プールの授業や水遊びが小学校や幼稚園、保育園で始まると、水着は毎日使用するようなります。
「プール使用後の水着は毎日洗濯する必要がある?」と思うお母さんは少なくないでしょう。
どうせまた明日濡れるし、洗ってもなかなか乾かないというのが原因の一つでもありますよね。
そこで、プール使用後の子供の水着を洗濯する頻度や洗濯方法、早く乾かす方法を紹介します。
参考になれれば幸いです。
では本題に入りましょう。
プール使用後の子供の水着は毎日洗濯する?
近年プールは夏の暑い季節だけのものではなくなりましたね。
幼児の頃からスイミングスクールなどに通っている子供も多いので、そうすると夏場はスイミングスクールと幼稚園、保育園、小学校でのプールで水着は毎日使用してることになるのではないでしょうか。
そんな中、「どうせまた明日プールに入れば濡れちゃうんだし、今から洗っても意外に乾かないし、プール使用後の水着は毎日洗濯する必要があるのかな?」と感じているお母さんも少なくないようです。
水着は毎日毎回洗いましょう
しかし、プールは塩素で消毒されています。
だったら余計に「塩素消毒されているなら、子供たちがこのプールで使用した水着は毎日毎回洗わなくてもいいんじゃないの?」と言われるかもしれませんね。
このように思っているお母さんはちょっと待ってください。
このような考えは「そうですね。」とうなづけるものではありません。
水着を塩素で消毒されているプールの水を含んだままにしておくと、変色したり生地を傷めてしまう原因になってしまいます。
水着にはポリウレタンという生地が使われていて、塩素にとても弱いのです。
だから、水着をキレイに長持ちさせるためにもプールで使用した後は毎日毎回洗いましょう。
水着を洗わないで乾いてしまったら
水着を洗わずそのまま置いておき乾いてしまうと、それはそれはとっても臭くなっちゃいます。
実は私、
昔、昔その昔の小学生のとき、水着を学校に忘れちゃったことがありました。
明日もプールだっていうのにと母にすごく叱られたことをおぼえています。
翌日のプールの時間は地獄でしたよ。
水着は生乾きだわ、すっごく臭いわ、友達には「この臭いは何?」と笑われるし・・・
何一つ着る側の子供に良いことなんてありませんでしたよ。
だから必ず、毎日毎回洗っていい香りの水着をお子さんに着せてあげてくださいね。
そうそう、巻きタイプのタオルのことを忘れていました。
巻きタイプのタオルも毎日洗って、清潔なもので身体を拭くようにしましょう。
水着の洗濯方法と干し方
プールから上がったら、濡れた水着は脱いだらすぐに水洗いするのが一番いいのです。
しかしそれが子供に出来るようになるには、小学校に3年生以上でしょうか。
幼児や小学生に、濡れた水着は脱いだらすぐに水洗いしなさいと言ってもそれは無理な話ですね。
なので、プールから上がる時は必ずシャワーを浴びてくることを子供に約束してもらいましょう。
必ずシャワーを浴びるということは水着のためだけでなく、子供の身体を清潔に保つことにもなるので、子供にもわかるようにお母さんが最初に説明するといいでしょう。
水着の洗濯方法
基本的に水着の洗濯は、脱いで直ぐに洗えるのなら洗剤を使わずにぬるま湯で手洗いするだけで十分です。
しかし、プールから上がってすぐにぬるま湯で手洗いができる場合は少ないですよね。
子供たちが家に帰りお母さんが子供の水着をバッグから出すころには、塩素の匂いがプンプンと鼻についてしまうのでこの場合は洗剤を使って洗濯しましょう。
手洗いする場合
使用する洗剤は中性洗剤、おしゃれ着洗いといわれている洗剤がおすすめです。
1.洗い桶にぬるま湯(水でもOK)とおしゃれ着洗いを入れ、チャチャッと簡単に押し洗いをしてすすぎます。
2.洗い終わったら脱水です。
バスタオルに水着を挟んで、上から押さえて水気を取りましょう。
水着を直接ギュッと絞ったり、洗濯機の脱水に長くかけるのはおすすめできません。
生地がいたんで、伸びてしまうことがあるからです。
3.形を整えて陰干しにしましょう。
肩紐をハンガーにかけてしまうと水着の重さでダラ〜ンと伸びてしまう可能性があるので、脇の部分を二つに折ってハンガーにかけるのがおすすめです。
洗濯機で洗う場合
1.必ず洗濯ネットに入れて手洗いコースで洗いましょう。
ネットに入れないと伸縮性が弱くなってしまいます。
2.使用する洗剤は中性洗剤、おしゃれ着洗いといわれている洗剤がおすすめです。
日頃使っている酵素が入っている洗剤や、蛍光剤入り洗剤は避けましょう。
3.洗い終わったら脱水です。
バスタオルに水着を挟んで、上から押さえて水気を取りましょう。
水着を直接ギュッと絞ったり、洗濯機の脱水に長くかけるのはおすすめできません。
生地がいたんで、伸びてしまうことがあるからです。
3.形を整えて陰干しにしましょう。
肩紐をハンガーにかけてしまうと水着の重さでダラ〜ンと伸びてしまう可能性があるので、脇の部分を二つに折ってハンガーにかけるのがおすすめです。
水着の洗濯方法のNG
水着の洗濯方法のNGを紹介します。
・乾燥機やドライヤーを使用して乾かすのは絶対に避けましょう。
水着の素材は熱に弱いので生地が傷んでしまいます。
・固くギュッと絞るのはやめましょう。
水着が型崩れしてしまいます。
・日の当たる場所に干すのは止めましょう。
水着の色が褪せて生地が傷んでしまいます。
・水着を長時間洗濯機の中に入れたままにしないようにしましょう。
水着が傷んでしまいます。
水着を早く乾かす方法は?
通常子供が家に水着を持ち帰ってくるのは夕方になります。
明日もプールとなると、お母さんは急いで洗濯をして夜の間に乾かしたいですよね。
乾かなかったからといって生乾きの水着を子供に持たせるわけにはいきません。
だからNGとは知りつつもドライヤーを使用して乾かすお母さんは少なくないのです。
そこで、水着を早く乾かせる方法を紹介しますね。
1.洗濯を終えたら、通常通りバスタオルに水着を挟んで上から押さえて水気を取りましょう。
この時さらにしっかり脱水したい場合は、乾いたバスタオルに水着を挟んで、そのまま洗濯ネットに入れて洗濯機で1~2分脱水します。
このようなやり方なら、生地を傷めるのを防ぐことができます。
2.風のある日ならば、一晩外に干しておきましょう。
風のある日ならば水着は朝に乾いています。
3.夜中外に干すのは心配だったり、雨が降っている時は、室内の扇風機やクーラーの風に当てながら乾かしましょう。
「風」があたる場所にハンガーに水着をかけて、その水着に風が通り抜けるように工夫して乾かせば数時間で乾かすことができますよ。
プール用の巻きタオルは2枚用意する
プール用の巻きタオルは乾きにくく乾かすのは大変です。
水着と違いサイズが合わなくなって、来年は使えないようなことはないですから洗い替えに2枚用意しておきましょう。
ちなみに、3枚は必要ありません。
毎日毎回洗濯していれば2枚で十分ですよ。
まとめ
水着の洗濯はお風呂に入る時にチャチャッと洗う癖をつけちゃうとさほど苦になりません。
洗濯機で洗うより短時間で出来ます。
小学校の高学年になったら子供に自分で洗うことを教えるのも良いでしょう。
それまでは、子供には帰ってきたらすぐにプールバッグから水着を取り出す習慣を身につけさせるようにし、お母さんが洗濯してあげてくださいね。