GWに潮干狩りを家族で楽しもうと考えている人は多いのではないでしょうか。
たくさんのあさりを持って帰るために、どんな道具を準備したらいいのか、あさり取り方のコツや持ち帰り方法も知りたいですよね。
そこで、潮干狩りにあると便利な持ち物リスト、あさりの取り方のコツや持ち帰り方法について紹介します。
参考になれれば幸いです。
では本題に入りましょう。
潮干狩りに必要な道具やあると便利な持ち物リスト
潮干狩りは行く場所によっては、必要な道具のレンタルをしています。
ただ、これから毎年潮干狩りに家族で行こうと考えているならば、レンタルより自分で用意して行った方がお得です。
それでは、潮干狩りに必要な道具やあると便利な持ち物を紹介します。
熊手
熊手は泥を掘る時に使うので、超必須アイテムといっても過言ではありません。
熊手がないとかなりの達人でない限り砂を掘れないでしょう。
大人は先が丸いものは掘りにくいので尖ったものを用意しましょう。
また泥は大変重く、プラスチック製では折れてしまう可能性があるので、持ち手は木製で歯が金属製の忍者熊手がおすすめです。
ただ、刺さると深い傷になってしまうような危険なものもあるので、子供には危なくないプラスチック製のものを持たせておいた方が安心でしょう。
大人も取り扱いには十分注意しましょう。
できたら、1人1本用意しましょう。
取り合いになること間違いありません。
★網状熊手や鋤簾(じょれん)などは禁止漁具と言われる道具です。
・網状熊手
爪と爪の間が網状になって貝がこぼれにくくなっているもの。
・鋤簾(じょれん)
長い柄の先に、網や金属で出来た箱のような物や鉄板を取り付けてあり、貝を一気にとれやすくなっているもの。
大量の貝が簡単に採れやすくなっているこのような道具は、地域によっては禁止されている場合があるので注意しましょう。
禁止されている場所で知らずに使っていると、摘発されるおそれがあるので潮干狩りに行く場所のルールは事前に確認し、くれぐれも注意しましょう。
軍手・ゴム手袋
素手で潮干狩りはありえません。
砂の中の貝は手を傷つけるものもあるし、ガラスの破片が出てくることもあるので危険です。
手先を怪我から守ってくれますよ
軍手の場合はゴムがついているタイプが良いでしょう。
ゴム手袋は爪に砂などが入るのがどうしても嫌という方におすすめです。
バケツ・網
砂から掘った貝は網に入れて持ち歩き、最後に運ぶときバケツに入れるのがよいでしょう。
バケツでの持ち歩きは重いし邪魔になって大変です。
クーラーボックス
クーラーボックスは必須アイテムです。
飲み物やおむすび、お弁当などお昼に食べるものを入れて持って行き、帰りには取れた貝を入れて家に持ち帰りましょう。
取れた貝を持ち帰るのに蓋つきのバケツを使う人もいますが、車の中で水がこぼれたり、水温が高くなって貝が弱ってしまうこともあり得ます。
クーラーボックスならその心配はありません。
また、クーラーボックスは疲れた時の椅子代わりになるので、一石二鳥ですよ。
ペットボトル
2Lサイズのペットボトル数本に水道水を入れて持っていき、あさりや家族の手、足を洗う時に使いましょう。
そして空になったペットボトルには、あさりの砂抜き用の海水をいれて持ち帰ります。
新聞紙
あさりを持ち帰る時に使用します。
簡易チェア
子供連れの潮干狩りにはあると絶対便利です。
また長期戦になると場合、大人の腰痛防止にもなりますよ。
タオル
タオルも必須アイテムです。
汗をふいたり、首の日焼け防止、手拭きや着替えの時にも必要になるので多めに持って行きましょう。
日焼け止めクリーム・帽子
海は日差しをさえぎるものがないので、想像以上に日焼けしてしまします。
日焼け対策と紫外線対策には必須アイテムです。
絆創膏
潮干狩りではちょっとしたケガ(切り傷)をすることがあるのであると絶対に便利です。
ビニール袋
家庭用のゴミ袋(45L)を数枚持って行くと便利です。
着替えした後の汚れたものを入れたり、車のシートの汚れ防止、クーラーボックスのしたに敷いて水漏れ防止にも役立つでしょう。
着替え
大人もどんな状況で洋服を汚してしまうか予想がつかないので必ず1着は持って行きましょう。
子供は汚すのがお約束です。
多めに持っていきましょう。
潮干狩り あさり取り方のコツと持ち帰り方法
潮干狩りであさりをたくさん取るには、満潮干潮の情報をチェックしましょう。
海上保安庁の潮干狩り情報カレンダーがおすすめです。
コチラからごらんください。
潮干狩り情報カレンダーは、5分単位で潮干狩りに適した安全な時間帯を教えてくれます。
あさり取り方のコツ
それでは、潮干狩りを成功させるコツを紹介します。
掘り始める時間
まずは掘り始める時間です。
潮が引いていく時間に、引いていく海水を追いかけるように沖に掘り進みます。
潮の引き始めが掘り始めですね。
干潮になる時間には、持ち帰るあさりの選別を始めるのが理想的です。
掘り方のコツ
次は掘り方です。
あさりはやみくもに掘っても見つけられません。
あさりは砂の中に潜る時に、必ず縦に潜って目(出水管)を水中に出します。
だから砂の上に1~2mm位の小さな穴が見られるので、その辺りを掘りましょう。
掘る深さは3~5cm前後です。
広い範囲を掘って行くのが良いでしょう。
あさりは、ひとかたまりになって住む習性があるので、1個見つけたら約30個ぐらいは周りにいます。
あさりの持ち帰り方法
頑張って取れたあさりの持ち帰り方法を紹介しますね。
真水(水道水)で洗う
あさりは真水(水道水)で洗いましょう。
海水でなく真水(水道水)で洗う理由は次の通りです。
・真水で洗い流すことで、あさりに付着している腸炎ビブリオ菌を殺菌し、食中毒予防になります。
・あさりは真水を嫌がって、口を閉じる習性があるので、鮮度が保たれやすいです。
あさりを洗うときは、真水に浸けたりしないでサッと洗いすばやく新聞紙に包みましょう。
新聞紙に包む理由
新聞で包む理由は次の通りです。
・新聞紙で包むことで温度変化が抑えられます。
・新聞紙で包むことで保冷剤が直接触れずに生きたまま持ち帰れます。
クーラーボックスに海水を張って、あさりを持って帰る方法はおすすめできません。
海水はペットボトルで持ち帰り、家に持ち帰ってから海水で砂抜きをしましょう。
こちらの記事も参考にしてください。
潮干狩りで持ち帰ったあさりの砂抜きや塩抜きの仕方と賞味期限や保存方法
潮干狩りに適した時期や時間帯 何歳からできる?料金システムは?
まとめ
過ごしやすい季節4月後半から5月の中旬は、潮干狩りのベストシーズンです。
アミューズメントパークや大型ショッピングセンターも楽しいけれど、今年はぜひ、家族で潮干狩りに行って見ましょう。
砂浜を走り回るだけでも子供には楽しい思い出になりますよ。
持ち物リストを確認しながら、海上保安庁の潮干狩り情報カレンダーを見て、あさりの取り方のコツを実践してみましょう。