に皮むきすることが出来るおすすめの方法を紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

栗の簡単で美味しいゆで方は?

一番簡単で栗そのものの美味しさを味わうには、シンプルに栗をゆでて食べる「ゆで栗」をおすすめします。

しかし、ゆでるのは面倒なのではないかと決めつけ、栗は買ったことがないという方も多いようです。

でも栗をゆでることは、面倒でも難しくもありません。

そこで、栗を美味しく食べることが出来る、簡単なゆで方をご紹介しますね。

ゆで栗を作るための前処理

栗が手に入ったら、出来るだけ早く半日程度水に浸しておきましょう。

半日程度水に浸しておくことで、虫対策(栗の中に虫がいたとすれば、虫を追い出すことができる)やゆでた後の皮むきが楽になります。

栗のゆで方の手順

1.水に半日程度浸した栗ですが一度水を取り替えます。
鍋にはたっぷり水をいれて、栗がつかるくらいの水を加えます。

2.加えた水1Lに対して塩大さじ1/2強を入れ、よく溶かします。

3.塩を加えたら鍋を火にかけます。
火は中火にし、じっくり10分くらいかけて沸騰させます。

4.鍋の中が沸騰してきたら弱火にして40分ほど栗をゆでましょう。

5.合計50分栗をゆでたら火を止めてそのまま冷めるまで放置しておきます。
鍋に手が入るくらい粗熱が取れたら完成です。

6.取り出して食べることができますよ。
お湯が冷めるまで栗を鍋に入れて粗熱を取ることで、栗のパサパサ感やアクが取れて、栗がしっとりと仕上がります。

さらに塩味が染み込むことで、甘さが引き立ちます。

あとは栗を縦半分に切って、スプーンを使って召し上がれ~!

栗の簡単な保存方法

一度に処理しきれないほどの生栗を頂いたり、ゆでた栗を一度に食べきれない時はどうしたらいいのでしょう。

おいしさをそこなわない保存方法をご紹介しますね。

冷蔵庫で保存する場合

栗をすぐに調理しない時に冷蔵庫で保存する場合、簡単な下処理をすると1週間~長くて1ヶ月程度保存が可能です。

冷蔵庫保存の下処理

1.80℃のお湯を沸かし、その中に栗を入れます。

2.80℃以上にならないよう弱火にして1分間置きます。

3.栗を取り出し、水気をきります。

4.表面が乾く程度に陰干します。

5.ビニール袋に穴を開けて(結露防止)、冷蔵庫で保存します。

※鍋の底に小さな泡ができるのが約80℃です。

冷凍保存する場合

冷凍することで栗の甘みが増してさらに美味しくなるので一石二鳥でおすすめです。
そして、半年間は保存が可能です。

冷凍保存の下処理

1.栗を水に1日浸けておきます。

2.水気を拭きとり半日陰干しをします。

3.冷凍庫へ保存します。

ゆでた栗を保存する場合

冷蔵庫での保存

ゆでて3日以内に食べるのであれば冷蔵庫での保存で大丈夫です。

しかし、1度ゆでた栗は風味も落ちやすく硬くなりやすいので、早めに食べてしまいましょう。

冷蔵庫で保存する際は、皮をむいて密閉できる袋や容器に入れて保存しましょう。

冷凍で保存

ゆでた栗を3日以内に食べきれない、少しでも長く保存したい場合は冷凍保存しましょう。
1度ゆでた栗を冷凍すると約1ヶ月保存が可能です。

冷凍する際は、しっかりと水気を切ってラップで包み、金属製のトレーに乗せて重ならないようにし冷凍庫に入れます。

解凍する際は、自然解凍にすると良いでしょう。

栗の皮むきを簡単にするには圧力鍋と冷凍がおすすめ

栗をゆでて食べる「ゆで栗」の場合は、スプーンでくりぬいて美味しく食べれるので、皮付きでも気になりませんよね。

でも、秋にはやはい「栗ごはん」を食べたいと思う方が多いのではないでしょうか。

栗ごはんを作る時に、栗の皮を付けたままというわけにはいきません。
そこで栗の皮むきという作業が必要になります。

栗の皮には鬼皮と渋皮があります。

栗の鬼皮は比較的すぐに取れるので問題ないでしょう。
しかし問題は渋皮です。

栗の渋皮を手でむくとなると、指が痛くなり疲れ、そして汚れてしまいます。
一つや二つではありませんから手間も時間もかかり、途中で投げ出したくなってしまうでしょう。

だからといって、包丁を使うのは危険です。
かたい栗に力任せに包丁を入れて皮むきするのはおすすめできません。

そこで簡単にできる皮のむき方をご紹介しますね。

こちらの記事も参考にしてください。
栗の効能と栄養 渋皮に美容効果がある美味しい渋皮煮の作り方

圧力鍋を使う皮むき方法

1.栗の尖った頂点の部分に、包丁で十字の切込みを1cmれます。

2.圧力鍋に栗が浸るくらい水を入れます。

3.圧力鍋をセットし、火にかけて圧力が上がったら7分ほど加熱します。

4.火を止めて、圧力が完全に下がってからフタを開けます。

圧力鍋から栗を取り出すと、包丁で1cm切込みを入れた部分がぱっくり割れているので、手でも簡単に皮がむけます。

圧力鍋を使うと急な加圧から減圧の過程で、栗の実と渋皮の間の空気がふくらみ隙間が出来て皮がむきやすくなるんです。
みかんの皮をむくように、スルスルと苦労すること無くとむけるのは快感ですよ。

※圧力鍋の種類によって加圧時間は違ってくるので、お手持ちの圧力鍋に合わせて加熱時間は調整しましょう。
※圧力鍋はとても便利ですが、使用上一定の注意が必要ですので、説明書をよく読んでから使用してください。

ゆでた栗を冷凍後皮むきする方法

圧力鍋がないから毎年栗ご飯は諦めているという方も少なくないようです。

でも、圧力鍋がなくても簡単に栗の皮むきをする方法はありますよ。

1.鍋に栗と水を入れて火にかけます。

2.沸騰してから1分ほど時間を置き、その後、火を消して鍋にフタをし、粗熱が取れるまでそのまま放置します。

3.粗熱が取れたら、栗を鍋から取り出して冷凍します。

4.冷凍した栗を皮むきする際は、30分程度自然解凍させて、栗のおしりの部分(ザラザラしたところ)を切り、栗のとんがった方に皮をむいて行けば、柔らかくなった渋皮が簡単にむくことが出来ます。

鬼皮と渋皮が一緒にペロンとむけてこれまた気持ちいいですよ。

まとめ

今年は店頭で栗みたら、迷わずを買ってくださいね。

まずは、シンプルに「ゆで栗」で秋を感じ取ってください。

栗の皮むきも考えているより簡単にできます。
ただちょっと手間はかかるので、時間のあるときに一気に処理をしちゃいましょう。

今年の秋は、秋の味覚の「栗」を思う存分味わってください。