籠(カゴ)バッグは夏のイメージが強いですが、いつからいつまで持てるものなのか、育てていく楽しみも味わえると言われているお手入れ方法と保管方法もお伝えします。
やまぶどうやあけび、竹などの自然素材で編まれた籠バックは一気に女性らしいオシャレな雰囲気に変身できるアイテムですよ。
籠(カゴ)バッグはいつからいつまで持てるの?
籠(カゴ)バッグは夏に活躍するファッションアイテムというイメージがありますよね。
特にやまぶどうやあけび、竹など自然素材で編まれた籠バックは見た目も涼しくて、籠バッグを持つだけで一気に女性らしいオシャレな雰囲気に慣れちゃうから嬉しいアイテムと言えますよ。
自然素材の籠バッグは、たくさん使っていけばドンドン変化して育てていく楽しみがあるのですが、「夏の間だけしか持てないから・・・」と残念に感じている人が多いようです。
そんな天然素材の籠バッグはいつからいつまで持っていいものなのか紹介しますね。
籠(カゴ)バッグは一年中OK
「夏の間だけしか持てないから・・・」なんて残念に感じる必要はありませんよ。
籠(カゴ)バッグは一年中OKなんです。
実は私も籠バッグは夏というイメージをもっていたのですが、ここ数年、冬に籠バッグを持ってる人を見かけたことがあったんです。
「素敵!冬でもいいの?」感じたので以前籠バッグを購入したことのある販売店に行ってお店の人に聞いてみました。
「籠バッグはいつからいつまで持てるですか?」
お店の人の答えは「一年中使用しても大丈夫ですよ。 可愛がって育ててくださいね。」だったんです。
籠バッグは夏に持つという決まりはないんです。
勝手に「籠バッグは夏。」というイメージは捨てちゃいましょう。
●冬には持てないと考える人の場合
冬には持てない。だって「北風が吹いている寒い日、厚手のコートに夏と同じ籠バッグを持つのは不釣合いでしょ?」と考える人もいますよね。
その場合、いつから持つようにしたらいいのか・・・
涼しげなイメージがあるから暑い夏に使用する人が多いのですが、お気に入りの籠バッグはもっと早くから持つようにしましょう。
居住地にもよります4月頃から段々と暖かくなってきますよね。
近年は温暖化の影響もあって3月にお彼岸過ぎには暑いくらいの日だってあります。
だから、桜が咲く頃の4月を目安に持ち始めましょう。
季節を先取りするのはオシャレの醍醐味ですからね。
それでも不安と思う場合は、ファッション雑誌や店頭にたくさんの籠バッグが出始める頃を目安に判断しましょう。
これなら間違いはありませんね。
【籠バッグはいつまで持てるの?】
冬には持てないと考える場合、桜が咲く頃の4月を目安に持ち始めたらいつまで持つのがいいのか気になっている人もいますよね。
この場合、お天気や気温によって決めましょう。
持ち始めはいつからと同じように考えると、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる9月の中旬くらいまでは籠バッグを使ってもいいのではないでしょうか。
●冬でも持ちたいと考える人の場合
おしゃれな籠(カゴ)バッグだもん、冬でも持ちたいと考える人も少なくないですよね。
そんな場合は、季節感を忘れないで冬らしい籠バッグに変身させて持つようにしましょう。
例えば、
ファーやウール、レザーで持ち手やふたをアレンジするとグッと冬らしくなり、これがまたおしゃれ上級者って感じなんですよ。
友人はファーでふた代わりにしてとっても素敵に使っています。
私は籠バッグに使えるようなファーは残念ながら持っていないので、持ち手にレザーを使いウールのチェック柄のストールをふたにして持っています。
自画自賛と言われそうですが、これがまたいいんですよねー
是非、夏に持つ時とは一味違う工夫をしておしゃれを楽しんでくださいね。
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籠(カゴ)バッグのお手入れ方法
自然素材で作られた籠バッグは使い込むほど表面にツヤが出てくると言われています。
翌年に良い状態で使用するためにも、普段からお手入れをしましょう。
それでは、籠バッグのお手入れ方法を確認しましょうね。
一部では、汚れや水分が籠バッグに浸透するのを防ぐために防水スプレーをかけておくと良いと言われているようです。
しかし、これはちょっと待った!
私が籠バッグを購入した時、在店されていた作家さんに「自然素材ですから籠バッグには防水スプレーをかけないでくださいね。」と言われたんです。
作家さんが言うのですから、防水スプレーはかけない方がいいですよね。
作家さんにの教えて頂いた籠バッグのお手入れの基本は次の通りですよ。
●ホコリを取り除く
籠バッグのお手入れで一番大切なことはホコリを取り除くことです。
どうしてホコリなのか気になって聞いてみたところ、ホコリをつけたままにしておくとそのホコリが湿気を吸ってしまうそうです。
そしてその湿気からカビが生えてしまうことがあるとのことでした。
納得ですよね。
使用した後には毎回ブラシをかけるのがベストと言っていました。
【使用するブラシは?】
使用するブラシは何を使ったら良いのかも気になりますよね。
このブラシに関しても、細くてしなやかな馬毛がいい、洋服用のブラシがいいなどさまざまな意見があるようです。
私は亀の子だわしで軽くブラッシングしています。
また細かい所に入ったホコリは歯ブラシを使って取り除いてます。
これも在店されていた作家さんからお聞きしたことを実践しているのです。
高級なブラシをわざわざ買う必要はありませんよ。
要はホコリを取り除くことが出来ればいいんですから。
■ブラッシングでの注意点
やみくもにブラッシングするのはNGです。
ゆっくり丁寧に籠バッグの編み目にそってブラッシングをしましょう。
雑なブラッシングをすると籠バッグのささくれが出来てしまいます。
またそのささくれて洋服を傷めてしまうかもしれませんからね。
●素手で触れる・なでる
スッキリとブラシでブラッシングしたら、自分の手のひらを使い触れたり撫でたりしてあげましょう。
これも在店されていた作家さんからお聞きしたことです。
常に触れたり撫でていると、自分の手のひらが持つわずかな油脂が少しづつ籠バッグに浸透して自然な形で色艶に変化が出てくるそうですよ。
これが籠バッグを育てるということなんですね。
実際、私の籠バックも少しづつ色の変化が現れてきているような気がします。
【水濡れしたときは】
ちょっと雨に濡れた程度では心配ないそうです。
ただ、びしょぬれになったり水浸しになってしまうと形が歪む原因となるので、お天気が妖しい日は持つのを控えた方が賢明ですね。
ちょっと雨に濡れたような場合は次のような対処を行いましょう。
・乾いたタオルで濡れた部分を押さえるようにして水分を拭き取る。
・平らな場所に置いて自然乾燥させる。
間違ってもドライヤーなどで急激に熱などを当てる、逆さにして乾かすことは止めてくださいね。
水分で膨張したり伸縮性が出てくる可能性があるとのことです。、
籠(カゴ)バッグの保管方法
籠(カゴ)バッグの保管に湿気はNGです。
直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管しましょうね。
ホコリがつかないようにと、空気を通さないビニール袋などに入れて密閉した状態で保管してしまうとかえってカビ発生原因になるので要注意です。
不織布などの袋か箱などに入れておくのがベストと言われています。
ただ、在店されていた作家さんが話されていました。
「せっかくの籠バッグなので直射日光の当たらない部屋に置いて小まめにホコリ落としながら、ときどき触れたり撫でたりしてあげていた方が籠バッグは喜ぶと思いますよ。」と。
だから、私はいっそ飾っておくのが一番いいと考え一年中お部屋に置いて中に小物を入れています。
使う時には中のものを出せばいいだけですから。
まとめ
籠バックは一年中持ち歩いて大丈夫です。
ただ、冬に持つことが気になるのであれば、初夏の日差しを感じ暖かくなってくる4月頃から残暑が残る9月中旬までがいいでしょう。
水浸しにならないよう注意して、ブラッシングと自分の手で撫でながら優しく育てましょう。
シーズンオフの保管は、直射日光の当たらないところで、インテリアとして活用するのが籠バッグにとっても嬉しい事のようです。
⇒ 麻素材(リネン)の服の特徴と洗濯方法 いつまで着れる?冬でもいいの?
リネンも夏というイメージを持っている人が少なくありませんが、こちらも一年中OKなんですよ。
参考にしてくださいね。