新じゃがいもは皮ごと食べれることを知らない人が意外に多いようです。
皮ごと食べた方が美味しいと言われるレシピや旬の時期も知りたいですよね。
ただ、皮の緑っぽい部分は食べてはいけません。
要注意です。
そこで、新じゃがいもの皮ごと食べれるおすすめレシピ、旬の時期、緑っぽい部分について紹介します。
参考になれれば幸いです。
では本題に入りましょう。
新じゃがいもの皮ごと食べれるおすすめレシピ
スーパーのじゃがいもコーナーに、通常の茶色のじゃがいもの隣に色白のじゃがいもが並んでいたら、そのじゃがいもは「新じゃがいも」ですよ。
通常の茶色のじゃがいもと違い、手でこすればむけてしまうくらい皮が薄くてやわらかいので、よーく水洗いすれば皮ごと美味しく食べれます。
新じゃがいもは、野菜の中でも皮ごと調理して、そのまま食べられる貴重な野菜なのです。
野菜の栄養やうまみは成分は皮の近くに多く含まれます。
だから、皮ごと食べられる新じゃがは、効率よく栄養を摂れるおすすめの食材です。
でも、それでも皮が気になるという人もいますよね。
そんな時はとても薄い皮なので、包丁やピーラーでむかなくても大丈夫、アルミのたわしなどで少しこするだけできれいに皮がむけちゃいますよ。
時短でうれしい新じゃがの素揚げレシピ
それでは、新じゃがを皮ごと食べるのにおすすめな料理を紹介しますね。
一番適した調理方法は素揚げです。
皮がパリパリになってとってもいい食感で、くせになっちゃう感じです。
素揚げの作り方
1.新じゃがをよく洗い、しっかり水気を切りましょう。
2.洗ったじゃがいもを皿の上に並べて(小10個くらい)ラップをかけ、レンジでチンしましょう。
3.3~4分ほど加熱し、楊枝をさしてスッと通ればOKです。
4.水気をキッチンペーパーなどでとり、高温の油に入れましょう。
5.天ぷらなべの中で、5分くらい、コロコロと様子をみながら転がしましょう。
中はすでに火が通っているので、皮がパリッとすれば完成です。
この素揚げはホクホクしていて塩をふっただけでも美味しいですよ。
この素揚げを次のような料理に利用するのがおすすめです。
・肉じゃがに(煮る時間は短時間)
・そぼろあんかけ
・砂糖醤油をからめる
・田楽味噌でからめる
・バター醤油にからめる
・イカの塩辛をのせる
新じゃがいもの旬な時期はいつ?
新じゃがいもの旬の時期は、春先(早くて2月)~ 初夏(6月頃)です。
通常の茶色いじゃがいもは、冬から春先にかけて植えたものを、秋に収穫して出荷します。
新じゃがいもは、冬に植えたものを春先に収穫し、収穫後貯蔵しないでそのまま市場に出荷するのです。
じゃがいもはアンデス地方が原産国だと知っていましたか?
北海道ではないのです。
暑さを嫌って涼しい気候を好むため、南北に長い日本列島では、場所によって新じゃがの収穫時期が違ってきます。
新じゃがいもの収穫時期
新じゃがいもの収穫時期を紹介しますね。
・2月 ~ 6月頃 九州地区の鹿児島や長崎で収穫されたもの
・5月 ~ 8月頃 関東地区の千葉や茨城で収穫されたもの
・7月 ~ 8月頃 北海道で収穫されたもの
新じゃがいもは、通常の茶色いじゃがいもに比べて、ビタミンCが豊富です。
そして、じゃがいもとして大きく育つ前に収穫するので、皮がやわらかくてみずみずしいのが特徴です。
ただ、水分が多いので保存には向いていないので、買ってきたら早めに食べきるようにしましょう。
新じゃがいもの気になる緑っぽい部分はなに?
新じゃがいもの皮の緑っぽい部分を見かけたら、ちょっと待って要注意です。
「普通に食べれるでしょ。」このような考え方は危険なのです。
絶対に食べないようにしましょう。
緑っぽい部分は、新じゃがいもの芽にも含まれている「ソラニン」です。
ソラニンとは
ソラニンは食中毒を引き起こす成分で、食べてから20分後くらいから次のような症状が現れることがあります。
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛
・脱力感
・めまい
・呼吸困難 など
一般的には軽症なのですが、以前は死亡事故も起こっています。
現在ソラニンの解毒薬は無いので、皮の緑っぽい部分や芽は食べないことで、確実に食中毒を阻止しましょうね。
全体が緑色になっている新じゃがを一つを食べれば死に至る恐ろしいケースもあるので、「少しぐらいなら食べてもいいかな。」という考え方は危険です。
特に小さいサイズの新じゃがいもはソラニン含有量が多いので注意しましょう。
とにかく、じゃがいもの緑色の皮と芽には要注意です。
皮を厚めにむいたり、芽を深めに取り除けば食べる事は可能です。
しかし、少しでも新じゃがが緑色をしていたら思い切って捨てちゃいましょう。
まとめ
新じゃがいもの醍醐味は、皮ごと一口サイズのじゃがいもが美味しく食べれることです。
ビタミンCも普通のじゃがいもに比べて豊富です。
限られた時期に出回る新じゃがいもを今年はおいしく調理して楽しんでみましょう。
まずは、「時短でうれしい新じゃがの素揚げレシピ」を試してみましょう。
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