さつまいもは秋の味覚の一つ、ホクホクと甘くて、ふかしても、焼いても煮ても、スイーツにしても美味しいですね。

特に女性が大好きですが、さつまいもにはどのような栄養成分が含まれ、どんな効果をもたらしてくれているのでしょう。
調理法で気をつけることはあるのでしょうか?
また、保存はどのようにしたら良いのでしょう。

そこで、気になるさつまいもの栄養と効能や調理法の注意点、長期保存する場合のコツについて紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

さつまいもに含まれている栄養成分と効能

さつまいもには食物繊維がたっぷりで便通にいいということは誰もが知っていることですよね。
でも、さつまいもは「便通にいい」これだけではありません。

実はさつまいもの栄養成分や効能はとてもすごいのです。

食物繊維とヤラピン

さつまいもは便秘解消に効果的だと言われますが、それは食物繊維とヤラピンが豊富に含まれているからです。

ヤラピンには、腸が正常に働くのを促進し便を柔らかくする作用があります。
ヤラピンは加熱してもその成分は失われないので、焼き芋でも煮物にしてもしっかりと力を発揮してくれるのです。

また、大腸ガンにならないための健康維持、血糖値の上昇抑制、血中コレステロールの改善にも役立ちます。

ビタミンC

さつまいもにはビタミンCが多く、1本で1日の必要量をほぼ摂取できます。

またビタミンCは、美肌成分として有名ですよね。
ビタミンCがメラニン色素の沈着を抑えるので、シミ、ソバカスに有効です。

そしてビタミンCは、コラーゲンを生成するために不可欠な成分で肌の健康を維持する効果があり、抗酸化作用もあるので、老化防止効果も期待出来ちゃいます。

そして、風邪の予防や疲労の回復効果も期待できるというのですからうれしいですね。

 

さつまいものビタミンCはでんぷんに守られている為、加熱しても壊れにくいので調理の幅が広がるので、主婦にとって嬉しい食材でもあります。

ビタミンB2

ビタミンB2は脂肪燃焼を助ける働きがあります。

ビタミンE

ビタミンEは血液の流れを良くする働きがあるので、代謝が良くなって痩せやすい体になれることが期待できます。

またガン発生の原因の一つ、過酸化脂質の発生を抑えます。

ビタミンEが多く含まれていると言われている玄米ご飯の約2倍のビタミンEがさつまいもには含まれているのです。

カロチン

カロチンは体の内に入りビタミンAとなって、目や皮膚、粘膜の健康を維持してくれます。

カリウム

カリウムは高血圧や脳卒中、骨粗しょう症の予防に効果があります。

鉄は鉄欠乏貧血の予防や改善疲労の防止体温維持に効果があります。

美味しいだけではない、このようなたくさんの栄養成分とたくさんの効能があるさつまいもです。
できるだけ栄養成分を失わないで調理したいですね。

さつまいもの栄養成分を失わない調理法

さつまいもの素晴らしい栄養成分を失わずに美味しく食べるための調理法の注意点を紹介します。

気をつけたいこと 1.

さつまいもは、皮も一緒に調理しましょう。

さつまいもの皮にはポリフェノールが豊富に含まれているので、このポリフェノールを損なわないためには皮をむいたりせずそのまま一緒に調理しましょう。

気をつけたいこと 2.

さつまいもを加熱する時、煮たり、茹でたりすると栄養成分がゆで汁に流れ出てしまうので、焼く、蒸すといった調理法の方が栄養を逃さないのでおすすめです。

こちらの記事も参考にしてください。
さつまいもを甘く蒸すコツ 蒸し方は電子レンジ?炊飯器?フライパン?

ただ、味噌汁や豚汁などの汁物に入れるのであれば、お汁と一緒に栄養成分も食べられるので問題ありません。

気をつけたいこと 3.

さつまいもは空気に触れると変色しやすいので、切ったらすぐに水につけましょう。

煮るときに、レモンスライスを入れると色よく仕上がりますよ。

 

さつまいもの甘味の元は、アミラーゼというでんぷんです。
60度くらいで糖化が進み、加熱し続けると糖分が増えて甘味が増します。

しかし、さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても失われないのですが、甘みが増すからと加熱し過ぎるとビタミンCが減ってしまうので注意が必要です。

さつまいもの栄養成分を出来るだけ新鮮なまま長期保存するコツ

通常の野菜は、獲りたてが新鮮で美味しいですよね。
日数が経ってしまうとみずみずしさはなくなり、へたッとなってしまいます。

ですが、さつまいもは野菜の常識に反しているのです。

なんと、獲れたてで新鮮だから必ずしも美味しいと言える野菜ではありません。

さつまいもの旬の時期

さつまいもの収穫時期は主に9月~11月頃です。

さつまいもは収穫後、2ヶ月ほど寝かせて余分な水分を飛ばす事で、旨みや甘さが増してより美味しくなるんです。

このことから、さつまいもの旬の時期は10月~1月頃になります。

さつまいもの長期保存方法のコツ

さつまいもは暖かい所で栽培されているので、寒さに弱く冷蔵庫の野菜室の温度であっても低温障害を起こし傷んでしまう事があります。

もっとも適切な保存方法

土つきであれば洗わずに、そのまま新聞紙に一つ一つ包んで段ボールに入れて、家の中の10~15℃程度の場所に置いておくことをおすすめします。

しかし保存する際、ラップやビニール袋、保温効果のある発泡スチロールの箱などに入れると、さつまいもから出た二酸化炭素が溜まってしまい腐ってしまいます。

このようなことにならないよう、ラップやビニール袋ではなく必ず新聞紙に包んでください。
そして風通しのよい所で保存しましょう。

 

ちなみに、さつまいもは生のままでは冷凍保存は出来ません。

冷凍保存したい場合

さつまいもを冷凍保存したい場合は、きれいに洗って水気をとり、丸ごとラップに包んで電子レンジでチンして加熱します。
(加熱時間はさつまいもの大きさにより異なるので、様子を見ながら時間を加減してください。)

この時、完全に中まで火を通してください。
そして、新しくまたラップでしっかりと包んで冷凍しましょう。

 

食べる時は、解凍して、もう一度再加熱をしてから使います。

焼き芋にしてから、ラップに包んで冷凍しておくのも良いでしょう。
食べる前に電子レンジでチンすれば美味しくいただけます。

 

また、さつまいもはペースト状にして冷凍しておけば、スィートポテトなどの料理に使えて便利です。

美味しいさつまいもの選び方

美味しいさつまいもの選び方をご紹介します。

さつまいもは、ずんぐりと太く、持った時にずっしりと重みがあるものを選びましょう。
スマートでない方が良いとおぼえておきましょう。

また色が均一で、皮の色が鮮やかでツヤがあるものを選びます。

黒い斑点が多いものは古い可能性がありますよ。

痩せて細いものやひげ根が多いもの、ひげ根の跡が深いものは味が弱く繊維質が多いので避けましょう。

まとめ

さつまいもには女性だけでなく男性、お年寄り、子供にも嬉しい効能がたくさんあります。
家族全員の強い味方になってくれる食材です。

長期保存もでき、保存方法も難しくありません。

この秋、いろいろな食べ方で楽しみながら体に嬉しい効果を思う存分受け取ってください。