「さんま」は秋の代表的な魚です。

塩焼きで大根おろしと合わせて食べるのが最高に美味しいですよね。

ただ、骨を取ったりグリルの後片付けが面倒だから、つい生さんまではなく、さんま缶詰を買ってしまう方も多いようです。

しかし、さんま缶詰に生さんまのような栄養はあるのでしょうか。
どのような食べ方をしたらさらに美味しいのでしょう。
また、毎日食べても大丈夫でしょうか?

そこで、さんま缶詰の栄養とおすすめの食べ方、毎日食べて大丈夫なのかを紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

さんま缶詰に栄養はあるの?

さんま缶詰は、なんと言っても美味しいですよね。

また、さんまのしたたれ落ちる脂でグリルを汚さなくてすみます。
グリルの後片付けが苦手の人にはこんな嬉しいことはありませんね。

そして、旬に関係ないので一年中同じ味が保証されていて、お値段も比較的お安いのもポイント高いでしょう。

さんま缶詰は、美味しいばかりでなく、色々重宝に使えるので人気がありますが栄養面ではどうなのでしょう。
生さんまに比べて栄養成分はないようなイメージを持っていませんか?

 

こちらの記事も参考にしてください。
さんまの素晴らしい栄養成分や効能に注目!旬と美味しい見分け方は?

 

それでは、さんま缶詰の栄養成分について紹介しますね。

さんま缶詰の栄養成分

生さんまには素晴らしい栄養成分が含まれていますが、それに比べて「さんま缶詰」には栄養成分が含まれていないのではないかと思われがちですが、そんなことはありません。

さんまの缶詰には、普通に調理する生さんまに比べて特定の栄養成分が多く含まれているんです。

カルシウム

私たちの体は、カルシウムを毎日摂取する必要があります。
一日あたり、成人男性では650mg、成人女性では600mgを目標値としています。

魚の骨にはカルシウムが豊富に含まれているので、魚の骨を食べる事で効率良くカルシウムを摂取できます。
しかし通常は、魚の骨はキレイに取り除いてたべています。

ここでおすすめなのが、さんま缶詰です。

さんま缶詰は、加圧加熱殺菌処理によって太い骨まで柔らかくなっているのでとても食べやすいのです。
骨がのどに刺さったらどうしようなんて心配する必要はありません。

さんま缶詰を代表する、「味付けさんま」や「さんまの蒲焼き」には、カルシウムが約220mg(100g中)含まれているので、さんま缶詰を1個を食べれば一日に必要とするカルシウムの3分の1を摂取できることになります。

ビタミンD

ビタミンDは摂取しにくい栄養成分と言われていますが、「さんまの蒲焼き」には12μg含まれています。

一日に必要なビタミンDは5.4μgとされているので、「さんまの蒲焼き」を1缶食べると十分過ぎるビタミンDが摂取できます。

そして嬉しいことにビタミンDは、カルシウムの吸収を手助けするたいせつな役割を持っているのです。

鉄分

さんま缶詰を食べることで、魚類に多く含まれている鉄分も摂取できます。

さんまに含まれている鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれ、体内で吸収されやすいというメリットがあります。

不飽和脂肪酸

近年注目されている不飽和脂肪酸の「DHA」と「EPA」は人間の体で作ることができません。
外部から摂取するしかない貴重な栄養素なのです。

この貴重な栄養素「不飽和脂肪酸のDHAとEPA」が、さんま缶詰には豊富に含まれています。
(通常1缶200gの中に、DHAは1927mg、EPAは1320mg)

※不飽和脂肪酸のDHAとEPAは、血液中の余分な脂肪分をとりのぞくことができる優秀な栄養素です。

さんま缶詰のおすすめな食べ方

さんま缶詰は缶から出して、そのまま食べるのももちろん美味しいです。
しかし、ちょっと一手間かけるとさらに美味しくなり、見かけも豪華になります。

おすすめの食べ方を紹介しますので、ぜひ今晩試してみましょう。

大根おろしと合わせて

ピリッとした大根おろしとさんま缶詰の相性はバツグンです。

缶詰の味が濃くてちょっと苦手と思う方も少なくないようですが、大根おろしと合わせてみましょう。
濃いと感じた味はどこかへ行ってしまい、絶妙な味になりますよ。

さらにお醤油を数滴かけると味が引き締まり、ご飯にかけても食べてもそのまま食べても美味しいです。

きゅうりと合わせて

さんまの蒲焼き1缶に薄く刻んだきゅうりを合わせましょう。
きゅうりの水分が缶詰の甘辛さに絡んで、こちらも濃いと感じた味はどこかへ行ってしまい、絶妙な味になりますよ。

さらに、刻み生姜や大葉を合わせると最高です。
ご飯にのせて何杯でも食べれちゃいます。

サラダに混ぜて

サラダに混ぜてみましょう。

缶詰の濃い目の味付けされたタレをドレッシング代わりに使うことで、ドレッシングは不要です。

いつもとは一味違ったサラダになります。

さんま缶詰を毎日食べて大丈夫?

さんま缶詰にも栄養成分がしっかり入っているとわかったら、美味しいし、グリルの後片付けはいらないし、ひと手間かければ色々な食べ方ができるので、毎日でも食べたくなっちゃうでしょう。

しかし、加工して保存に重点を置く缶詰は油や塩分を多く使用しているので、普通に生さんまを調理するよりも、さんまの缶詰の方が断然味が濃いですね。
あまり頻繁(毎日)に食べると腎臓障害や高血圧などの病気を引き起こす恐れがあるので注意しましょう。

栄養もしっかり含まれているし、単価が安いことから節約になるし、色々重宝に使える優れものだとしても、頻繁(毎日)に食卓に上げるのはやめておきましょう。

また、缶詰物にはどうしても化学調味料や食品添加物が入っています。
そして調理済みということは砂糖や塩分も含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。

さんま缶詰は常に食卓に上げる物ではなく、手間や時間が無いときやもう一品欲しいときに利用するのが賢い使い方です。

多くても週1程度がいいのではないでしょうか。

まとめ

さんまの缶詰にもしっかりと栄養成分は含まれています。

そのまま食べれるし、ひと手間加えることで豪華な料理に変身するし、色々重宝に使える優れものですが、毎日食べるのは腎臓障害や高血圧などの病気を引き起こす恐れがあるので注意しましょう。

手間や時間が無いときや、もう一品欲しいときに賢く利用しましょう。