蜂の巣を作らせないために市販のスプレーは効く?作る場所や時期

毎年、暖かくなってくると「ブーンブーン」と音を出して飛んでいる蜂をよく見かけます。

蜂の巣を作らせないために市販のスプレーは効くのでしょうか。

見かけた場所が、自宅の周りや庭だったら、心配でいたたまれません。
自宅のどこかに蜂の巣ができていたら、とても怖いですね。

蜂はいつどのような場所に巣をつくるのでしょう。

そこで、蜂の巣を作らせないために市販の専用スプレーに効果はあるのか、蜂が好んで巣を作る場所や時期について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

蜂の巣を作らせないために市販のスプレーは効く?

蜂は一度巣作りをすると、その場所に執着して巣を壊してもまた作り直すといいます。
そして毎年、毎回同じ場所に巣を作るのです。

蜂は本当に執念深いというか、怖く恐ろしいですね。

だから、蜂の巣が小さいうちにと駆除したとしても、数日後にはまた同じところに巣を作り始めているということが少なくないようです。
本当にビックリですが、珍しいことではないようです。

毎年、繰り返し巣を作られ、その都度駆除して注意していたにもかかわらず、不意にをつかれて蜂に刺されてしまったら、こんな悲しいことはありません。

そのような悲しいことにならないようにするためには、蜂の巣は絶対に作らせない、蜂が巣を作りかけたらその時に市販の専用スプレーで拡大を防ぐことです。
これが大事です。
これしかありません。

市販の専用スプレーは効きますよ。

市販の専用スプレーを活用しましょう

蜂の巣を作らせないための専用のスプレーが販売されています。
この市販の専用スプレーを活用しましょう。

蜂の巣を作らせないためには、市販の専用のスプレーは定期的に噴射しなくてはいけません。

毎年、蜂の巣を作られて困る場所や蜂の巣が出来そうな場所に、あらかじめ予め定期的に噴射するのです。

蜂の巣をつくらせない、蜂をその場所に寄り付かせない効果は、1回の噴射で約2週間持続します。

しかし、1回噴射してしばらく蜂の姿を見なくなったからといって、ここで安心してはいけません。
この先も定期的に噴射することが重要です。

噴射した薬の効果は、風や雨の影響で薄れてしまうので、こまめに噴射することがポイントになります。

市販の専用スプレー以外のもので効果を出すには

ツルツルとした素材のテープやブルーシート

ツルツルとした素材のテープブルーシートなどでも予防することは可能です。

赤ちゃんがいる家庭では、強い成分の専用スプレーは使いたくないというお母さんもいることでしょう。

ツルツルとした素材のテープを壁に貼って蜂の巣が作れないようにしたり、壁にシートをかぶせて覆ったり予防をしてみるのも一つの手かもしれません。
ツルツルと滑る壁に対して、蜂も蜂の巣を作ることは不可能です。

ただこの2つの作戦は、見栄えがとても悪いです。
また、シートに隙間が出来ていたりテープが取れてしまったらアウトです。

やるなら見栄えが悪くてもお構いなしで徹底的にやらないと、予防効果はなかったという悲しい結果に終わる可能性があります。

蜂が好む「甘い香り」を排除

蜂が好む「甘い香り」は家のまわりに置かないようにします。

蜂は甘い香りにとても敏感で、甘い香りを求めて集まってきます。

具体的に「甘い香り」とは、どのようなものを指すのか紹介します。

ジュースなどの飲食物、
花の蜜
シャンプー
香水 など

香りに引き寄せられてその一帯に蜂が漂っていると、その後蜂の巣を作られてしまう可能性は高くなります。

甘い香りがする物は外には絶対置かない、果物の木などにも配慮は必要ということです。

蜂が攻撃性を感じる「濃い色」「汗の臭い」を排除

蜂は、濃い色を見た時、人間の汗の臭いを察知した時に、敵が近づいてきたと思い寄ってきます。
蜂が攻撃してくるような色をみにつけたり、汗の臭いを漂わせないようにきをつけましょう。

⇒ 蜂が人間を攻撃する理由と狙われやすい色 刺されない服装対策は?

参考にしてください。

市販の専用スプレーを活用し、さらに蜂の特性を知り蜂を寄せ付けるような物を置かない、香りは漂わせない、刺激は与えない対策をとりましょう。

蜂が蜂の巣を好んで作る場所

蜂が巣作りを始める場所は次のような条件揃ったところになります。

雨よけができる

空間がある程度開いている

水気がない

一般的に、巣作りに絶好のスポットは家の軒下天井裏床下です。
オオスズメバチに至っては、土の中に巣を作ります。

このスポットと言われている家の軒下天井裏床下定期的に市販の専用スプレーを噴射すれば最大の防御になりますね。

蜂が蜂の巣を作る時期

女王蜂が自分の巣を作り始めるのは5月頃です。

しかし、巣を作り始めて1ヶ月くらいは、中に女王蜂と幼虫しかいません。

このタイミングで巣を発見した場合は、ラッキーです。
簡単に取り除くことができます。

初期のうちに作りかけの巣を壊して、巣のあった場所をごしごし洗っておけばOKです。
念の為に、専用スプレーを巣のあった壁にたっぷり吹きかけておくとさらにいいでしょう。

巣作りの大まかなサイクル

巣作りの大まかな1年のサイクルを紹介します。

5月頃から巣をつくりはじめます。(3~4カ月かけて巣を大きくます)

8月~9月頃が巣のピークになります。

10月に入ると、新女王蜂が生まれ雄蜂が増えて繁殖のため巣を離れていきます。

11月を過ぎると、女王蜂以外の働き蜂はここで全ての役目を果たしてみんな死んでしまいます。(女王蜂は、次の年に自分の巣を作りに備え越冬します。)

まとめ

蜂の巣を作らせないためには、市販の専用スプレーが一番効果があります。
しかし1回噴射したからといって安心はできないので、定期的に噴射しましょう。

風や雨の影響で効果は薄れてしまうので、こまめに噴射し続けることが重要です。

蜂の特性を知り、蜂を寄せ付けるような物を置かない、香りは漂わせない、刺激は与えない対策を実行しましょう。

万が一蜂に刺されてしまった場合、
⇒ 蜂に刺された時放置しても大丈夫?お風呂やお酒はどうしたらいい?

こちらの記事を読んで参考にしてください。