敬老の日の花のプレゼントは定番や花言葉で選んで 4つの贈るスタイル

敬老の日の花のプレゼントは定番の花や花言葉で選ぶのがおすすめです。
4つの贈るスタイル(花束・アレンジメント・鉢植え・ブリザーブドフラワー)のメリット、デメリットについてお伝えします。

敬老の日(9月第3月曜日)これで迷うことはありませんね。

敬老の日のプレゼント 定番のお花は?

敬老の日の定番のお花は秋の代表的なお花の一つ「りんどう」です。
りんどうは9月に旬を迎え、花言葉は「正義感」「誠実」「愛情」です。

敬老の日にぴったりですよね。

「敬老の日の定番のお花ってなに?」とイメージさえわかない、「敬老の日に定番のお花なんてないんじゃない?」と思っている人も多かったのではないでしょうか。
母の日はカーネーション、父の日は黄色いバラといった定番のお花がありますが、敬老の日の定番のお花は広く伝えられていませんからね。
でも、敬老の日にもしっかり定番のお花は存在していますよ。

敬老の日にお花を贈って喜んでもらいたいと考えているはは多いですよね。
私も敬老の日のプレゼントで何にしようか迷った時は、お花を贈っていました。

お花をプレゼントしてもらう機会ってそうはありません。
通常、自分のためにキレイで高価なお花を買うという選択肢は男性も女性もほとんどありません。
だからプレゼントでお花を贈ってもらうってとっても嬉しいものなんです。

敬老の日の定番のお花が「りんどう」な理由

敬老の日の定番のお花がなぜ「りんどう」なのか確認しましょう。

これには諸説あるのですが、大きくわけて2つの由来があります。

由来 1

りんどうの根っこは竜胆とも呼ばれる漢方薬の一種です。
健胃剤などとして効き目が高く重宝されてきたため、おじいちゃんやおばあちゃんへの「長寿の願い」が込められています。

由来 2

聖徳太子の時代に「冠位十二階制度」という12段階の位が定められていた中で、紫色は最高位「徳」の人しか身につけることができませんでした。
このことから、紫色は高貴な色とされていたため「尊敬する人に」贈る色として使われています。

そうです、りんどうは紫色です。

この2つの由来からもわかるように、おじいちゃんやおばあちゃんの「健康や長寿を願って」、年を重ねてきたことへ「尊敬の気持ちを込める」敬老の日にりんどうはピッタリなのです。

ちなみに、
りんどうは普通花びらが全部紫色ですが、白と紫のコントラストが美しい「白寿(はくじゅ)りんどう」があります。
「白寿」というのは99歳のお祝いのことなので、この「白寿りんどう」は敬老の日に長寿を祝ってプレゼンするのにふさわしいと人気のお花です。

敬老の日にお花のプレゼント 花言葉で選ぶなら?

りんどうも素敵な由来のあるお花だけれど、その他にもおじいちゃんやおばあちゃんの健康や長寿を願い、尊敬や感謝の気持ちを伝えるお花は他にもありますよ。

「花言葉」から、お敬老の日にふさわしいおすすめのお花を紹介しますね。

「尊敬」の気持ちを伝える花

バラ(白)

【花言葉】尊敬
バラは「愛」を象徴する花として広く知られていますが、中でも白いバラの花言葉は尊敬なので、おじいちゃんやおばあちゃんへの「愛と尊敬の気持ち」を込めて贈るのにピッタリです。

ただ、白一色だとちょっと寂しい感じがするので、可愛い色のお花とミックスするのがおすすめです。

ユリ

【花言葉】威厳
威厳と聞くと何となく近寄り難いというイメージがあるかもしれませんが、「落ち着きのある」という意味も含まれていますよ。

華やかですが気品を感じるユリは、美しさ清らかさが感じられるお花です。

「感謝」の気持ちを伝える花

ダリア

【花言葉】華麗・優雅・威厳
ダリアは何しろゴージャスで気品溢れる大輪のお花です。
特に、白いダリアの花言葉は「感謝」「豊かな愛情」です。

ダリアにはいろいろな色やタイプがあるので、ミックスして花束にするとさらに素敵です。

カスミソウ

【花言葉】親切・感謝
白く小さく可憐なカスミソウは、花束で大輪のお花を引き立てる脇役のイメージです。
だからなおさらいいのです。
目立たないけれど常に縁の下の力持ちで、陰ながら応援して支えてくれていたおじいちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えるのにふさわしいお花といえます。

あなたの好きなお花と一緒にカスミソウを入れてみるのはどうでしょう。

「長生きしてね」の気持ちを伝える花

千日紅(せんにちこう)

【花言葉】色あせぬ愛・不朽
花期がとても長く、乾燥しても色が変わらないことから千日紅(せんにちこう)や千日草(せんにちそう)と呼ばれています。
花の色も見ていて元気になりそうな赤や紫などはっきりした色なので、「長生きしてね」という意味をこめて贈るにはピッタリです。
 

アマンサラス

【花言葉】不老長寿
別名「ヒモゲイトウ」とも呼ばれています。
色づいた葉がなかなか落ちない寿命が長いお花なので、「不老長寿という花言葉がついています。

珍しいお花なので普段お店に置いていないかもしれません。
気になるようなら事前にお花屋さんにお願いしておくといいかもしれません。

敬老の日の花のプレゼント 4つの贈るスタイル(花束・アレンジメント・鉢植え・プリザーブドフラワー)

贈るお花の種類がきまったら、次はどんなスタイルにするか決めましょうね。
花束・アレンジメント・鉢植え・ブリザーブドフラワーなど主なスタイルは4つです。

それぞれのメリットやデメリットを確認しましょう。

花束で贈る

メリット

・ボリュームが一番出るので見た目はとてもゴージャスになります。
色々なお花と組み合わせることができます。
 

デメリット

・花束に合った花瓶が必要になります。
・毎日お水を変える手間がかかります。

アレンジメントで贈る

メリット

・スポンジの部分に水を注ぐだけでいいので手入れが簡単です。
色々なお花と組み合わせることができます。

デメリット

料金が少しだけ高めになります。

鉢植えで贈る

メリット

長い期間楽しんでもらえます。
育てていく楽しみを味わってもらえます。

デメリット

・手入れを怠ると枯れてしまう可能性があるのでプレッシャーになるかもしれません。
植え替えや肥料が必要になるので手間がかかります。

プリザーブドフラワーを贈る

メリット

・枯れることなく美しく咲き続けます
・水やりなどの手入れは必要なしです。
・軽いので場所移動の時など持ち運びが便利です。

デメリット

お値段が高いです。
湿気に弱いです。

まとめ

お花には人を癒す力があります。
そして、誰でもお花をもらったら嬉しく笑顔になり、お部屋も明るくなでしょう。

お花が持つ花言葉にはそれぞれ意味があるので、贈る時には「このお花の花言葉はね!」とお話すれば会話もはずみ、さらに喜んでもらえることでしょう。

 ⇒ 敬老の日に介護施設のおばあちゃんへのプレゼントは?メッセージは?

おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔を思い浮かべながらお花選びを楽しんでください。