インフルエンザの予防と対策に有効に働いてくれる加湿器ですが、その効果的な使い方と種類についてお伝えします。
例年インフルエンザは11月~12月頃から流行し始め、12月下旬~3月頃にピークを迎えます。
さまざまな加湿器の特徴を知り上手に使うことで、インフルエンザに感染しないようにしましょう。
インフルエンザの予防と対策
インフルエンザには感染したくないですよね。
自分自身の感染はもちろんですが、家族が感染しても大変なことになってしまいます。
予防接種を受けていれば大丈夫と安心していられないのがインフルエンザです。
まずは自分自身の免疫力を高めることが重要です。
インフルエンザに感染しない体をつくるための、日常生活での心得・予防と対策をもう一度確認しておきましょうね。
自分自身の免疫力を高めて予防
インフルエンザに感染したということは、自分自身の免疫力がインフルエンザウィルスに負けてしまったということですよね。
負けないためには、正しい食習慣と規則正しい生活を心がけ、自身の免疫力を高めましょう。
具体的には、栄養素をバランス良く摂取(特にタンパク質、ビタミン全般をきっちり摂る)・睡眠をしっかり取って疲れやストレスを残さない・予防接種を受けることです。
正しい食習慣
インフルエンザの予防に限らず、食事は私達の健康にとても大切です。
体の多くの部位を構成するタンパク質は、身体の修復に役立ち、さらにウイルスの免疫抗体の成分となります。
そのタンパク質を正常に作用させるのがビタミン類です。
規則正しい生活
しっかり睡眠を取ることで疲労を回復し、ストレスが解消されタンパク質の生成を促します。
その結果が免疫力の向上に繋がるのです。
特に、成長ホルモンの分泌がピークになるのは22時~深夜2時と言われています。
なるべくこの時間帯に寝ていることがベストですね。
免疫力を高めることはインフルエンザの予防だけでなく、お肌・抜け毛・薄毛にも効果があるのでぜひ実行しましょう。
インフルエンザの予防接種
インフルエンザの予防接種も完全ではありませんが受けるに越したことはありません。
「予防接種を受けても、かかってしまうことがあるから意味ないわ。」なんて思っていませんか?
万が一感染した時に症状を軽減する事ができますよ。
インフルエンザウィルスに対する対策
インフルエンザウイルスに極力接触しないよう心掛け、体内への侵入を防ぐことで感染するリスクを抑えましょう。
具体的には、うがい・手洗い・マスク・50%~60%の室内保湿・室内の殺菌消毒です。
うがい・手洗い
うがい・手洗いは、口腔内からのインフルエンザウィルスの侵入を防ぎ、接触感染を防ぐために欠かせません。
うがいはウィルスを外に出す効果だけでなく、のどの繊毛に湿り気を与えてくれます。
水分を定期的に摂るだけでも室内保湿と同じように乾燥予防になるということをおぼえておきましょう。
マスク
マスクは飛沫感染を防ぐだけではありません。
喉の乾燥を防ぎウイルスに対する防衛機能を維持することが出来きる優れものです。
また、手が鼻を触る機会を減すことが出来るので、鼻からのウィルスの侵入を防ぐことが出来ます。
⇒ インフルエンザに有効なマスクの効果と種類 家族にうつさないためには?
マスクにも種類がたくさんあります。
家族にうつさないためにも効果的なマスクを選びましょう。
室内の湿度を保つ
インフルエンザウィルスは乾燥を好むので、冬場は部屋の湿度を50%~60%に保つことも重要になってきます。
ウィルスが活動しにくい湿度が50%~60%の環境とされているので、常にこの数値をキープしたいですね。
室内の殺菌消毒
室内でよく手の触れる場所は、接触感染の危険があります。
特に、ドアノブやPC周辺機器、電灯のスイッチ、テレビのリモコンなどの殺菌消毒は効果的ですよ。
インフルエンザの予防に有効な加湿器の効果的な使い方と種類
インフルエンザウィルスは、乾燥状態が大好きなんです。
だから部屋の湿度管理は重要で、インフルエンザの予防に加湿器は有効です。
のど奥には繊毛(せんもう)がありますが、繊毛は本来、ウィルスを含め異物を体の外に出そうという動きをしているのですが、乾燥すると繊毛の動きが悪くなるので、ウィルスがのどに留まってしまい体の中に入り込むのです。
のどや気管支の防御機能が低下してしまうとインフルエンザウィルスに感染しやすくなるのです。
繊毛の動きを良くするためには、乾燥した部屋の湿度を上げるようにしましょう。
部屋の湿度が上がると水蒸気が空気中に浮遊しているウィルスと一緒になって床に落ち、空気をきれいにしてくれるので、私たちがウィルスを吸い込む確率が低くなるのです。
暖房機器を使用することで部屋の乾燥は促進し湿度が低くなってしまうので、日頃から暖房機器と加湿器はセットで使用するのが望ましいですね。
加湿器の良い点は、インフルエンザの予防だけでなく、感染してしまった後にも有効です。
部屋の中が乾燥していると咳き込みやすくなり、咳がひどくなってしまうので、寝ている間も加湿器を使用するのがベストです。
それでは、インフルエンザの予防に有効な加湿器の効果的な使い方とさまざまな種類の特徴を確認しましょう。
加湿器の効果的な使い方
加湿器の設置場所
部屋の中央寄りに設置します。
部屋の出入口付近に設置したのでは、折角加湿しても湿度が部屋の外へ逃げて行ってしまいますからね。
換気扇の近くに設置するのもおすすめできません。
エアコンの温風が当たるところも避けてください。
エアコンの温風の影響を受けると加湿器本体が暖まってしまい、温度センサーに狂いが出て加湿能力に影響が出る可能性があります。
床上100cm位の所がうまく加湿出来るように設置の高さを調整しましょう。
高さ70~100cmになる机の上などが理想です。
このようなことを総合すると、椅子やソファーに座っている顔の位置付近の高さで、部屋の中央寄りがベストポジションになりますね。
加湿器のお手入れ
加湿器は常に清潔にしてカビを防止しましょう。
加湿器はメンテナンスをおろそかにすると、水に含まれるミネラル分などがフィルターに付着をして加湿能力を低下させてしまいます。
もしも、カビや雑菌が繁殖している加湿器をそのまま使用し続けると、目のかゆみや咳などの呼吸障害の原因となる場合があるので注意が必要です。
毎日のタンク内の水換えは面倒がらずに行いましょうね。
加湿器のタンク内の水の注ぎ足しはNGですよ。
タンク内には雑菌が繁殖しやすいので、こまめに毎日新しい水を入れるのがベストですね。
フィルターの掃除は週1回の頻度で、タンクも水洗い台所洗剤で洗う事出来る仕様なら一緒に行いましょう。
インフルエンザの予防として購入した加湿器が、逆に害になってしまう原因とならないようにしたいですね。
加湿器の種類
加湿器には気化式(ヒーターレス)・蒸気式(スチーム)・ハイブリッド式(気化 + 蒸気)・超音波式の4種類があります。
気化式(ヒーターレス)加湿器
水をフィルターに浸透させ、内蔵ファンの風を当てて水を帰化する方法で、温度の低い高湿度の風が吹き出ます。
空気中の温度が高くなると空気に吸収される水分量は自然に少なくなるので、過剰加湿が防げるように工夫されています。
ただ、暖房の効いていない部屋ではあまり効果が発揮されない場合があります。
蒸気式(スチーム)加湿器
高温のスチームが出るので煮沸効果によって、加湿器本体の雑菌やカビの発生の心配がなくメンテナンスが楽です。
ただ、煮沸を行い水蒸気を出すので加湿量が多く、部屋を素早く加湿するのには優れていますが過剰加湿になりやすいという反面もあります。
ハイブリッド式(気化+蒸気)加湿器
ヒーターで加熱した水を超音波の振動できめ細かいミストにして部屋を加湿します。
水を加熱して雑菌の繁殖を防ぎ衛生的で熱くないミストが出るので子供がいる家庭に人気があります。
超音波式加湿器
水を超音波の振動によって微細な粒子にしてミストを空気中に散布します。
比較的簡易な装置で構成されているので、加湿器本体の小型化・安価・消費電力も4つの中ではダントツに少ないです。
ただ、加熱を行わずにミストを作ることから、水に含まれるミネラル成分(白い粉の発生)や雑菌などをすべて振動させ散布してしまい、タンクやフィルターを衛生的に保つにはこまめにメンテナンスを行う必要があります。
●加湿器がない場合の代用品
加湿器がなくても代用品でしのぐことが出来ます。
1. 暖房が効いている部屋であれば、ぬれタオル(バスタオル)を部屋にかけて置くのも、気化式加湿器と同等の効果があります。
2. 一番省エネで簡単なのは洗濯物の部屋干しです。
わざわざぬれタオルを置かなくても、気化式加湿器と同等の効果があり、エアコンやセラミックファンヒーターなどの温風を洗濯物にあてれば、加湿も出来て洗濯物も早く乾くので一石二鳥ですよ。
まとめ
インフルエンザの予防には、先ずはインフルエンザの予防接種をすることです。
そして、うがい、手洗い、マスク、室内の殺菌消毒 、部屋の保湿(50~60%)です。
規則正しい生活や食習慣を心がけ、自己の免疫力を高めることも忘れてはいけません。
あなたの生活にあった加湿器を選んで、効果的に加湿器を使用しましょう。
⇒ インフルエンザ症状の特徴 病院へ行くタイミングと外出はいつまで控える?
もしも、というときの参考にして下さい。