小学校の入学準備に必要な物リストと用意を始める時期や、ひらがなの読み書きはどこまで進めるものなのかお伝えします。
小学校に入学するにあたって、たくさんの物を準備しなくてはいけません。
うっかりミスをなくすために必要な物リストを作りチェックしていきましょう。
また、ひらがなの読み書きはどこまで出来ていなければいけないのか、気になるところですね。
小学校の入学準備に必要な物をリストにしてチェック
小学校に入学するにあたっては、必要な物チェックリストを作って、買い忘れのうっかりミスがないようにしましょう。
子供と一緒に楽しみながら揃えていくと、子供自身が少しづつ自分は小学生になるんだという気持ちの準備が出てきます。
また、自分で選んだものには愛着がわいて大切に使ってくれますよ。
親の好みを優先して揃えてしまうのは控えましょう。
それでは、チェックリストを紹介します。
\(\color{green}{\fbox{机}}\)
小学校の低学年では、お母さんが家事をしながら子供の様子を見たいこともあって、リビングのテーブルを机代わりにする子供が多いです。
なのであえて用意しない親もいます。
また、最初から机にすわって勉強をする習慣をつけたいと思い準備する親もいます。
どちらにするか、夫婦で話し合って答えを出してください。
\(\color{green}{\fbox{通学用カバン類}}\)
ランドセルは早くから用意を完了している家庭が大半でしょうから、買い忘れはありませんね。
しかし、サイドバックを忘れているお母さんは多いようですよ。
学校指定のものがあればいいですが、ないようなら忘れずに準備するようにしましょう。
\(\color{green}{\fbox{上履き}}\)
学校によっては、足先のゴム部分の色を指定があるので、もう一度確認しましょう。
\(\color{green}{\fbox{筆箱(ペンケース)}}\)
カンペンケースは落としてしまうと大きな音がすることから、低学年では禁止の学校が多いです。
\(\color{green}{\fbox{鉛筆}}\)
鉛筆は必ず、\(\,6\,\)B・\(\,4\,\)B・\(\,2\,\)B、HB などの硬さ(濃さ)の指定があるので、もう一度確認しましょう。
合わせて鉛筆キャップも揃えると良いでしょう。
\(\color{green}{\fbox{はさみ}}\)
子供が扱いやすい大きさの物を選びましょう。
幼稚園などで使用していた、使い慣れた物でもOKです。
\(\color{green}{\fbox{のり}}\)
スティックのりはNGの学校もあるのでしっかり確認しましょう。
\(\color{green}{\fbox{下敷き}}\)
キャラクターの下敷きを子供は欲しがる場合が多いのですが、学校では無地を指定していることもあるのでしっかり確認しましょう。
\(\color{green}{\fbox{消しゴム}}\)
特に女の子は、香りつき消しゴムを欲しがりますが、きれいに消える無地の白色の物にしましょう。
\(\color{green}{\fbox{ものさし}}\)
シンプルで目盛りが見えやすい物を選びましょう。
\(\color{green}{\fbox{色鉛筆・クレヨン}}\)
何色入りを揃えたらいいのかしっかり確認しましょう。
\(\color{green}{\fbox{防犯ブザー}}\)
学校(市町村)で入学祝にプレゼントする地域もあります。
\(\color{green}{\fbox{ハンカチ・ティッシュ}}\)
毎日使うものでなので、何枚か洗い替えを用意しましょう。
\(\color{green}{\fbox{レイングッズ}}\)
子供が自分で扱いやすいシンプルな物を選びましょう。
\(\color{green}{\fbox{シール・ネームペン}}\)
文房具などを買い揃えたら、小学校の場合は文房具に1つ1つに子供の名前をつけます。
しかしこれが大変なんですよね。
お母さんは気合を入れて書かないよ日が暮れてしまうんじゃないかと思うほどです。
文字を書くのが苦手だったり、小さな文字を書きにくい場合は「お名前シール」が便利です。
可愛い名前シールを持ち物に貼るだけなのでとても簡単で、時間が短縮できますよ。
耐水性があるものなどもありますのでインターネットなどでチェックしてみましょう。
インターネットからでなくても、大きな文具専門店で購入することも出来ます。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{幼稚園のお道具箱の中をチェック}}}\)
幼稚園のお道具箱の中をチェックしましょう。
使っていたハサミやのりなどでまだまだ使えるものがあったら、もったいないのでそのまま小学校で使用してもいいものかどうか学校に確認を取ってみましょう。
私の息子の場合ですが、
入学説明会の時にはさみやのり、クレヨンなどの備品販売があったのですが、全て新しく買うものと理解してしまった私でしたが、買ってしまった後で幼稚園で使っていたものを使わせても良いということをがわかり、余計なお金を使ってしまい後悔した思い出があります。
「早く言ってよ!」と当時は思いましたが、こちらから聞いて確認しなかったことがいけなかったと今は感じています。
子供も使い慣れた道具の方がいいに決まっています。
親は落ち着いて、学校に確認した上で本当に必要なものを選んで購入するようにしましょう。
小学校の入学準備はいつから始める?
小学校に入学するにあたって、必要な物のチェックリストを作ったらいつ頃買いそろえたらいいのか気になりますよね。
入学準備は早ければ早いほうがいいんじゃないかと焦っているお母さんもいるようですが、焦ったりしないでくださいね。
\(\large{\color{magenta}{\fbox{焦って購入するのはNG}}}\)
入学準備は子供が通うことになる小学校の入学説明会に出席した後から始めましょう。
公立の小学校では、年明けの1月または\(\,2\,\)月頃に来年度小学校に入学する子供を持つ親のために説明会が開催されます。
その説明会には必ず参加しましょう。
説明会の中では学校での服装や持ち物の決まり、入学前に揃えておいて欲しい物、学校の指定がある物などの詳しい説明があります。
だから急いで、「あれも必要かしら・・・」、「これも必要かも!」なんて焦って購入するのはやめましょうね。
例えば、子供にせがまれてキャラクターものの文具用品を購入しても、小学校の中には、「キャラクターものの文具は禁止。」という厳しいところもあります。
買い直しすることでお金を余計に使ってしまうことになります。
また子供を相当ガッカリさせることにもなってしまいますよね。
最初から「学校には持っていけないから。」と子供に納得させて購入しないのとでは大違いです。
\(\color{orange}{\fbox{値段の高い買い物は前々からリサーチ}}\)
ランドセルや机などの値段の高い買い物は前々からリサーチをしっかりして、親も子供も共に納得できる品を手に入れましょう。
⇒ ランドセル選びのポイントになる素材の特徴とサイズの種類や色の選び方
数年前ですが、友人が「まさかランドセルはなくなることなんてないでしょう。」とタカをくくっていたら、子供の欲しいもの(色)が欠品になっていてアタフタしたことがあると聞いたことがあります。
今のランドセルは色が豊富だから、赤、ピンク、青などと簡単に区分けできないんですよね。
子供の欲しい色のランドセル購入のために数件回ったと聞きました。
年明けで、人気の色はぎりぎりセーフって感じのようです。
特に女の子は色にはこだわりがあるので注意が必要です。
袋物を作るための布も子供と早めにお気に入りを選んでおくといいかもしれません。
「お母さんが作ってくれたこの柄の袋を持って小学校に行くんだ!」と想像できることで、小学校への入学がさらに楽しみになるでしょう。
小学校の入学準備にひらがな読み書きの勉強は必要?
小学校入学までに「ひらがな」だけでも覚えておくようにしましょう。
ひらがなやカタカナは小学校で教えてもらえるので、最低限自分の名前が読めて書ける程度でかまわないと言われています。
しかし、小学校に入学するとひらがなやカタカナに加えて、漢字もおぼえなくてはなりませんよね。
ひらがなだけに時間をかけられなくなってしまう可能性があります。
入学式当日には、教室の黒板に「にゅうがくおめでとう」と先生がお祝いの言葉が書いてあります。
また、下駄箱には子供の名前が貼ってあります。
幼稚園のように、りんごやお花、車などのシールで「あなたの場所はここ。」と親切には教えてはくれません。
まだ全部の文字を教えていないのに、明日の持ち物を連絡帳に書かせたりする先生もいるので、入学したとき鉛筆を初めて持ったようでは子供がかわいそうですよね。
日常の生活のなかで、ひらがな、数字、時計に少しづつ慣れさせることから始めましょう。
子供は興味のあることは大人がびっくりしてしまうほど吸収が早いですから、親は焦ってあまり心配し過ぎないようにしましょう。
ただし、間違っても無理に教え込もうとすると逆効果で、勉強が嫌いになってしまいます。
日常生活のなかで楽しみながらひらがな、数字、時計に関わっていけるようにしましょうね。
まとめ
小学校の入学準備は、小学校の入学準備説明会で必要なものをしっかとり聞き、確認してからそれにそって始めましょう。
「小学校に通う」ことが楽しくなるように、子供と一緒に相談しながら入学準備を始めましょう。
準備は物だけではありません。
心の準備も大切ですよ。
小学校に行きたいという気持ちにお母さんがさせてあげましょう。
⇒ 小学校入学前に親がすべきこと 子供に身につけさせる基本的な生活習慣とは?
無理矢理や威かしは禁物です。
少しづつ慣れさせることから始めましょう。