大地震はいつ、どこで襲ってくるかわかりません。

その時、家族全員がばらばらの日中の可能性だって十分にあり得るのです。

そんなもしもの大地震時に備えて重要なのが家族との連絡方法と集合場所になります。
大地震が襲ってくる前に家族でしっかり話し合っておきましょう。

日頃からやっておくことは何か気になりますよね。

そこで、大地震時の家族の連絡方法と集合場所の決め方、日頃の備えでやっておくべきことについて紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

大地震時の家族との連絡方法は?

大地震に襲われた時、まず頭に浮かぶのは大切な家族や愛する人の安否ですよね。

皆さんすぐに、スマホや携帯電話で自分の無事を知らせ、相手の声を聴き安心したいと考えるでしょう。
しかし、大地震に襲われた時は、残念ながらスマホも携帯電話もつながりません。

2011年3月11日の東日本大震災の時がまさにそうでした。

私はその時関東地方に住んでいたのですが、すぐに家族の無事が確認したくて携帯電話から連絡しましたがつながりませんでした。
時間が経過し夜になっても、家族の誰一人として連絡が取れず、すごく不安な思いを経験しました。

 

それでは大地震に襲われた時に、家族の安否確認をどうしたらいいのか、どのよう連絡方法を選んだら良いのかを紹介しますね。

家族との連絡方法は一つではなく、いくつかの方法を準備しておきましょう。

やはり携帯電話といった一つの連絡方法に頼るのでは不安です。

 

つながらなかった場合のバックアップとして、「NTTの災害用伝言ダイヤル171」や「携帯電話の災害用伝言板」、「Facebook」、「Twitter」などのさまざまなツールでの連絡方法を何通りか考えておくのが良いでしょう。

 

普段から各種サービスの操作の仕方に慣れておくと共に前もって、「わが家ではこれ!」というふうに家族内でどのような連絡方法を使うか、優先順位を決めておくのがベストですね。

 

このような決め事と一緒に、スマホや携帯電話の充電が切れた場合を考えて、家族のスマホや携帯電話の番号をしっかりと忘れないよう、手帳などの紙上にまとめて家族全員が常に携帯しておけば安心です。

災害用伝言ダイヤル「171」

災害用伝言ダイヤル「171」とは、NTTが地震や噴火などの自然災害の発生により、被災地への通信が増加し電話回線が混雑してつながりにくい状況になったり、まったく繋がらなくなるなどの事態に備え、被災地域の電話に限定して、サービス提供が開始される声の伝言板です。

災害用伝言ダイヤル「171」は、固定電話、スマホ、携帯電話、公衆電話、PHSから利用できます。

ただ、このサービスは有料なので、公衆電話を使用するための小銭やテレフォンカードを用意しておきましょう。
そして普段から、公衆電話の設置場所を把握しておくことも大切です。

登録・録音・再生の方法

◇被災地にいる人
・被災地にいる人が「171」をダイヤルします。

・音声の案内に従って【】を押して、自宅などの電話番号を市外局番からダイヤルすると、メッセージ(1伝言約30秒録音可能)を吹き込む事ができます。

・録音されたメッセージは48時間(2日間)保存されます。

 

◇被災地のいる家族の安否を確認したい人
・被災地のいる家族の安否を確認したい人は、「171」をダイヤルした後【】を押し、吹き込んだ人と同じ電話番号を市外局番からダイヤルする事でメッセージを聞く事ができます。

 

安否確認する場合の電話番号(例えば自宅)は家族でしっかり決めておく必要があります。

災害用伝言ダイヤル「171」の体験利用提供日

災害用伝言ダイヤル「171」は体験ができるので家族で一度利用しておくと良いですね。

体験利用提供日を紹介します。

・毎月1日 または 15日
00:00 ~ 24:00

正月三が日
1月1日 00:00 ~ 1月3日 24:00

・防災週間
8月30日 9:00 ~ 9月5日 17:00

・防災とボランティア週間
1月15日 9:00 ~ 1月21日 17:00

災害用伝言ダイヤル「171」の提供条件

・伝言録音時間(30秒)

・伝言保存期間(体験利用期間終了まで)

・伝言蓄積数(電話番号あたり20伝言)

携帯電話による災害用伝言板サービス

携帯電話による災害用伝言板サービスとは、携帯電話会社が提供するサービスです。
いずれの携帯電話会社でも、トップページに「災害用伝言板」というメニューがあります。

登録・再生の方法

・それぞれの携帯電話会社のメニューから入ります。

・案内に従って操作する事により、自分の安否についての情報を100文字程度のメッセージとして登録する事ができます。

安否を知りたい人の携帯電話番号を入力して安否確認をしましょう。

 

※会社によって使い方が少しずつ異なりますので、あらかじめしっかり家族で確認しておきましょう。
また、スマホや携帯電話のバッテリーは消耗品なので、簡易充電器などを普段から準備しておく必要があります。

NHKの安否情報放送

大規模な自然災害が発生した場合は、NHKで「安否情報放送」を行います。

この放送で、「個人の安否」や「避難所ごとの避難者の氏名や住所」を知る事ができます。
また、遠く離れた被災地域以外の人が、被災地内にいる家族や知人の安否を確かめることもできます。

放送依頼や問い合わせの方法は、安否情報放送の中で知らされます。

その他SNSなど

SNSとは、Twitter・Skype・Facebookなどです。

2011年3月11日の東日本大震災のとき、Twitterへの書き込みで安否確認ができたという話が話題となり、SNSの利用が注目されています。

SNSは家族の安否確認だけでなく被害の情報収集にも役立ちますが、信憑性のある情報かどうかを見極める必要があります。
全てを鵜呑みにしてはいけませんね。

大地震時の家族との集合場所は?

大地震時の家族との集合場所は、具体的にピンポイントで決めておきましょう。

まずは自宅ですよね。
しかし、自然災害時は何が起こるか分かりません。

 

自宅から避難しなくてはならない可能性もあります。

自宅から避難する必要がある場合は、自宅近くの学校を待ち合わせ場所として決めるのが良いでしょう。
そして待ち合わせ場所で確実に家族と会えるように、約束事を決めておくことをおすすめします。

避難所には大変多くの人が集まるので、簡単に会えないことが予測されます。
ただ「〇〇学校に集合。」ではなく、「〇〇学校の校庭のジャングルジムの前に集合。」などというように、具体的な場所を指定しておきましょう。

さらに、その場所に集合する時間も決めておくとさらに良いでしょう。

 

例えば、
朝の9時と午後の3時に集まろう。

・約束の朝の9時と午後の3時に20分過ぎても来なかったら次の時間に集まろう。

 

このように、家族が来るまで何時間も何日間もそこで待ち、疲れ果ててしまうことがないよう、待っている人の待ち疲れや不安といった負担を軽減することも重要です。

また、帰宅困難で自宅になかなか帰れないという家族にとっても、朝の9時までに待ち合わせ場所にたどり着くことが難しければ、焦らずに午後3時を目指して行動することができます。

大地震に備えて日頃からやっておくことは?

万が一もしも大地震が襲ってきたら、パニックにならないように冷静に落ち着いて行動できるように、日頃から大地震に備えてやっておくことはなにかしっかり家族で話し合い確認しましょうね。

家族が集まる場所

家族が集まる場所を具体的に決めて、実際に全員で行き確認しておきましょう。

例えば、学校の校庭のジャングルジムの前 など

地域の避難場所

大地震は昼夜かまわずいつ襲ってくるかわかりませんよ。
地域で指定されている避難場所に、実際に昼と夜、家族全員で歩いて行き確認しておきましょう。

また、ブロック塀などが崩れて道をふさいでしまい通ることが出来なくなる可能性もあるので、複数のルートを確認しておきましょう。

勤務先もしくは学校からの徒歩での帰宅ルート

勤務先もしくは学校からの徒歩での帰宅ルートを確認しておきましょう。

出来るならば、実際に歩いてみてルート上に危険個所がないか、途中でトイレや休息をとれる場所があるかなど、確認できたらさらに安心できますよね。

家族全員の情報メモ作成

家族全員の情報メモを作成しておきましょう。

また、持病があり薬を服用している場合は、薬の名前などを把握しておきましょう。
万が一、具合が悪くなったときやけがをした場合にも役に立ちます。

財産リストの管理

財産リストを作成して、安全性の高い金庫などに保管しておきましょう。
まとめておくと地震に限らず自然災害時にはとてもに立ちます。

・マイナンバー

・運転免許証番号

・自動車登録番号

・パスポート番号

・印鑑登録証番号

・基礎年金番号

・クレジット番号と紛失時緊急連絡先

・銀行口座番号と緊急時連絡先

・生命保険・損害保険・自動車保険の証券番号と保険会社の連絡先など

まとめ

備えあれば憂いなしです。

この場所は大丈夫だろう。
まだ大丈夫だろう。
このように思いたい気持ちは誰でもあります。

しかし、大地震はいつどこに襲ってくるのか想像もつきません。

突然襲ってくるのが大地震と考えて、油断禁物です。

こちらの記事も参考にしてください。
地震が来た時家の中や外にいるときの対応と家に備えるものや対策は?
避難準備、避難勧告、避難指示の違いと準備&行動 避難命令は?

家族全員が同じ意識を持ち、もしもの時に落ち着いて行動できるよう、普段から「わが家に決め事」相談しておきましょう。