2021年に厄年をむかえる男性と女性の年齢と厄払いに行く時期や初穂料の金額の相場についてお伝えします。
厄年は、はるか昔から根付いてきた風習で必ず誰にでも訪れます。
2021年 厄年の年齢(男性・女性)
厄年は運が悪かったとかではなく、はるか昔から根付いてきた必ず誰にでも訪れる風習なんです。
厄年は男性と女性では年齢に違いがあるんです。
さらに、前厄・本厄・後厄と3年間も続くというのですからビックリですよね。
■前厄とは
前厄とは厄年(本厄)の前年のことで、これから少しづつ厄年に向かっていく期間で、この前厄に入ることを「厄入り」ともいい、本厄についで慎むべき年とされています。
■本厄とは
本厄とは厄年そのもので、3年間の中でもっとも慎むべき年になります。
■後厄とは
後厄とは厄年(本厄)の次の年のことで、徐々に厄のおそれが薄らいでいく年とされていて、後厄は厄が終息する期間となるので、「厄晴れ」とも言われています。
【数え年とは】
厄年は数え年で計算されるので気をつけましょうね。
最近では数え年はあまり使われていません。
馴染みが薄いので戸惑う人は多いです。
数え年とは、お母さんから生まれた時点で1歳と数え、その後、元旦を迎えるたびに+1歳(年をとる)になる数え方です。
男女それぞれ何歳のときに厄年がくるのか確認しましょう。
男性の厄年
42歳は本厄(もっとも大きな厄年)となります。
●前厄 24歳 ・ 41歳 60歳
●本厄 25歳 ・ 42歳 ・ 61歳
●後厄 26歳 ・ 43歳 ・ 62歳
2021年(令和3年)男性の厄年対象者
●前厄
【24歳】1998年生まれ(平成10年)とら
【41歳】1981年生まれ(昭和56年)とり
【60歳】1962年生まれ(昭和37年)とら
●本厄
【25歳】1997年生まれ(平成9年)うし
【42歳】1980年生まれ(昭和55年)さる
【61歳】1961年生まれ(昭和36年)うし
●後厄
【26歳】1996年生まれ(平成8年)ねずみ
【43歳】1979年生まれ(昭和54年)ひつじ
【62歳】1960年生まれ(昭和35年)ねずみ
女性の厄年
33歳は本厄(もっとも大きな厄年)となります。
●前厄 18歳 ・ 32歳 ・ 36歳 ・ 60歳
●本厄 19歳 ・ 33歳 ・ 37歳 ・ 61歳
●後厄 20歳 ・ 34歳 ・ 38歳 ・62歳
2021年(令和3年)女性の厄年対象者
●前厄
【18歳】2004年生まれ(平成16年)さる
【32歳】1990年生まれ(平成2年)うま
【36歳】1986年生まれ(昭和61年)とら
【60歳】1962年生まれ(昭和37年)とら
●本厄
【19歳】2003年生まれ(平成15年)ひつじ
【33歳】1989年生まれ(平成元年)へび
【37歳】1985年生まれ(昭和60年)うし
【61歳】1961年生まれ(昭和36年)うし
●後厄
【20歳】2002年生まれ(平成14年)うま
【34歳】1988年生まれ(昭和63年)たつ
【38歳】1984年生まれ(昭和59年)ねずみ
【62歳】1960年生まれ(昭和35年)ねずみ
厄年の厄払いに行く時期はいつ?
厄年の年齢が確認出来たところで、次は厄払いに行く時期はいつがいいのか確認しましょう。
厄年は数え年で数えるので、その年の1月1日から厄年に入ったことになるので、元旦から厄払いや厄除けをしてもらうことができますが、いつまでに行かなくてはいけないという決まりなどはないですよ。
厄払いに行くタイミング
決まりはないと言われてもこれまた困りますよね。
次のようなタイミングで厄払いに行く人が多いです。
厄払いに行くタイミングは人それぞれですよ。
■新年の初詣に行ったついでに厄払いを行う
■鬼を払う(=厄を払う)という意味をかけて節分に厄払いを行う
■誕生日や都合のつく日、大安などのお日柄を選んで厄払いを行う
ただ、大きな神社や寺院では「厄除大祈願祭」などと称して、ある一定の期間を厄払いの時期として設けているところも少なくありません。
厄払いに行く際は、必ずHPなどで確認したり電話で問い合わせてみましょうね。
前厄・本厄・後厄 3年間行くべき?
厄払いは、前厄・本厄・後厄全ての3年間行くべきなのか疑問に思う人もいますよね。
大厄と言われている本厄だけではダメなのか?
とっても気になりますよね。
前厄・本厄・後厄の3年間厄払いをするにこしたことはありませんが、 必ずしも全てしなければならないという決まりはないそうです。
本厄の年のみ厄払いをする方も多いようです。
あなたのその時の気持ちで決めてみてはいかがでしょうか。
厄年行う厄払いの金額(初穂料)の相場は?
厄払い(厄除け)をしていただくには、祈願料(初穂料)が必要です。
祈願料の金額は、それぞれの神社や寺院によって異なります。
大きな神社や寺院であれば事前に、5,000円・7,000円・10,000円などと金額の明示されているところが多いですよ。
事前にHPで確認したり、電話などで問い合わせてみましょう。
しかし神社や寺院によっては、問い合わせても「金額はお気持ちで。」と言われる場合もあるようです。
こんな場合は困ってしまいますよね。
一般的にはとなっているので、5,000円あたりがお包みするのに無難な金額です。
包む金額の多い少ないによって、祈祷の内容や効能が異なることはありません。
では何が違うのかです。
それは、ご祈祷の回数(その場1回のみの祈祷か、何日間か続けての祈祷される など)や授与物などご祈祷後にいただくお札の大きさが変わってきます。
ただ祈願料の多い少ないに関係なく、神様にお供えするものですから出来るだけ厄払いの祈願料には新札を用意するようにしましょう。
⇒ お年玉に新札を使う理由と折り方に決まりはある?入手方法で銀行以外には?
新札は銀行や郵便局で両替してもらえますよ。
先日郵便局で両替してもらいましたが、手数料などかかりませんでしたよ。
ただし、郵便局へ両替してもらう場合は本局など、規模の大きなところへ行きましょう。
実は、いつも利用している近所のこじんまりした郵便局へ最初に行ったのですが、「新札はありません。」と断られてしまいました。
現在は本局とされる大きい規模の郵便局(ゆうちょ銀行)で新札に両替してもらえません。
先日、他の銀行でお願いしますと断られてしまいました。
まとめ
厄年は、なんとなく悪いイメージが強いですが、人生の中で、精神的、身体的、社会的に節目をむかえることによって、自分自身を見つめなおす良いチャンスでもあります。
厄払いは気持ちの問題であるかもしれませんが、気になる人は真摯な気持ちで神仏の前に立って、厄払いをして頂き、良い運気を運んでもらいましょう。
そのあとはあまり気にせずに、心を落ち着かせて健康に気をつけて過ごしましょうね。
厄年はその後の人生をより良くするために必要な過程と考えるのが良いのではないでしょうか。
⇒ 厄年に厄払いは必要?喪中の場合は?関東でおすすめの神社や寺院
関東でおすすめの神社や寺院です。
参考にしてください。