赤ちゃんが絵本をかじる食べる破る時の対応や対策と月齢にあった選び方

赤ちゃんの月齢のよっては絵本に興味を示すあまり時として、かじって食べてしまったり、破いてしまう時があります。

親としては、絵本を大切にして欲しいという思いは強いですよね。
どのように対応して、どんな対策を取ったらいいのか悩んでしまうでしょう。

また、赤ちゃんの月齢にあった絵本はどんなものを選んだらいいのか知りたいのではないでしょうか。

そこで、赤ちゃんが絵本をかじって食べたり破ってしまった時の対応や対策、月齢にあった絵本の選び方を紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

赤ちゃんが絵本をかじって食べたり破ってしまった時の対応は?

初めて絵本を手にした赤ちゃんは、絵本の絵を見て楽しむというより絵本をかじったり、なめたり、はたまた食べたり破いたり質感を楽しみます

そんな時、お父さんやお母さんはどのように対応したらいいのか、悩んでしまいますよね。
「絵本に興味を持ってくれた、しょうがないか。」と大らかな気持ちでいたいと思うところもあるでしょうが、やっぱり絵本は大切に扱って欲しいですよね。

絵本は本来、見て読んで楽しむものであることを、親は心に留めておきましょう。

赤ちゃんが絵本をかじったり、なめたり、食べたり、破いたりした時、赤ちゃんから無理矢理絵本を取り上げたり、叱りつける必要はありません
でも赤ちゃんに「絵本は読むほうが楽しいよ。」「絵本をかじったり、なめたり、食べたり、破いたりしてはいけないよ。」と伝わっても伝わらなくても伝えていきましょう。

そして、そっと絵本を口から離してあげましょう。
また絵本を破く前には、ページをくしゃくしゃにしようとしたりするので、そっと赤ちゃんの手を押さえて、一緒にページをめくってみましょう。

それでも赤ちゃんが、絵本をぼろぼろになるまでかじって食べてしまう、乱暴に破いてしまうとしたら、まだ一人の時に絵本を与えるのは早いということです。
お父さんやお母さんのひざに乗せたり、横におすわりさせて、1ページでも2ページでも読み聞かせてみましょう。

赤ちゃんだからしょうがないではなく、絵本を大切にするという文化を赤ちゃんに根気よく伝えていきましょう。
すぐには無理なことだけど赤ちゃんはきっとわかってくれますよ。

赤ちゃんから絵本を守る対策は?

絵本をかじったり破いたりすること自体に大きな問題ありません。

かじったり指先を使って絵本を破いたりすることは、脳を活発にする働きがあります。
だからと言ってそれを親が何も言わないで好き放題にやらせていいということにはなりません。

絵本をお口に持っていきたがったらすぐに歯固め用のおもちゃを与えて、「お口に入れていいのはこれだけよ。」といって口の中に入れてあげましょう。

また、破こうとするしぐさを見せたら破いてもいい新聞紙を与えて好きなだけ破らせてください。
新聞紙をまるめてころがしたり、新聞紙のくず山に身体をつっこんだり、おもいっきり破って遊べる時間をつくってあげましょう。

それでも絵本を破ろうとしたら、ボードブックと呼ばれるページが分厚いタイプの絵本を置くようにしましょう。
さすがに赤ちゃんの指では破れませんから「破る」のではなく「めくる」楽しさをおぼえてくれるでしょう。

月齢にあった絵本の選び方は?

月齢ににあった絵本選び方のポイントを紹介します。

0~1歳

生まれて間もない赤ちゃんは、視力があまり発達していないので、文字よりも絵や線がはっきりし、シンプルで、色彩がカラフルな絵が中心のものを選びましょう。

6カ月を過ぎる頃の赤ちゃんは、視界もハッキリとしてきてお父さんやお母さんの顔もしっかりと見るようになります。
何でも口に入れて確認をしたがる月齢ですから、布で作った絵本もいいでしょう。
それ以外に、「ブーブー」「ポッポー」「ゴロゴロ」「ビリビリ」「ガタンゴトン」など、リズムのある擬音語や擬態語がある絵本がおすすめです。

1頃から

1歳を過ぎるとだんだんと男の子らしいもの、女の子らしいものなど好みもはっきりしてきます。
生活習慣にも親しみはじめる頃なので、「動物」「乗りもの」などの子供の大好きなものや、「あいさつ」「歯磨き」「トイレ」「お着替え」など、生活習慣について学べるものがいいでしょう。
この時期は幅広いジャンルとたくさんの絵本に触れさせてあげましょうね。

2歳頃

2歳ぐらいになると、絵本の物語の流れが少しずつ理解出来るようになります。
お友達や大人との会話も成り立つようになりますよね。
シンプルな「起承転結」なら理解しているはずです。

日常生活に即した分かりやすい、シンプルな絵本がおすすめです。
図書館や本屋さんに行き、親子で話しあいながら一緒に選んだり、好きな本を選ばせたりしてみましょう。

3歳から

長いお話にも少しずつ、落ち着いて耳を傾けられるようになってくる頃です。
想像力も養われていきます。
ストーリーのある絵本を選んであげるといでしょう。

この頃は、自己主張もはっきり出てきます。
お子様の好みを尊重して、いろいろな絵本を選んで興味の幅を広げてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんには絵本は大切なものということを優しく丁寧に根気よく伝えていきましょう。

月齢に合った本を選んで、楽しんで絵本を読む子供に成長して欲しいですね。

⇒ 絵本の読み聞かせはいつから始める?コツと赤ちゃんへの効果

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