お散歩中に大きな枇杷(びわ)の木を発見し、幼いころ母に「枇杷は体にいいのよ。」と言われたことを思い出しました。

そういえば昔は近所から熟れた枇杷を頂いては食べていましたが、最近はスーパーで見ることがほとんどです。

枇杷にはどのような栄養や効能があるのか、旬はいつなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、「枇杷の木を庭に植えるのは良くない。」とも言われています。

そこで、枇杷(びわ)の栄養と効能や旬の時期、枇杷の木を庭に植えるのは良くないと言われる理由について調べてみました。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

枇杷(びわ)の栄養と効能

枇杷の木は家庭に1本あれば「医者いらず」と言われ、実の90%近くは水分でできているためとてもジューシーな果物です。

枇杷の実の栄養成分

・β-カロチン
・β-クリプトキサンチン
・果物特有の糖質
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・葉酸
カリウム
・マグネシウム
・カルシウム
・ポリフェノール
・鉄分
・リンゴ酸
・クエン酸
・鉄分 など

これらの成分を見て、母が「枇杷は体にいいのよ。」と言っていたことに納得してしまいました。

でも、これで終わりません。
なんと、枇杷は葉にも栄養成分を含んでいるのです。

枇杷の葉の栄養成分

・ブドウ糖などの糖類
・アミグダリン
・タンニン
・サポニン など

枇杷の効能

実多く含まれるβ-カロチンは、体内でビタミンAに変わり、キレイなお肌を作り、体の粘膜の保護をしてくれます。
喉や肺など呼吸器系統を守り、髪の健康維持にも効果が期待できるとされています。

カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出します。

ビタミンB、クエン酸、リンゴ酸疲労回復に良いとされています。

鉄分は、貧血を防ぐのに効果があります。

ポリフェノールには抗酸化作用があるので、ビタミンCとともに美肌免疫力をアップが期待できます。

 

また昔から、風邪で熱が出て咳や痰が出て胸が苦しい時には、生の枇杷を食べると良いと言われ、特に咳がひどいときには、枇杷の果汁に葉と氷砂糖を加えて弱火で煮詰めたものを飲め喉や肺を潤し咳を止める効果があるとされています。

枇杷の花の利用方法

また枇杷の花の咲く時期は冬なのですが、この花も風邪に良く効くと言われています。
ちょうど風邪にかかりやすい時期なので、風邪を引いたときの咳止めや鼻水止めに利用すると効果的です。

枇杷の花10gを水に15分ほど浸したものを毎日2回飲めば、風邪による鼻水や頭痛が改善され、花をハチミツに浸けたものを蒸して食べると、咳を止める効果が期待できるとされています。

枇杷の葉の薬効

葉を枇杷茶にしてお茶がわりに毎日飲めば、風邪の予防、疲労回復、食欲増進、利尿など効果が期待できます。

夏の時期の暑気あたりには、びわ茶を冷やしたものにハチミツを加えて飲むと効果があるようです。

枇杷茶の作り方

作り方はいたって簡単です。

・葉の表面のうぶ毛をよく落としとってきれいにしてから、陰干しにして手でもんで細かくしたら完成です。

また煎じた汁で湿布するとあせもや皮膚炎の改善にも力を発揮し、煎じ汁はお風呂に入れて入浴剤としても利用できます。

 

実際に、知人がお孫さんにあせもが出来た時、庭に植えてあった枇杷の葉を使い治したとお聞きしました。
初期のあせもにはほんとにいいらしいのです。

枇杷は実が美味しく、たくさんの栄養成分があり、花や葉にも薬効としての役割がある凄い果物です。

びわの旬の時期はいつ?

初夏の5月~6月、もうすぐ夏がやってくる頃が旬の時期です。

しかし、近年はハウス栽培が進んでいることもあり、1月頃にハウス物の早生種が長崎から出回り始めたり、茂木びわも3月頃から並び始めます。

枇杷はとても繊細な果物なので長期保存ができません。
購入するときは鮮度の高そうなものを選びましょう。

目安は産毛です。
なるべく産毛が濃いものを選びましょう。
産毛が薄い、取れてしまってるものは鮮度が落ちていることを意味します。

旬の時期に木に生っている完熟した枇杷をガブリと食べられた昔は幸せだったなぁ~ と今になって思う今日この頃です。

 

食べた後の種を育ててみるのも楽しいですよ。
しっかり芽が出てくるんです。
こちらはわが家の種を植えて1年たった枇杷たちです。

⇒ 枇杷(びわ)を食べた後に種を植えると芽が出る?時期と育て方は?

参考にしてください。

枇杷の木を庭に植えるのは良くないと言われるのはなぜ?

一家に1本枇杷の木を植えておくと、発熱、炎症、ケガなどに役立つということで、「医者いらず」と言われています。
しかし、「枇杷の木を庭に植えるのは良くない。」とも言われているのはどのような理由からなのでしょう。

実際、枇杷の木を庭に植える事には問題はないのです。

枇杷の木は常緑広葉樹なので、成長すると大きな葉を広げる大木になることから、庭を薄暗くするので陰気な感じになり、日照や通風を妨げます。
また葉が肉厚で、風が吹くとすれて嫌な音を出します。

このようなこともあって、家の敷地が広けれ影響ないけれど、あまり広くない庭には向いていない木なのです。
落ち葉や毛虫と言った問題も生じてくるので、植えるのであれば川の近くなどの水分が多めで、良く日の当る場所が良いとの事です。

これとは別に枇杷の木を植えると病気や不幸になるという話もあるようです。
しかし、これらもすべて風説です。

裏を返せば、枇杷の木は「医者いらず」の素晴らしい木なんだということが良くわかる風説を紹介します。

枇杷の木を植えると病気や不幸になるという風説とは

・その1
成長すると大木となり、大きな葉によって庭や家屋が薄暗く、通気が悪くなるのが原因で病気になってしまうという。

・その2
昔から、枇杷は実の部分以外にも葉などを薬効成分として使用していた為、 寺の境内や病人のいる家で薬代わりに育てていました。
しかしそのことから、
「寺にあるような木が一般の家庭にあるのは縁起が悪い」
「病人がいる家にはびわの木がある」
「びわの木があると病気になる」

・その3
庭に枇杷の木を植えていたら、薬効成分を求めて病人がやってくるようになり、家に病気を置いていかれ家族が病気になる。

・その4
庭にびわの木を植えていたら、薬効成分を求めて沢山の病人が家を訪れるようになり、周りから「病人の家」と言われてしまう。

・その5
びわの薬効成分を利用して利益を上げていた者が 、一般の家庭でびわを植えられてしまうと価値が薄れて儲からなくなると考え、「びわは縁起がよくない木だ。」というデマを流した。

・その6
医者も薬効成分を心配して不吉な話のデマを流した。

まとめ

「医者いらず」と昔から言われていたびわの効能にはビックリしてしまします。

敷地が広ければ枇杷の木を育ててみたくなりますね。

美味しく嬉しい栄養素がたくさん含まれている枇杷をぜひ食べてみましょう。
購入するときは産毛の濃い新鮮なものを選びましょう。

⇒ びわの美味しい食べ方&おすすめの保存方法と簡単な皮のむき方

参考にして美味しく食べてくださいね。