一人暮らしを始める際に洗濯機は必要かな?と悩んでいる人もいるようですが、一人暮らしに洗濯機は必要ですよ。
おすすめ容量や購入時の注意点についてお伝えします。
近くにコインランドリーがあればいらないような気がすると思われるのもわからないではありませんが・・・
一人暮らしに洗濯機は必要?
一人暮らしを始める際にはたくさんの家電製品を購入することになります。
予算にも限りがあることから、不必要はものは極力購入したくないと思うのは良ーくわかります。
住居の近くにコインランドリーがあったら、「洗濯機はどうしよう、電気代や水道代もかかるし必要あるのかなぁ~?」とふと思っちゃいますよね。
しかし、一人暮らしに洗濯機は必要ですよ。
それはどうしてなのかを確認しておきましょう。
コインランドリーの方がお金がかかる
自宅で洗濯するより、コインランドリーで洗濯をする方がお金がかかってしまいます。
●コインランドリーの場合
コインランドリーは洗濯と乾燥が別料金なので、洗濯だけコインランドリーでして、自宅に干すことにしましょう。
一般的にコインランドリーの洗濯1回当たりの価格は200~400円程度です。
仮に300円としてみましょう。
年間は約52週あって、洗濯を週2回したとするとコインランドリーの年間使用料金は、300円 × 104回 = 31,200円となります。
●自宅の洗濯機の場合
■水道代
一般的に全自動洗濯機の場合、
毎回約50リットル程の水を使用します。
年間は約52週あって、洗濯を週2回したとすると、
洗濯 + すすぎ2回 = 合計150L使用します。
150L × 104回 = 年間水道使用量15,600L
水道料金は地域によっても異なりますが、排水処理費も含めるとだいたい1L当り0.2~0.4円です。
洗濯機の年間水道代は、15,600L × 0.4円 = 6,240円となります。
■電気代
一般的に、縦型全自動洗濯機の1回当たりの電気代は、約2~3円といわれています。
年間は約52週あって、洗濯を週2回したとすると洗濯機の年間電気代は、3円 × 104回 = 312円となります。
自宅での洗濯機による年間洗濯費用は、水道代 6,240円 + 電気代 312円 = 6,552円となります。
コインランドリーの年間使用料金31,200円と、洗濯機による年間洗濯費用6,552円だけを見てみると洗濯機の方が断然お得です。
ただ、ここに洗濯機本体(30,000円~50,000円)の価格が加わるので最初の1年目は洗濯機の場合の方が高くなってしまうんですが、
しかし、洗濯機は長年使えるので2年目、3年目になれば元は取れるんです。
コインランドリーまで行くはとても面倒
金銭的なことの他にも洗濯機をおすすめする理由があるのです。
思っている以上に、コインランドリーまで行くはとても面倒だということです。
雨風の日、暑い夏、寒い冬など、洗濯のためにわざわざ外に出て行くのは辛いですよ。
車でないとキツイです。
時間も無駄になります。
また、防犯面から考えてもおすすめできません。
コインランドリーで洗濯している時、洗濯終了まで待つのはとても退屈です。
一度家に帰ればいいと思うかもしれませんが、これこそ時間の無駄。
洗濯機中を勝手に覗いて下着を盗まれるなどの盗難があるとも言われています。
家で洗濯できたなら、洗濯している間に寝ていたっていいんですからね。
このようなことから、洗濯機は家ににあった方が断然便利で時間を有効活用でき、安全そしてお得なのです。
【私の場合】
実は以前、自宅の洗濯機が故障したことがありました。
新しい洗濯機が来るまでの10日間、コインランドリーを使ったことがありますが本当に大変でした。
お金も思った以上にかかりました。
また、それよりなにより洗濯が終了するまで待つ時間が、とてももったいないと思ったのです。
あの時に自宅で洗濯できることは幸せなことなんだと思いましたよ。
一人暮らし用の洗濯機のおすすめの容量は?
「一人暮らし用の洗濯機の容量は小さくていいな。」こんな風に考えている人は多いのではないでしょうか。
実際、息子が一人暮らしを始める時、母親の私もそう思いコンパクトな洗濯機を最初は見て回りました。
でも、一人暮らしの時って主婦のように毎日洗濯する時間はないんですよね。
週末まとめ洗い洗いする人が多いんです。
だから、コンパクトな容量の小さい洗濯機ではなく、洗濯容量7kgのファミリーモデルがおすすめです。
まとめ洗いにはもちろんですが、シーツや毛布なども一度に洗うことを考えると便利です。
洗濯機は「大は小を兼ねる」と思って正解ですよ。
容量の小さい洗濯機で、週末のまとめ洗いで2回回すことになったらお金(電気代・水道代)も時間ももったいないですよ。
容量が大きい洗濯機だと水を大量に使うからと心配する人がいるようですが、今の洗濯機は洗濯物の重さを計って自動で水量を調整してくれるから、4kgでも7kgでも大きく使用する水量にさほど差はないのではないでしょうか。
このようなことから、洗濯機の本体価格の問題と置き場所さえクリアできれば容量の大きい方を選びましょう。
⇒ 一人暮らし冷蔵庫のおすすめサイズ 値段の安いものや中古でもいい?
冷蔵庫選びの参考にしてください。
さらに容量の大きさ以外でおすすめしたい機能を紹介しますね。
【簡易乾燥機能付き】
簡易乾燥機能では送風しか出来ませんが、それでも干す時間が短縮されるので梅雨時などは便利です。
【ドライモード(おしゃれ着洗い)付き】
これは絶対に必要な機能です。
クリーニングに出さなくてもOKになります。
夏の薄手のシャツ・ブラウス・ワンピース・ズボン・ジャケット・冬のセーター・カーディガンなどの洗濯に重宝します。
全部クリーニングに出していたら、お金がもちませんからね。
一人暮らしで使う洗濯機の購入時の注意点
一人暮らしで使う洗濯機の購入時は次の点に注意しましょう。
●静音性
一人暮らしの場合、週末以外で洗濯するとなるとどうしても夜にしか洗濯ができないという人も多いので静音性は要チェックです。
脱水時の音は響きやすいので、お隣さんなどから苦情が出ては大変ですもんね。
動作音は45dB以下のものを選びましょう。
これなら、小雨やささやき声程度の大きさの音です。
●洗濯機と洗濯機置き場の寸法
「この洗濯機がいい。」と気に入って購入しても、洗濯機置き場に入らなければ意味がありません。
しっかり洗濯機と洗濯機置き場の寸法を確認しましょう。
【洗濯機設置場所に防水パン(枠)がある場合】
防水パンの内寸と排水溝の位置(左右)を確認しましょう。
【洗濯機設置場所に防水パン(枠)がない場合】
通路やベランダなどに設置する設定になっている住宅もまたまだたくさんあります。
縦・横・高さや周囲の突起物の確認をしましょう。
●水道の蛇口の形状
全自動洗濯機の給水ホースは圧力ホースを使用しているので、蛇口にジョイントをしっかり固定しなければなりません。
適合しない蛇口や長年使用して傷んでしまった蛇口にはジョイントを取り付けられない場合があるので必ず確認する必要があります。
スマホや携帯、デジカメなどで撮影した蛇口の画像をお店の店員さんに見てもらい確認してもらうようにしましょう。
まとめ
一人暮らしに洗濯機は必要です。
洗濯機の本体価格の問題と置き場所さえクリアできれば容量は大きい方がいいでしょう。
おすすめは7kgです。
動作音は45dB以下のものを選び、洗濯機と洗濯機置き場の寸法と水道蛇口の形状を確認しておきましょう。
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